縁日大好き!マラケシュのフナ広場
ベルベル語で「神の国」を意味するというマラケシュ。
アイド・ベン・ハットゥの拠点の町ワルザザードからマラケシュに伸びる道は、
モロッコが誇るアトラス山脈を超えるアップダウンとうねりの激しい道路なのですが、
ここは魔の道ゲ○ロード!!!
モロッコ人は三半規管が弱めなのか、バスの中のあちこちから聞こえて来るのです。
カエルの鳴き声のような音が・・・
ゲロッ・・・・て( ̄◇ ̄)
現地の人は、この道がアトラス越えをする事を知っているはずだから、
酔いやすいって分かっているなら袋を持ってこればいいのに、バスの通路に吐いちゃう人もいるんですよ〜(; ̄д ̄)
匂いや音に連鎖して、さらにもらいゲ○の負のスパイラルは続きます。
なかなか悲惨なバスの数時間。
ちなみに、私は強力な三半規管の持ち主!!
バスの中で、携帯ゲームをしていても、動画を見ていても、パソコンしていても、本を読んでも平気!
そういう意味では、旅の大半を費やす長距離移動の時間を、有効利用できるという利点が♪
ありがたい事に乗り物酔いしにくい体質なのです!
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モロッコイチ巨大なメディナを有するマラケシュ。
スークも広大で、フェズのような路地感はないのですが、こちらも迷路のよう!
そのメディナの中心とも言えるジャマ・エル・フナ広場。
アラビア語で「死者たちの広場」を意味し、かつては公開処刑場だったとか。
このフナ広場が・・・・
楽しい!!!!O(≧∇≦)O
昼間はだだっ広い、それこそ言葉通りの広場なのですが、夜は180度その表情を変えます。
夕暮れ前になるとどこからともなく人が集まり始め、屋台が組み建てられていき、
あっという間に大にぎわいのお祭り広場に!しかも毎晩毎晩!
縁日大好き人間の私としては、ワクワクしないわけがないこの雰囲気!
まず、フナ広場の名物といったら、なんてったって絞り立てオレンジジュース!
だいたいどこも一杯4ディラハム、約50円かな?
屋台には番号がふってあり、いつ行っても冷たーいところ、ナチュラルな甘さのところ、
甘すぎるところ、持ち帰りの場合はカップ代をオマケしてくれるところ、と
それぞれに少しずつ個性が違い、ごひいきのお店を見つけると、そちらに足しげく通いました。
衛生面があまり良くないと言われているフナ広場のオレンジジュース。
私は三半規管とともに胃腸も強靭で!インドでさえもお腹を壊す事がほぼないのですが、
このオレンジジュース美味しすぎるから、飲み過ぎには注意!?
メインにズラリと並ぶ屋台では、色んなモロッコ料理が味わえます。
カタツムリスープのお店。そんなにまずくはない!
牛の頭が並んでいるお店も。
タジン鍋からはもうもうと煙が上がり、屋台を縫って歩くだけでお腹が空きそう!
私たちも屋台をいくつかハシゴして、フナ広場のグルメを堪能してきました♪
人気の串焼き屋さん。
火が入る前のおかずがズラリと並び、迷っちゃう!
こちらでは、
ナス、カラマリ、肉の煮込み、オリーブをオーダー。
パンとトマトソースはお通しのように、テーブルに着くと最初に出てきます。
食べ物屋台を中心に生絞りジュースの屋台が囲んでいます。
この辺りは特に客引きが熱心!
こちらが知らない最新の日本ギャグネタまで仕込んで声を掛けてきます。
私、エレキテル連合って見た事ないんです・・・。
旅も半年を過ぎて、少しずつ浦島太郎化が進んできたようです。
ま、客引きを蹴散らしていくのも、旅の醍醐味!
私の場合は楽しんじゃいます!
彼らは軽くあしらって、食べたい物を食べましょうね♪
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三大ウザイ国と言われるインド、モロッコ、エジプト。
エジプトは未上陸でこれからなのですが、
インド、そして憎めないインド人が大好きな私は、モロッコ人をぜーんぜんウザイなんて思わない。
そもそも、ツーリストプライスがあるのは仕方の無い事だと思っているし、
向こうは足下を見てぼったくってくる。
彼らにしてみれば、私たちは大量にネギをしょい込んだ鴨。
だから、値段交渉は当たり前。
多少ぼられたって気にしない。
それが、彼らの価値観で、彼らの生きてゆく術なのですから。
もちろん時にはイラッとしますが、そんな時は話半ばで首を縦に振ったこちらにも原因がある。
なぜ日本人はぼられ騙されやすいのか。
そして、客引き対応や交渉で楽しく応戦する方法等も旅の間に編み出したので、
それについては、また別の記事で改めて書く事にしますね♪
話がだいぶ横道に逸れちゃいましたが★
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食べ物屋台の外側では、大道芸人やミュージシャンのパフォーマンスが夜な夜な繰り広げられています。
福岡・箱崎の秋の収穫を祝うお祭り、放生会では、毎年見世物小屋がやってくるのですが、
(ヘビ女や、火や生きた鶏を食べるおばあさんなどがいる、なかなか悪趣味なパフォーマンス)
なんとなくそれを思い出させたこの二人。
ササッと写真を撮ってその場を去ろうとしたら、このオバサンが、
きえーーーーーーっと大声の奇声を発しながら走って追いかけて来たんですよ!
ぎゃーー!!怖い!怖いってば〜!!!Σ(-`Д´-ノ;)ノ
私も反射的に走っちゃいました(笑)
お金を出せって事だったんですけどね。
コインを渡して逃げました。
こちらはボトル釣りゲーム。
釣り糸の先に小さな輪っかが付いていて、それをボトルのキャップに引っ掛けるというもの。
大の男たちが真剣にゲームに興じておりました。
イスラム圏ってお酒が飲めないから、街中の喫茶店にはいつでもおじさんたちで溢れているし、
(日本では、カフェと行ったら女子の溜まり場ですよね!?笑)
道ばたでボードゲームをしていたり、水タバコをプカプカ吸っていたり、
大人の男の楽しみって限られているのかも。
休日はピクニックする家族も多いですしね!
なんだか微笑ましい。
広場の隅に、ところどころランプ屋さんがあって、
写真好きが3人集まった私たち、誰がより素敵に灯りを撮る事ができるか、カメラ競争が始まりました!
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チラチラと揺れるロウソクの灯りが、ランプを通して地面に色と模様を落とす。
この空間だけ、なんだかファンタジック!
写真を撮る事に、みな大人気ない程真剣!
商品買わないのに写真ばっかり撮ってるから、最後は怒られちゃいましたけどね★
縁日気分を存分に味わえるフナ広場、マラケシュで一番好きな場所になりました。
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物価が安いって、それだけで癒される♪
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