飛んでイスタンブール
ベタなタイトルですみません・・・実際この歌知らないんですが☆
グルジアの国境を超え、トルコの端から端までひとっ飛び!(バスで陸路移動ですが)
ついにイスタンブールにやってきました。
イスタンブールと言えば、思い出すのは高校時代、クラスの担任でもあった世界史の先生みちこ。
ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン朝の都。
世界史の主役であり続けたイスタンブールは、みちこにとって並々ならぬ憧れを抱かせた街。
高校生の素直な私は(?)みちこの影響をモロに受け、
いつか行ってみたい国リストにトルコがランクインしたのです!
15年来の夢を胸に抱いて、いざイスタンブールの地に足を踏み入れた私!!
感動の対面となるはずが、
現実は無情にも甘くなかった。
物価、高っ・・・Σ(°◇°;)
国際バスのターミナルから路面電車に乗ったのですが、
地球の歩き方には2リラって書いてあったのに、まさかの4リラ(約200円)!
たっか〜(゚∀゚;)
早くも物価上昇の洗礼を受け、恐れおののくyukoさんと私。
お目当ての宿CORDIAL HOUSEも、ドミトリーで一人約1600円。
イスタンブールは高い高いと噂には聞いていたのですが、何もかもが想像以上に高かった。
パブリックスペースは広々としてお洒落、部屋もシャワーもとっても綺麗なホステルでした♪
そりゃあね、ドミで1600円出せばねっ当然さねっ( ̄ー ̄;)
せっかくのイスタンブール、ラマダン超えるまでゆっくり滞在したいね~なんてyukoさんと話していたのですが、
最早、そんな悠長な事は言ってられん!!!
2泊でイスタンブールからブルガリアに逃げ出す事に・・・!!!
そうと決まれば毎日せっせと街歩き♪
宿の近くには巨大なバザールがありました。
買わ(え)ないけどね。
あちこちでよく見かける、この目玉みたいなガラスは、トルコの魔除けのお守りなのです。
バザールを出て北へ北へ歩き、旧市街を抜けると金角湾に突き当たって、
およ?何やらそれっぽい建築物が・・・
え?まだ心の準備というものができていないんですが∑(=゚ω゚=;)
もしや、あれって、
そう。イスタンブールの主役と言えば・・・
ブルーモスク!?
あ、あれ?
こんなにあっけない対面!?
しかも、なんか想像よりしょぼい・・・ような。
いや、立派ではあるんですよ。なんですけどね。なんだろ。
なんか、映画を見に行く前の宣伝や口コミに期待度が大きくなりすぎて、
いざ映画を見たら肩透かしを食らったような、
そんな気分。
いやいや、そんな事を言っては天下の?ブルーモスクに失礼だ!
よし。とりあえず、入ろう。
おーーーー!!!ドームの天井が美しい。
チラホラお祈りもしていますよ!
まさか、観光ダイジェスト、しょっぱなに来ちゃうとはね~。あはは~笑
モスク前の広場にある1リラソフトクリームを舐めながら、拍子抜けする二人。
路面電車は、こーんなにも歩道スレスレを走るんですよ!
日本ではありえない設計ですよね!
yukoさんの荷物を郵便局から送ったり、バスの予約をするためにツアー会社を探したり、
地理を探りながら街中をテクテク歩きます。
・・・と、あれあれ??
地図を広げてみると、なんか位置関係が変!!!
あ、さっきの、ブルーモスクじゃなかったみたい・・・。
よくよく見ると、先ほどのモスクは「イェニ・ジャーミィ」というものでした。
早とちり(●´ω`●)ゞ
本当のブルーモスクはやっぱりすごかった!?
それは次回の記事で!(焦らしてみる作戦)
二日目は、高いところ大好きな私、絶対に上りたかったガラタ塔へ!
金角湾を超えた、高台のトンガリ屋根です。
ガラタ橋を歩いて、新市街の方に渡ります。
ガラタ橋の下は素敵なレストランが並び、次から次に客引きが現れます。
ここでボスポラス海峡を眺めながらビールでも飲みたいけど、フン、どうせ高いんでしょっ!
トルコに入って、yukoさん共々「どうせ高いしね」が口癖になっております(T∇T)
橋の下には、イスタンブール名物「鯖サンド」屋さんも!
「食ってけ食ってけ〜」
お昼にお腹いっぱい食べた私たち。
撮影のために持たせてくれましたが、鯖サンドは明日のランチにお預け。
ガラタ橋までの坂道は、裏道に洒落たお店が並ぶ、代官山みたいな雰囲気!(関東出身yukoさん談)
と、yukoさんが、鋭い嗅覚で素敵なお店を発見!
絵付けされた陶磁器の小物のお店。
このシャンデリアが可愛すぎて、yukoさんとうっとり眺めちゃいました。
お値段トータル30,000円くらいだったかな?
そんなに高くない!!
いや、旅物価に換算すると、大いに高いんですけどね。
街中でよく見かけるオスマントルコデザインの灯り屋さんも、
ガラス細工にカラフルな光が透けてすごくロマンチック!!
こんなシャンデリアがお家にあったら、テンション上がるだろうなぁ。
でも、日本のおうちには似合わない、か・・・?
ガラタ塔に着きました。
yukoさんは高所恐怖症のため、私一人で上ります。
と言っても、エレベーターがあるのですが☆
お代18.5リラ也。(1リラ約50円)
持っていた2、3年前の「地球の歩き方」には10リラと表記してあったのに・・・
なんですかッさっきからこのえげつない程の値上がり率はッo(`ω´*)o
でも、全然払っちゃうよ!もちろん払えますから!!
鼻の穴をフンフンしながら?お財布を開けると
あら、18リラしかない(;゚ロ゚ノ)ノ
どどど、どうしよう!この時の全財産18リラでした。
カウンターであたふたしていたら、受付のお姉さんが苦笑の表情で、「OK」
ありがとうございます~~
不甲斐ない日本人旅行者ですみません~(;´▽`A
チケットをもらって、エレベーターでいっきに上へ!!!
ガラタ塔から見下ろす町並み。
金角湾を挟み旧市街と新市街の二手に分かれたヨーロッパ側、ボスポラス海峡の向こう側にそびえるアジア側、
その3つの大陸が一同に顔を合わせる、まさにイスタンブールならではの景色!
もちろん、360度、グルリと街全体を望むことができます。
この日は曇りがちだったのが少し残念でしたが。
ラマダン前日の街中は、イスラム休日の金曜日と重なり大盛り上がり!
モスクもバザールも市場もすごい人だかりでした。
ラマダンとは、ムスリムの国々で年に一度訪れる断食の一ヶ月間。
そう、ラマダンが6月28日からスタートしたのです!
日が上ってから落ちるまで、一切の食べ物、飲み物を口にしてはいけない。水さえも。
イスラムの忠誠心を態度で示すという、信徒にとって大変厳しい一ヶ月。
ムスリム歴で毎年ずれていくラマダンの期間。今年は一年で一番日が長く、真夏でもある6月。
ちょうどラマダンに入る前の26日から、スタートした28日までトルコに滞在したのですが、
世界中から人が集まる観光地で、宗教色が比較的ライトだと思っていたイスタンブールでも、
現地の方数人に「ラマダンするの?」って聞いてみたら、全員が全員Yesでした。
この時期のトルコは本当に日が長く、夜9時を過ぎてもまだ暗くならない。
ブルガリアまでのバスを予約した旅行会社のスタッフは、
「朝3時に起きていったんご飯を食べるんだよ」と言っていました。
その代わり、日が暮れた夜中は食べ物が無料で振る舞われたりと、プチお祭り騒ぎになるとか・・・。
不規則になるラマダン中は太る人も多いそうです。
イスタンブールはニャンコがすっごく多かった♪
次回は、ブルーモスクに迫ってみたいと思います!!
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飛んでイスタンブール!観光と町歩き、そしてラマダン
ザキントス島に上陸しました。
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