July 10, 2014  Categoyr: └ TURKEY ( トルコ )

飛んでイスタンブール

チャードル

ベタなタイトルですみません・・・実際この歌知らないんですが☆

グルジアの国境を超え、トルコの端から端までひとっ飛び!(バスで陸路移動ですが)
ついにイスタンブールにやってきました。

  

イスタンブールと言えば、思い出すのは高校時代、クラスの担任でもあった世界史の先生みちこ。

ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン朝の都。
世界史の主役であり続けたイスタンブールは、みちこにとって並々ならぬ憧れを抱かせた街。
高校生の素直な私は(?)みちこの影響をモロに受け、
いつか行ってみたい国リストにトルコがランクインしたのです!

15年来の夢を胸に抱いて、いざイスタンブールの地に足を踏み入れた私!!

  

感動の対面となるはずが、

現実は無情にも甘くなかった。

  

  

  

物価、高っ・・・Σ(°◇°;)

  

トランバイ

国際バスのターミナルから路面電車に乗ったのですが、
地球の歩き方には2リラって書いてあったのに、まさかの4リラ(約200円)!

たっか〜(゚∀゚;)

早くも物価上昇の洗礼を受け、恐れおののくyukoさんと私。

  

お目当ての宿CORDIAL HOUSEも、ドミトリーで一人約1600円。

イスタンブールは高い高いと噂には聞いていたのですが、何もかもが想像以上に高かった。

  

CORDIAL HOUSE

  

CORDIAL HOUSE

パブリックスペースは広々としてお洒落、部屋もシャワーもとっても綺麗なホステルでした♪
そりゃあね、ドミで1600円出せばねっ当然さねっ( ̄ー ̄;)

  

せっかくのイスタンブール、ラマダン超えるまでゆっくり滞在したいね~なんてyukoさんと話していたのですが、
最早、そんな悠長な事は言ってられん!!!
2泊でイスタンブールからブルガリアに逃げ出す事に・・・!!!

  

そうと決まれば毎日せっせと街歩き♪

  

バザール

宿の近くには巨大なバザールがありました。
買わ(え)ないけどね。

  

ナザールボンジュウ

あちこちでよく見かける、この目玉みたいなガラスは、トルコの魔除けのお守りなのです。

  

バザールを出て北へ北へ歩き、旧市街を抜けると金角湾に突き当たって、

およ?何やらそれっぽい建築物が・・・

  

モスク

え?まだ心の準備というものができていないんですが∑(=゚ω゚=;)

もしや、あれって、

そう。イスタンブールの主役と言えば・・・

  

  

ブルーモスク!?

ブルーモスク!?

  

あ、あれ?
こんなにあっけない対面!?
しかも、なんか想像よりしょぼい・・・ような。
いや、立派ではあるんですよ。なんですけどね。なんだろ。
なんか、映画を見に行く前の宣伝や口コミに期待度が大きくなりすぎて、
いざ映画を見たら肩透かしを食らったような、
そんな気分。

いやいや、そんな事を言っては天下の?ブルーモスクに失礼だ!
よし。とりあえず、入ろう。

  

ドームの天井

おーーーー!!!ドームの天井が美しい。

  

お祈り

チラホラお祈りもしていますよ!

  

まさか、観光ダイジェスト、しょっぱなに来ちゃうとはね~。あはは~笑
モスク前の広場にある1リラソフトクリームを舐めながら、拍子抜けする二人。

  

  

路面電車

路面電車は、こーんなにも歩道スレスレを走るんですよ!
日本ではありえない設計ですよね!

yukoさんの荷物を郵便局から送ったり、バスの予約をするためにツアー会社を探したり、
地理を探りながら街中をテクテク歩きます。

  

・・・と、あれあれ??
地図を広げてみると、なんか位置関係が変!!!

  

  

あ、さっきの、ブルーモスクじゃなかったみたい・・・。

よくよく見ると、先ほどのモスクは「イェニ・ジャーミィ」というものでした。
早とちり(●´ω`●)ゞ

  

本当のブルーモスクはやっぱりすごかった!?

それは次回の記事で!(焦らしてみる作戦)

  

  

金角湾

二日目は、高いところ大好きな私、絶対に上りたかったガラタ塔へ!
金角湾を超えた、高台のトンガリ屋根です。
ガラタ橋を歩いて、新市街の方に渡ります。

  

ガラタ橋の下

ガラタ橋の下は素敵なレストランが並び、次から次に客引きが現れます。
ここでボスポラス海峡を眺めながらビールでも飲みたいけど、フン、どうせ高いんでしょっ!
トルコに入って、yukoさん共々「どうせ高いしね」が口癖になっております(T∇T)

  

鯖サンド

橋の下には、イスタンブール名物「鯖サンド」屋さんも!
「食ってけ食ってけ〜」

  

鯖サンド

お昼にお腹いっぱい食べた私たち。
撮影のために持たせてくれましたが、鯖サンドは明日のランチにお預け。

  

  

ガラタ橋までの坂道は、裏道に洒落たお店が並ぶ、代官山みたいな雰囲気!(関東出身yukoさん談)
と、yukoさんが、鋭い嗅覚で素敵なお店を発見!

  

陶磁器の小物のお店

絵付けされた陶磁器の小物のお店。

  

シャンデリア

このシャンデリアが可愛すぎて、yukoさんとうっとり眺めちゃいました。
お値段トータル30,000円くらいだったかな?
そんなに高くない!!
いや、旅物価に換算すると、大いに高いんですけどね。

  

オスマントルコデザイン

街中でよく見かけるオスマントルコデザインの灯り屋さんも、
ガラス細工にカラフルな光が透けてすごくロマンチック!!
こんなシャンデリアがお家にあったら、テンション上がるだろうなぁ。
でも、日本のおうちには似合わない、か・・・?

  

  

ガラタ塔に着きました。
yukoさんは高所恐怖症のため、私一人で上ります。
と言っても、エレベーターがあるのですが☆
お代18.5リラ也。(1リラ約50円)

持っていた2、3年前の「地球の歩き方」には10リラと表記してあったのに・・・
なんですかッさっきからこのえげつない程の値上がり率はッo(`ω´*)o

でも、全然払っちゃうよ!もちろん払えますから!!
鼻の穴をフンフンしながら?お財布を開けると

あら、18リラしかない(;゚ロ゚ノ)ノ

どどど、どうしよう!この時の全財産18リラでした。
カウンターであたふたしていたら、受付のお姉さんが苦笑の表情で、「OK」

ありがとうございます~~
不甲斐ない日本人旅行者ですみません~(;´▽`A

チケットをもらって、エレベーターでいっきに上へ!!!

  

ガラタ塔から見下ろす町並み

ガラタ塔から見下ろす町並み。
金角湾を挟み旧市街と新市街の二手に分かれたヨーロッパ側、ボスポラス海峡の向こう側にそびえるアジア側、
その3つの大陸が一同に顔を合わせる、まさにイスタンブールならではの景色!
もちろん、360度、グルリと街全体を望むことができます。
この日は曇りがちだったのが少し残念でしたが。

  

  

ラマダン前日

ラマダン前日の街中は、イスラム休日の金曜日と重なり大盛り上がり!
モスクもバザールも市場もすごい人だかりでした。

  

ラマダンとは、ムスリムの国々で年に一度訪れる断食の一ヶ月間。
そう、ラマダンが6月28日からスタートしたのです!

日が上ってから落ちるまで、一切の食べ物、飲み物を口にしてはいけない。水さえも。
イスラムの忠誠心を態度で示すという、信徒にとって大変厳しい一ヶ月。

ムスリム歴で毎年ずれていくラマダンの期間。今年は一年で一番日が長く、真夏でもある6月。

ちょうどラマダンに入る前の26日から、スタートした28日までトルコに滞在したのですが、
世界中から人が集まる観光地で、宗教色が比較的ライトだと思っていたイスタンブールでも、
現地の方数人に「ラマダンするの?」って聞いてみたら、全員が全員Yesでした。

この時期のトルコは本当に日が長く、夜9時を過ぎてもまだ暗くならない。

ブルガリアまでのバスを予約した旅行会社のスタッフは、
「朝3時に起きていったんご飯を食べるんだよ」と言っていました。

その代わり、日が暮れた夜中は食べ物が無料で振る舞われたりと、プチお祭り騒ぎになるとか・・・。

不規則になるラマダン中は太る人も多いそうです。

  

  

ニャンコ

イスタンブールはニャンコがすっごく多かった♪

  

次回は、ブルーモスクに迫ってみたいと思います!!

  

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飛んでイスタンブール!観光と町歩き、そしてラマダン

ザキントス島に上陸しました。
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