March 27, 2017  Categoyr: └ ECUADOR ( エクアドル )

ガラパゴス諸島No.1の美観

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

ガラパゴス諸島クルージング三日目。

今日はサンティアゴ島の東海岸、
サリバン湾側にやってきました。



ガラパゴス諸島 ルートマップ ツアー バルトロメ島

このようなルート。
(珍しく、毎回地図を付けてみる)


クルージング ツアー ガラパゴス諸島

朝ご飯をしっかり食べて、
(これにメロンとスイカも!毎朝フルーツが付くのです♪)

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

小型ボートのディンギンちゃんに乗って、サンティアゴ島に上陸!

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

溶岩でできた大地はまるで生きているかのようで、
ドクンドクンと脈打っているみたい。
もしくは、黒いホイップクリーム。

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

海の向こうにはトンガリ斜めのピナクルロック。
別の惑星から地球を眺めているような、不思議な錯覚に陥ります。

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

この辺りには動物が住んでいないんですって。
確かに、この暗黒の大地には生き物の匂いがしない!?
サボテンはいたけど。

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

大学卒業を間近に控えたデンマーク人の若者Joachim、
高身長をものともせず、モンキーのように軽快な足取りでヒョイヒョイと山に登っていました。
(デンマーク人って男性も女性も身長高い人が多い気がする!)


ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

惑星散歩を終えると、


ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

今度は景色一転、美しいビーチへ!
ここ、実はさっきの場所と陸続き。
漆黒のウネウネ溶岩の向こう側にはこんなに真っ白なビーチが隠れているという、
不思議な場所。

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー


ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー


ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

ガラパゴスのカニって、
子どもの頃に読んだ絵本に出てくるような、カニと言えばコレだよね!ってみんなが思い描くイメージに近い気がする。
真っ赤な殻とハサミを持っていて、とてもcuteです♪

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

これ、日本人が苦手なやつ。
欧米人大好きビーチで日光浴。
私は、もうできれば日焼けはしたくないなぁ!

 

私、20代の頃って今以上に日焼け対策に無頓着で、顔にも体にも全く日焼け止めを塗っていませんでした。
オゾン層が破壊されて紫外線が日本の7倍降り注ぐと言われているニュージーランドに1年間いた時なんかは、
みのもんたか松崎しげるか?てなくらい真っ黒だった。

おかげさまで、
30代に突入するやいなや、皮膚の奥に眠っていたシミがついに出現ですよ。

タイムマシーンがあるのなら、20代前半の私に会ってこう言いたい。

 

紫外線を舐めちゃあかん。
肌老化の一番の原因は日焼けです。
日焼け対策は大事ですっ!!!

 

と。

とかなんとか言いながら、
今も結構適当なのですが・・・。(40代の私に怒られるな)


このビーチから海に入って束の間のシュノーケリング。
沖まで泳いで行って、
待機しているディンギンに乗って船へ戻ります。

 

これがなんとも一苦労!

 

ディンギンのゴムの縁に手をかけて、
腕の力でえいっと水中から体を持ち上げてボートに乗り込む、この一連の動作が、

 

今の私には無理っ!

 

「痛い痛い!上がれない!」

 

手をかけて力を入れようとすると、
肋骨が痛んでとても体を持ち上げられないのです。

事故で骨折した事を知っているグループのみんな。
男性陣が、シンクロナイズドスイミングのように2人がかりで水中で土台を作って私を持ち上げ、
ボートの上からはまた別の男性が私を引っ張り上げるという、
なんとも大迷惑で大掛かりな儀式が、
毎回シュノーケリングが沖で終わるたびに行われるのでした。

みんな世話かけるねぇ、ごめんよ〜!



船に戻ってお腹ペコペコ!

 

クルージング ツアー ガラパゴス諸島

お待ちかねのランチは豆スープに、牛肉、ズッキーニ、アボカドサラダのプレート。
デザートはオレンジ。

今日も安定の美味しさ♪


至福のお昼寝タイムを挟み、


午後は離れ小島のバルトロメ島に上陸します!

 

サリバン湾を隔ててサンティアゴ島のほど近くに浮かぶこの小島は1.2k㎡ととってもミニサイズ。
けれども丘のてっぺんは標高114mもあって、この頂上から見る景色が抜群に素晴らしいとの事。

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

岸へ着けたディンギンを下りて、全く動じないお昼寝中のアシカをまたぎ、

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

整備されたサミットトレイルをグングン上ります。

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

 オレンジ色の灯台が待つ頂上へ。

 

振り返ると、

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

バルトロメ島の先端へ続く両脇の砂浜、その真ん中に生い茂る緑、右手にはとんがり岩のピナクルロック。
真っ青なサリバン湾の向こう側には、グレイのシルエットを浮かび上らせる火山の島サンティアゴ島。

ここは、ガラパゴスを象徴する随一の絶景スポットでもあるのです!

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

確かに、この地形といい、ワンポイントのピナクルロックといい、
絵になる景色!

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

手すりの上から、ちびっこいトカゲ君もこの景色をうっとりと眺めていました。


元来たサミットトレイルを下りて、

 

本日二本目のシュノーケリングはピナクルロック付近へ移動。

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

ディンギンで沖まで移動して、ビーチを目指しながら岩場に沿って泳ぐという流れ。

 

スタートポイントにつき、ディンギンから勢い良く海へ飛び込みます。
毎回ヒャッと声が出てしまう!
相変わらずガラパゴスの海の水は冷たい。
慣れてしまえば、泳いでいる間は気にならなくなるのですが。

 

今日も昨日に引き続き、残念ながらそこまで透明度が良くなかったのですが、
ウミガメやマンタ、サメ、魚群も見られて昨日のシュノーケリングよりは満足!
Gopro写真イマイチですが、ほんの一部をご紹介。

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 シュノーケリング

花びらのような尾っぽを持つ魚たち。

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 シュノーケリング

真っ赤なボツボツが可愛いヒトデ。

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 シュノーケリング


ガラパゴス諸島 バルトロメ島 シュノーケリング

やっぱり、ウミガメに遭遇するとテンション上がりますね!
優雅にたゆたう姿は、まるで空を飛んでいるよう。

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 シュノーケリング

やはり、あまり視界は良くなかったけれど。
photo by Edger

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 シュノーケリング

岩の上のガラバゴスペンギンちゃんにも会えました♪

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 シュノーケリング

ピナクルロックのビーチに辿り着いて、今日のアクティビティは終了。

 

サメちゃんやウミガメちゃんのシュノーケリング動画をインスタにUPしているので、
是非チェックしてみてくださいね♪

Instagram @uca0319


ディンギンで船に戻り、

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

晩ご飯ができあがるのを待つ間、
シャワーを浴びてビールを飲み、海に沈む夕日を見送っていると、

 

「イルカ!!!」

 

「え!?」

 

みんなワラワラと船頭に移動。

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

二匹のイルカちゃんが、まるでじゃれ合うようにぴったりと船にくっ付いて泳いでいます!
時に軽快なジャンプを披露しながら!

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

みんなホクホク笑顔。
イルカに出会うとハッピーな気持ちになる、彼らは幸福の象徴!

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

海の男キャピタン!

 

ガラパゴス諸島 バルトロメ島 ツアー

幸せな一日の終わり。


クルージング ツアー ガラパゴス諸島

今夜のご馳走はカルボラーナパスタとチキン、シナモン風味の人参の甘煮。
デザートにはフレンチトースト。

毎日工夫を凝らしたメニューで飽きの来ない料理を作ってくれるAngelo。
ゲストたちも、

 

南米で食べた料理の中でここの食事が一番美味しい!
The best of restaurants in South America!

 

とご満悦。


ディナーが終わると、お茶を飲みながらネイティブガイドのEdgerのお話に耳を傾けます。

 

今年はエクアドルで大きな地震があって、観光客が激減しているんだって。
ガラパゴス諸島も例年よりだいぶ観光客が少ないみたい。

そう、覚えてる。
今年の4月、エクアドルで大地震があったことを。(2016年です)
特にグアヤキルの街の被害が大きく、倒壊したところも多くて治安も悪化したって聞いた。
Edger曰く、この地震により死者は500人にのぼる、と。

 

復興のために、エクアドルのワーカーたちは月の三日分に換算したお給料を、毎月二年間収め続けなければいけないそう。
とても興味深いお話でした。

 

「日本も地震大国なんだよ。
莫大な被害を生んだ2011年の東北の大地震は世界的にも有名だけど、
エクアドル地震と同じ時期に、日本でもまた大きな地震が起こったの。」

 

「そうなのね。
あの津波の映像はショッキングだった。」

 

外国人もやはりあの様子や被害の大きさはテレビやネットで知っていて、
「福島」の知名度が高いことも旅の間に実感します。
福島はもう大丈夫なの?
とよく聞かれるけれど、
とてもYesとは返せません。


それから、
ガラパゴス諸島でこうして働く船乗りたちはお給料が少なく、
高額なツアー代のほとんどは、キトに住む旅行会社のオーナーたちの懐にがっぽり入っていくそう。
現場で汗水垂らして働く彼らに配分されるお給料はほんの一部。
世知辛い現実です。
こうして海で働く男たちは、家へ帰り家族と過ごす時間って月の半分もなく。
そうですよね。
こうやって一度ツアーに出れば、8日間は海の上で拘束されるのですから。

船乗りの中でもガイドの給料はそこそこいいみたいで、
だからEdgerは留学までして英語を勉強し、ガイドの資格を取ったようです。
何年も海外を旅している私より、数ヶ月イギリスで勉強したEdgerの方が英語力が遥かに高く、
ああ、なんと情けない事・・・!

 

後進国の国々で、幼少時代まともに学校すら通えなかった大人たちが、
習得すればお金になるからと実践で学び、英語を何不自由なく操る人々に会う度に、
彼らのハングリー精神と努力には毎度頭が下がります。
時には独学で日本語ペラペラの人にも会うのですから!
彼らには、家族を養いご飯を食べる、生活がかかっているから。
理由が違う、根本が違う、命がかかってる。
到底叶わない。

 

日本がアジア諸国に追い抜き追い越される日が、そう遠くない未来やってくるかもしれないというのも、
残念ながら頷けてしまうのです。



そんなガラパゴスクルーズツアー、三日目の夜。

 

明日は、この中の4人がツアーを終えて船を下りる日。
みんないい人たちだから、ちょっぴり寂しいな。

 

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