世界一過酷なツアー!?ダナキル総集編
〜 The Planet Journey 惑星をめぐる旅 ~
このコピーが、ツアーから帰った日にふと頭に降りてきて、
訪れた場所がそれぞれ、思い描く星のイメージにぴったり重なって!
惑星になぞって、断片的にシリーズでお届けしてきたダナキルツアー、
今回はピースを全て繋げた、ツアー総集編です!!
このツアーの存在を知ったのは、旅の初期のイラン。
6月はじめのマシュハドにて。
宿で出会った旅友に、気が早いながらも、これから訪れるアフリカルートのレクチャーを受けていて、
大変だけど行くべきだよ!とオススメされていたのが、このダナキルツアーでした。
ダナキルに行く事を心に決めたあの日から半年以上が経ち、
ついにエチオピアに足を踏み入れ、
念願叶ってツアーに参加する事になったのです!
アフリカに近付くにつれて分かったのですが、このツアーは日本人に大人気!!!
エチオピアに来る長期旅行者は、かなりの確率でダナキルをルートに組み込むんじゃないかな。
私の少し先を行く友人は、ダナキルには日本人がたくさんいたよって言うし、
アジスアベバからメケレにやってきてチェックインしたSetiホテルでも、
「ちょうど今日ツアーから帰ってきましたよ〜」というすれ違いの日本人に会ったし。
ここまでは単独行動の私だったけれど、
メケレに来てしまえば当たり前に日本人がいて、
誰かしらが同じツアーに参加するはずだと信じて疑わなかったのですが。
蓋を開ければ、大人数の参加者の中、日本人は私ただ一人!!!
え・・・寂しい〜〜〜(>д<;)
それでも、
一人参加の女の子も数名いたし、
紛れ込んだ東洋女にみんな優しく話しかけてくれて、
楽しい4日間を過ごすことができました♪
メケレには数々のダナキル行きツアーオフィスがあるみたいですが、
今回利用した会社は「エチオトラベル。」
価格は人数による変動制で、3泊4日のツアーでだいたい一人400〜600USドルが相場みたい。
旅の足は、トヨタのランクル!
私が乗り込む6号車のメンバーは、チェコ出身のヴィエラとオールドリッチご夫妻。
とても優しくて、私を二人の子どものように可愛がってくれました!
そしてドライバーは、エチオピア人のイブラハム!愛称イブラン。
なんといっても彼が素晴らしかった!!!
ドライビングテク、ホスピタリティ、仕事ぶり、
どれをとってもパーフェクトで、面倒見抜群!!
私たちは安心して、彼に身をゆだねてツアーを楽しむことができました♪
そして、
今回、オフロードを幾度となく走るのですが、
ランクルに惚れた・・・ヽ(*´Д`*)ノ
砂漠も、水の張った塩湖も、ありえないほどのガタガタ道も、
イブランはハンドルを軽々と操り、その操作に応えながら、私たちをどこまでも運んでくれるランクル。
勇ましくて、頼もしくて、かっこよかった〜!
さすが日本が誇るトヨタ!!!
ちょっとだけ、ランクルが欲しくなっちゃいましたよ・・・★
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さて、
ツアー1日目は、移動、移動、
こんな景色を眺めながら、ひたすらドライブ。
お昼過ぎ、小さな村に立ち寄ってランチ休憩。
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乾いた喉をまずは潤して!
あ、コーラやビールは、ツアー代にはNot including。
別途有料になります。
この日のランチは、野菜の煮たのと白ご飯。
村の女性たちがご飯を用意してくれました。
このお母さんのワンピースが可愛くてパチリ!
村の男たちが囲んでいた食事、これが例のインジェラってやつか!!!
エチオピア人の主食。
テローンと布切れみたいな灰色の物体。
見た目雑巾味はゲロ、とは旅人の間で有名なインジェラの形容!
これについては、後ほど・・・。
この村では、特にやる事もないまま、かなりの時間を費やしました。
結構暇な時間も多いダナキルツアー。
子どもたちと遊んだり、
村をお散歩したり。
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こんな小さな村にも、銀行はあるのです!
それにしても、辺境のこの村。
娯楽がなく、電気や水道もままならず、世界から遮断されたような場所で、
人々は何を思い、日々を暮らしているのだろう。
日本とはかけ離れた生活が、目の前にはありました。
でも、こういう暮らしをしている人たちは、世界中にたくさんいる!
日が傾くのを待って、ようやく移動再開。
この日のメインスポット、水星へ!!!
アフリカのウユニ!?
水鏡がどこまでも広がる塩湖を訪れました。
このグループは、南アフリカからやってきた大学生の仲間だそうで、
はしゃぎすぎて水がユラユラ揺れちゃっていますが★
完璧に水面に反射する夕焼けを、生まれて初めて見ました。
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この日の夜は近くのキャンプスペースで、
簡易ベッドにマットレスを敷いて、寝袋にくるまって眠ります。
ディナーはパスタとスープとパン、だったかな?
夜は灯りの元が自分の懐中電灯しかないので、暗すぎてご飯の写真を撮れなかったのです。
歯磨きを済ませて、ゴロンとベッドに転がります。
今朝は早起きしたはずなのに、なかなか眠りに付けなくて、
満天の星空を眺めながら、あまりにも暇なので、考え事ばかり。
日本の事を思い出してみたり、自分の過去や未来に思いを馳せたり、グルグルグルグル妄想したり。
それでも全然眠くならないから、
ダナキルの星空に向かって、まわりの人たちの幸せを祈る事にしました!
一人ひとりの友人の顔を思い浮かべながら、みんなそれぞれが望んでいた事を、私が代わりにお願いごとしておこう♪
流れ星も何個も見たし!
きっと叶いますように〜って。
(実際ツアーから帰ったら、二人友人から立て続けに待望の妊娠の報告が!!
ダナキルの神様にお祈りした効果ありやなっ♪←!?)
そんな事をしているといつの間にか眠りに落ちてはいたものの、
ほぼ寝付けなかった野宿1日目。
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2日目。
朝早く起こされて、
朝ご飯はこんな感じ。
卵、パン、トマト、フルーツ。
そして、今日も移動。
次に向かうは、ダロール火山。
灼熱の中、絶景を目指しトレッキング。
カリブ出身のマリオン。彼女、かっこ良かったな〜(´ω`*)
不思議なキノコ岩ゾーンを通り抜けて、
金星に到着!!!
見た事もないカラフルな絶景が目の前に広がっていました。
お昼は昨日と同じ村に立ち寄って、
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みんなでお食事。
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そしてまた、移動。
今夜宿泊する村を目指して。
到着!
2日目は、民家のゲストハウスに泊まらせてもらいます。
と言っても、半分は室内のベッド、半分はおもての土間にマットレスを敷いて野宿。
年配の方たちが屋内に入り、私はお外組。
結局3日間、野宿でした・・・。
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夕飯の前に、人なつこい村の子どもたちと手を繋いで、滝までお散歩!
子どもたちは元気元気!エネルギーの塊だなっ!!
滝で行水する人たちもいました。
なんせ私たち、3日間シャワーなんて浴びれない状況なのですから!
冷たそうだから、さすがに滝に突っ込む勇気は、私にはなかったけれど・・・。
この日のディナーは、なんと例のインジェラ!!!
暗すぎて、ディナーの写真を撮る事はできませんでした。残念!
私にとってはこれが、エチオピアの旅の中で、最初で最後のインジェラ体験となるのでした。
見た目雑巾→灰色のペラペラが、まるでボロ雑巾のよう。
味はゲロ→発酵させてあるから、酸っぱい味がする。
すごい!このコピーを考えた人!すごいよ、絶妙だよ!!!笑
このインジェラに、おかずやペーストを乗せていただく。
まぁ、不味くはないんですけどね、うまくもない、という。
自ら注文する事は、その後一切ありませんでした(*^▽^*;)ゞ
夜はイスラエル人グループの大合唱!!!
今回のツアー参加者はイスラエル人がすごく多くて、彼らのパワフルさを何度も見せつけられました。
ヘブライ語で数字の数え方を習ったり、ユダヤ教について教えてもらったりと、
興味深いお話を色々と聞くこともできました♪
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やっぱり睡眠不足なまま、3日目の朝。
この日の朝ご飯が一番美味しかったな〜!
民家のママがレトロなオーブンで焼いてくれたオムレツ♪
朝食の後、近所のマーケットに出向き、散策。
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美しい市場の光景、子どもたちの笑顔!
この村の模様は、地球編でたっぷり写真を載せていますよ〜!
そして、もちろんこの日も移動。
砂漠を走る車の窓からは、あちこちに立ち上る砂煙が見えました。
暑すぎて、砂の竜巻が発生するみたいです。
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小さな村でランチ休憩。
この日はパスタ。
またまた車を走らせます。
今夜、トレッキングをする山の麓を目指して。
最後の未舗装道は、なんと12kmの距離を1〜2時間かけて走行するという、
魔のガタガタロード!
天井に頭をぶつけるんじゃないかという程の揺れとアップダウン。
信じられないような悪路をランクルは果敢に攻め入り、
無事、目的地に到着しました!
夜のトレッキングに備えて、しばし休憩を取り、
ディナーを食べて、
(一日目とほぼ同じメニュー)
ラクダのキャラバンに、マットレスなどの荷物を積んで、
夜8時、頂上を目指して、トレッキングスタートです!
懐中電灯で足下を照らしながら、闇夜の中、なだらかな斜面を歩くこと3時間。
ダナキルツアーのハイライト、エルタ・アレ火口に到着しました。
目の前で煮えたぎるマグマは、まるで火星に迷い込んだようで、
迫力満天の噴火に見入ってしまいます。
イスラエル人のリタちゃん。
ちなみに、
昨夜の寝床はこんなところ。
火口付近に野宿。
ここにマットレスを敷き詰めていました。
ワイルド〜!!!笑
昨夜も、山登りして疲れているはずなのに、やっぱり寝付けなくて、
正直3日間、まともに眠れなかった!!!
どんなところでも場所を選ばず寝られるのが特技。
一度眠ってしまえばテコでも起きないほどの深い眠りに付く私が、
エチオピアに来てから、若干不眠症ぎみになっている・・・。
なぜ!?
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4日目の翌朝、山を下ります。
マットレスを運んでくれるラクダ君たち、ありがとう!
山の麓に着いて朝食を食べ、
元来た道を辿って帰路につきます!!
途中村に立ち寄って、ラストランチ。
ご飯withトマトソース。
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結局、メケレに帰ってきたのが、夕方5時半頃だったかな。
とにかく移動の時間が長いツアーでした。
ランクル6号車の仲間、ヴィエラ、オールダー、そしてドライバーのイブラン!
あなたたちのおかげで、楽しい4日間が過ごせました。
ありがとうO(≧∇≦)O
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ちなみに、ダナキルツアーが世界一過酷なツアーと言われる所以。
トレッキングだってそんなにきつくないし、灼熱の暑さにもなんとか耐えられたし、
やっぱり一番の理由は・・・
野宿、青空トイレ、シャワーなし!!!
この三重苦だと思う。
野宿は、まあいい。
4日間シャワーなし、なんとかギリ耐えられる。
青空トイレ(つまり野っ原)、結構清々しい。
あれ!?
私、そんなに苦になってない!?笑
いや、女性には結構きついツアーだと思いますよ(;´▽`A
そして、私、このツアーで人体の不思議を体験しちゃったのです!!
これ、書こうか迷ったんだけど★
書いちゃえッ!!!
これだけ規則正しく、毎日朝昼晩、結構な量のご飯を食べているのに、
気持ちって不思議ですね。
催さないんですねッ!!!(爆)
普段、便秘に苦しむ事のない私が、この4日間は我慢するでもなく、来なかった。
だってさすがに、外でそっちはしたくないもん〜〜〜ヽ(≧Д≦)ノ
そして、メケレに戻り、解散して、
ホテルにチェックインした瞬間に・・・・!!!!
人体ってすごい(人´∀`) 笑
以上、3泊4日の過酷な!?ダナキルツアー総集編をお送りしました!!
大量の写真、そしてすっごく長い記事になっちゃった。
ここまでお付き合いくださり、どうもありがとうございました♪
日本のみんなを連れて行きたい!この景色を見せてあげたい!!
そんな気持ちに何度もさせられた、
ダナキルツアー、最高でしたよo(^▽^)o
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