March 26, 2017  Categoyr: └ ECUADOR ( エクアドル )

見逃した!

ガラパゴス諸島 サンティアゴ島 サンチャゴ島 ツアー

ガラパゴス諸島クルージング二日目。

まさかの陸地、サンタ・クルス島から始まった初日でしたが、
二日目は朝早くから行動できるよう、深夜寝ている間に航海が行われていました。



ガラパゴス諸島 ルートマップ ツアー サンチャゴ島

サンタ・クルス島のプエルト・アヨラを出発し、
今日の目的地は無人島のひとつ、2つの火山から成るサンティアゴ島。

 

クルージング ツアー ガラパゴス諸島

この日は朝早く起きて朝食を取り、

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

小型ボートのディンギンに乗り換えて、この島で最も美しいポイントの一つ、
ジェームズ湾に伸びる海岸、プエルト・エガス(Puerto Egas)に上陸しました。
(ディンギン、この後頻繁に登場するので、この名前よーく覚えていてくださいね!
沖からビーチや港へ移動する時の手段、船に備え付けられている小型ボートです。)

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

ブラックサンドビーチ、浸食されたユニークな形の岩。
アシカ君がお出迎え。

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

ビーチから、動物たちが多く見られるスポットへ歩いて移動します。
この間にガイドのEdgerが島の成り立ちなど解説をしてくれるのですが、

 

Edgerの説明はとにかく長いっ!!!

 

何も見るもののない移動するだけの道は歩きながら喋ってくれてもいいのに、
いちいち立ち止まっては5分、10分と説明タイムが始まるので、

 

ねー早く行こうよ~~

 

と、せっかちな私は先に進みたくてウズウズするのでした。

しかも、そのウズウズの直感は外れていなかった!


ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

遊歩道を抜け、アシカたちがゴロゴロ寝そべっている岩場の海岸に辿り着くと、
ある一カ所に、複数の別グループの人だかりができています。

 

「なになに?何か見えるの?」

 

近付いて尋ねてみると、

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

「ほら、あの岩の影にアシカが見えるでしょう?
彼女、たった5分前に出産したのよ!
ママの側に横たわっているアシカは生まれてまだ5分なのよ!
ああ、なんとamazing!!!」

 

興奮ぎみに女性はそう話してくれました。
まわりの人たちも感嘆の声を漏らしながら一点を眺めています。

 

5分前って。

 

なんってニアミスなの!!!

 

アシカの出産を見逃したのは、この中で私たちのグループだけ。
あーーー!見たかったよ~!
アシカの出産、そんな奇跡的な出来事がたった5分前にこの場で行われていたなんて。
だから、なんか心がソワソワしたんだ~!
早く行かなくちゃって。
ものすごく先を急ぎたい気持ちにかられたの。
Edgerの説明が長かったから。

 

もーーーーEdger!!!!

 

我らがガイドEdger(38)はガラパゴス諸島で生まれ育ったネイティブ。
ずっとシュノーケルツアーの引率をして働いていたのだけど、
半年前まで数ヶ月間イギリスに留学して英語を学び、つい最近ガイドになったばかりの新米ガイドさんだったのです・・・。

奇跡の瞬間に立ち会い驚喜の表情を浮かべる人々の輪に混じって、落胆の色を隠せない我々7人。

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

岩場に回り込んでせめて写真だけでも!

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

出産を終えたばかりのママアシカと、生まれたてでまだ黒く濡れている月齢?5分のベイビーアシカ。

うぅ。
またモヤッとする二日目のスタート。
あれ、もしかして、
出産を見逃したの、私のせい?
この、ここ最近、最強に持っていない不運の女がいるから?
なんか、すみませんねぇ。

めんどくさい被害妄想炸裂w


ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

さ!
気持ちを切り替えて、ガラパゴスの動物ウォッチングスタートです!

 

ちなみに、
アフリカンサファリと同様、
動物を撮る目的のガラパゴス諸島では、新旧彼氏二人体勢で望んでおります。
いつもの5D Mark3と、
200mmまで伸びる望遠レンズを装着している元カレ60D。
一眼レフ二台持ちだから、
そりゃーキトにコロコロを置いてきているとは言え、荷物が重くかさばるのはご最もですよね。
移動する時は荷物の負担がかかって、いつも肋骨にギシッと響いていたもの。

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

でも、200mmまで伸びるとこんなに寄れるから、やっぱり重たい思いして持ってきて良かった~!
動物フォトは、105mmまでの望遠ではやっぱりストレス感じちゃうから。
広大なサファリになると、200mmでさえ不十分なんだけど。

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

こっちにもチビアシカ見つけました!

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

はぁ、かわいい。
お耳が可愛い。(そこ?)

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

もちろんイグイグだっていますよ。

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

鳥さんもね。

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

カニさんも。

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス


ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス


ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス


ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス


ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス


ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス


ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス


ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス


ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス


ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

ひとしきり岩場をお散歩してから、
さっきの黒砂のビーチに戻り、ガラパゴス初のシュノーケリング!

 

ウェットスーツを着て、シュノーケルマスクとフィンを装着し、おニューのGoProを持ってビーチエントリー。
心配していた肋骨は、泳いでいる時は幸いそんなに痛みが気にならず。
うん、これならなんとかやっていけそう!
二日前、ガラパゴス諸島で痛みのピークを迎えた時には、どうなる事やらと落ち込みましたよ。
やっと、少しずつ骨が回復し始めたようです。
その矢先にシュノーケリング三昧って、かなりの荒療治な気もするけど。w

しかし、

ガラパゴスの海は冷たい!!!
体を浸すのを躊躇してしまうほど水温が低いのです。
芯から底冷えしそう。

 

この日は透明度がイマイチで、
ウミガメもいたんだけど私のGoProの使い方がへたくそで、
お見せできるような写真を全く撮れませんでした★
ま、今日はウォーミングアップって事で。

 

それから、波とうねりが強く、
気付いたら流れに押し戻されて岩場に体を打ち付けて、
太ももの裏側、縦30cmくらいを擦って流血してしまいました・・・(泣)
海に入る度に塩水が傷口に染みるけど、グッと我慢して気合いで乗り切るしかありません。


午前中のアクティビティが終わり、ディンギンで船に戻ってランチタイム。


クルージング ツアー ガラパゴス諸島 食事

今日のメニューは、スープにチキンプレート、デザートにはライスプディング。

 

お昼ご飯を食べたら、

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

午後のアクティビティまでシエスタタイム。

海で泳ぐと体力を奪われるんですよね。
久しぶりにしっかり泳いだので、グーグーお昼寝しちゃいました。
ああ、幸せ。



午後は、船を進めて別ビーチに上陸。

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 Puerto Espumilla

Puerto Espumilla

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス


ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

さっきの黒砂とは違って黄色い砂のビーチ。

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

ここは、そんなに動物はいなかったけれど、
欧米人お得意のビーチでまったり。

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

飽きたら海で遊んで。

ゆるりとした午後を過ごしました。


ディンギンで船に戻り、水シャワーを浴びると、

 

ガラパゴス諸島 ツアー サンティアゴ島 プエルトエガス

西日を浴びながら至福のビールタイム。
これ、1本4ドルするんですよね。
だから、毎日1本ずつ、大切に飲もうと思います♪

 

クルージング ツアー ガラパゴス諸島 食事

今夜のディナーはオムレツ、ブロッコリー、魚のフライ。
デザートにリンゴ煮。
ああ、Angeloのご飯は美味しいな。

 

ディナーを終えてデッキに上がると、
人口の灯りの一切ない空に、満点の星が大空を埋め尽くし瞬いています。

 

隣では、スペイン出身のJordiとAnna、オランダ出身のNickとKarinが、
ビール片手に熱くトランプ談義。

その熱弁をBGMに!?
海風をあびながら、
私は、ただただボーッと夜空を見上げているのでした。

 

船は、次の目的地を目指し、
夜の海をグングン進みます。

 

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