March 11, 2016  Categoyr: └ CHILE ( チリ )

チロエ島食の祭典!

チロエ島 Yutui

長らく滞在していたチロエ島、ついに最終日。
宿のママ曰く、カストロの対岸に位置する半島の町Yutuyで、
二日間に渡りちょっとしたお祭りが開催されるらしい。



チロエ島 カストロ ボート

同じ宿に泊まっていたチリ人姉弟、AngelesとPadoを誘い、
お祭りに繰り出してみることに!

 

チロエ島 カストロ ボート

市場付近の港からボートに乗って対岸へ渡ります。

 

チロエ島 カストロ ボート

船って、ちょっぴり冒険気分で楽しい♪

 

チロエ島 カストロ ボート

海の上から見るカストロの町。

 

チロエ島 カストロ

貝の養殖ゾーンを抜け、

 

チロエ島 Yutuy

あっという間に対岸のYutuyに到着。


チロエ島 Yutuy お祭り

こちらがお祭り会場の広場。
小さな教会と、周辺には食べ物やお土産の屋台が並び、
そして前方には特設ステージ。

まだまだ人はまばらです。

 

まずは屋台を冷やかしに歩いてみます。

 

チロエ島 Yutuy お祭り

香ばしい匂いに誘われて行ってみると、
そこにはモクモクと煙を上げて肉を焼くアサードコーナー。

 

チロエ島 Yutuy お祭り

フレッシュなお肉たちがアサードの脇でスタンバイ。

 

チロエ島 Yutuy お祭り

こちらは手作りエンパナーダの小屋。

 

チロエ島 Yutuy お祭り

その様子はまるで餃子作り!
ひき肉のタネを皮に添えて包み込み、フォークで端を押さえて閉じる。
慣れた手つきで黙々とエンパナーダをこさえてゆきます。
揚げ立ては絶対に美味しいだろうな~!

 

チロエ島 Yutuy お祭り

付け合わせのサラダを用意する人たち。

 

チロエ島 Yutuy お祭り

スイーツ屋さんも!

 

チロエ島 Yutuy お祭り


チロエ島 Yutuy お祭り

昼間っからワインを開けて宴会を楽しむ人たち!
青空のもと美味しい食事とお酒を囲み、どのテーブルも笑顔が溢れていました。

 

まるで食の祭典か!?と思われるほど充実している食べ物屋台の中で、
一番目を引いたのが、

 

チロエ島 クラント 作り方

ここ!

 

チロエ島 クラント 作り方

クラントコーナー!

カストロの海沿いのレストランで食べたクラント。
たっぷりの貝と一緒に、豚や鶏、ソーセージを蒸し焼きにしたチロエ島の名物料理。

実際に作るのを目の前で見られるなんて!
興味深くてしばらく眺めていました。

 

チロエ島 クラント 作り方

ネットに入れられたムール貝、肉、野菜、小麦粉のダンゴ。

 

チロエ島 クラント 作り方

大鍋ごと火にかけられて蒸し焼きに。

 

チロエ島 クラント 作り方

こちらは大きな葉っぱを蓋代わりにしてむらしているのでしょうか。

 

チロエ島 クラント


チロエ島 クラント

イートインスペースでは、こちらもクラントとビールを囲んで皆が食事を楽しんでいます。

 

チロエ島 クラント

出来立て熱々のクラント美味しそう♪


このような食べ物屋台の他にも、

 

チロエ島 Yutuy お祭り


チロエ島 Yutuy お祭り


チロエ島 Yutuy お祭り

民芸品の実演販売なんかも!


それから、ちょっとシュールで笑えたのが、

 

チロエ島 Yutuy お祭り

この子!
試食コーナーのマスコットキャラクター、ムール貝君?
目ん玉の下の穴からは、中身が透けて見えちゃってます!
いやーかわいくないww
なんだか動きまで気持ち悪くて爆笑しちゃいました!



チロエ島 Yutuy お祭り

時間になっても全く何も始まる気配のないステージ。
三人でビールを飲みながら待ちぼうけ。

 

チロエ島 Yutuy お祭り

ついでにワンコも一緒に待ちぼうけ。

 

と、みるみる人が増えてきて、

 

チロエ島 Yutuy お祭り

いつの間にやら会場は人だかり!

 

小腹が空いたのでビールのつまみにエンパナーダでもつまもうと屋台へ行ってみると、
先ほどとは打って変わってどこも長蛇の列!
クラントも食べてみたかったけれど、ここで食事を取るのは諦めました。


やがて司会者のアナウンスとともにステージが始まったのですが、
素人の発表会レベルの演奏、グダグダな進行。

 

AngelesとPadoはこの日カストロを出て、チロエ島の国立公園にキャンプをしに行く予定だったので、
お祭りを早めに切り上げる事に。


チロエ島 Yutuy


チロエ島 Yutuy

会場前の墓地を少しお散歩してから、

 

チロエ島 ボート

再びボートに乗ってカストロへ戻りましたとさ!

 

チロエ島

Angeles、Pado、
お祭りに付き合ってくれてありがとね♪



結局10日間も滞在したチロエ島。

ついに島を出る日がやってきました。

 

派手さはなく、これといったインパクトのある見所があるわけでもないけれど、
最高に居心地の良い宿と優しいファミリー。
毎日新鮮なシーフードに舌鼓を打ち、
町を歩けばカラフルな鱗のおうちや楽しい市場、海、緑、お花畑。
世界遺産の教会巡りを通してチロエ島の様々な魅力を発見し、素敵な出会いもあって、

のんびりしつつも満たされた、そんな心穏やかな日々。

 

パタゴニアは比較的駆け足だったけれど、
前回の第一章よりも、かなりスロウな今回の旅の歩み。

ひとつの場所に長く滞在して、せかせかせず、まったりと、暮らすように。

私にはゆっくりな旅が合っていて、心地がいいみたい。

 

そんな事を思いながらチロエ島を後にして次の町へ。

 

けれども、
この後、息つく間もなく大忙しの、
超詰め込みハイペースな旅が待っていた!!

何事もメリハリは大事、ですよね!?

 

世界で一番縦に細長~い、バラエティ豊かなこの国。

まだまだチリの旅は終わりそうにありません!

 

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