モンサンミッシェル攻略法
日帰りツアーに参加したり、公共交通機関を乗り継いで行くこともできるけど、
パリからモンサンミッシェルを訪れるのに一番ベストな方法は!?
オススメの攻略法を綴りたいと思います!
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私はブリュッセルからバスで、彼女はロンドンから鉄道で。
パリで待ち合わせ。
先日イギリスを訪れた時にお世話になった高校時代の友人、ロンドン在住のhitomiと、
今度は5日間、フランスパリ近郊を共に旅します。
北駅で無事合流を果たし、駅構内のレンタカー屋さんへ直行。
予約していた車をピックアップします。
目的地は、パリから直線距離で280km離れたモンサンミッシェル。
ノルマンディー地方のサン・マロ湾に浮かぶ修道院で、日本人にも大人気の一大観光スポットです。
片道最低でも3時間半かかるモンサンミッシェル。
パリから日帰りでアクセスするには以下複数の方法があります。
1.鉄道+バス
バスは一日4本、電車と乗り継ぐのに時間を合わせなければならず、
帰りのバスを気にして現地滞在が慌ただしくなる。
2.ツアー
人が一番多いお昼過ぎに現地に到着するので観光客がごった返している。
片道5時間と長時間移動もストレス。
3.長距離バス
乗り場がパリの中心地から離れている上に、移動時間も長い。
憧れのモンサンミッシェル、人混みの中を観光するのは個人的にとても気分が下がります。
ゆっくりと写真を撮りたいし、
せっかくなら朝昼晩、違った表情の修道院を見てみたい。
そうなると選択肢は自ずと絞られるわけで。
現地で一泊しよう、自分たちで移動する方が時間的制約もなく気楽でいいよね、と。
hitomiも私のわがままに賛同してくれて。
第四の方法、レンタカーを借りてモンサンミッシェルへ向かう事にしたわけです!
そのチョイスが結果的に大正解!!!
ドライバーuca。
久しぶりの海外運転、しかも大都会パリ中心部からの出発なので、最初はかなり緊張しました。
右通行、右通行。
習慣とは怖いもので、油断するとうっかり左車線に入り込みそうになるのです。
でも、慣れてしまえば車移動は快適!
異国の地、知らない道を運転するって最高!
気になる街があれば車を止めて。
小腹が空いたら通りすがりのベーカリーに立ち寄ってみたりと、全てが自由!
ただし、そうのんびりもしていられません。
パリからモンサンミッシェルは思ったよりも随分と遠くて!
片道4時間以上はかかりました。
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予約していたHotel Gabriel。
モンサンミッシェルの島内にもホテルはあるのですが、
湾に浮かぶ修道院の外観をより楽しみたかったので、
対岸のエリアにホテルを取りました。
Hotel Gabrielはとにかく立地が最高!
島へ続くパセレル橋の起点入り口にほど近く、
すぐにモンサンミッシェルへアクセスできるという点が非常に優秀でした。
島まで760m続く遊歩道の橋。
昔は潮が引くまで待たないと渡ることができなかったのです。
モンサンミッシェルに辿り着く直前に突然大雨に降られ、
夕焼けは見られないかもと落胆していたのですが、
到着したらピタリと雨が止んでくれたので、早速島まで歩いてみる事にしました。
おかげさまで、かすかに色づく空と修道院のシルエットと、
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夜のライトアップまで拝めました。
これは、日帰りでは絶対に見ることのできない景色。
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もちろん、翌朝も早起きをしてモンサンミッシェルへ。
どんより霧が立ち込めていてお天気が不安だったのですが、
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空は私たちの味方をしてくれました。
真っ白で何も見えなかったモンサンミッシェルが、
徐々に霧が晴れて姿を現してくれた時は幻想的すぎて感動!
何よりこの人のいなさが最高でしょう!?
一泊したからこそ体感できる、モンサンミッシェル独り占めタイム。
改めて、声を大にして言いたい。
パリから日帰りで行くのはもったいない!!!
大きな虹がかかった時には思わず手を合わせそうになりました。笑
前回の投稿にも写真を載せましたが、
実は前夜にも、沈みかけの夕日を浴びてうっすらと夜の虹が出ていたんですよね。
写真を見て気付いたのですが。
モンサンミッシェル、どんだけエンターテイナーなのっ!
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モンちゃん、まだまだこんなもんじゃ終わりませんよ!
麓に到着。
修道院を目指して島内を散策してみます。
モンサンミッシェルに来たら名物オムレツを食べたいね、とhitomiと話していたのですが、
老舗の名店ラ・メール・プラールのメニューを見てびっくり、
たかだかオムレツが48ユーロ!!!
慌てて口コミを調べてみたら、
高いばかりで美味しくない、食べる必要なし!
と散々なコメントが散見されたので、
オムレツはスルーすることにしました。
丘の上の修道院。
この日は何故か無料開放日で、色々とついていました。
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モンサンミッシェルはカトリックの聖地。
中世以来多くの巡礼者がこの島を訪れています。
もともと先住民ケルト民族の聖地だったモン・トンブ。(墓の山)
大天使ミカエルのお告げを受けた司教がこの島に礼拝堂を作り、
966年、ノルマンディー公によって現在のような修道院が建てられました。
それから何度も何度も増改築が繰り返されています。
18世紀には牢獄として使われていたというのも興味深い!
辺境の地、まさに島流しですよね。
高台から見下ろすサン・マロ湾と大地がまた美しかった。
見晴らし台まで登ると、
なんと、またまた大きな虹が出現!
しかも見事なダブルレインボウ!!!
この虹をバックにモンサンミッシェルを撮りたかったよぅ・・・泣
修道院を出て丘を駆け下りて、橋を渡って引きで撮れるポイントまで移動する頃には虹は消えてしまうよね。
そうしたら、こんな穴場スポットを見つけてしまいました!
修道院が影を落とし、その向こうに虹がかかっているフォトジェニックな風景。
モンサンミッシェルで画像検索をしても、こんなアングルは見たことがない!
虹が消えてなくなるまで、夢中で写真を撮り続けました。
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修道院を出て丘を下ります。
サン・マロ湾はちょうど潮が引いて、砂底が剥き出しになっていました。
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路地の看板がどれも可愛くてコレクション。
りんごのお酒、シードルのボトルを購入してみました。
今夜パリのホテルで飲もう。
島を出る頃にはすっかり晴れて。
いつのまにやら観光客もわんさか!
昨夜や今朝の静けさはもうどこにもありません。
さすがの人気観光地、日本語もよく聞こえてきましたよ!
ホテルに戻り荷物をピックアップして、名残惜しい気持ちで車で周辺をぐるり。
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草原越しの別アングルも堪能。
モンサンミッシェルが目の前に一望できるカフェに立ち寄ってみました。
日帰りツアーに参加するだけでは見ることのできない景色、静寂の時間。
一泊すればどれだけ有意義な時間を過ごせる事か!
伝わりました?
伝わってくれていると嬉しいです!
コロナが明けて、いつかパリへ旅行に行く機会が訪れたら、
車を借りてモンサンミッシェルまでのドライブを楽しみ、是非現地で一泊していただきたいです。
ハイウェイが渋滞していたので帰路は下道で、来た時とは違う景色の中をドライブ。
これもレンタカーの醍醐味ですよね!
本当は、モネの庭園があるジヴェルニーの町を経由する予定だったのですが、
時間が足りずに断念。
想像以上にパリから遠かったモンサンミッシェルでした。
パリに帰還。
突然お初のエッフェル塔に対面してドキドキ!
市内中心部、がっつり大渋滞にハマりました。
ラウンドアバウトは車線がなく我が我がの無法地帯。
街中は車とバスが縦横無尽に行き交いアジア並にカオス!
車すし詰め状態、間隔ギリギリでスリル満点!
ハンドルを握る手に汗が滲みました。
オペラ地区やセーヌ川沿い、コンコルド広場などパリのど真ん中を運転して、
大都会の渋滞も小道の縦列駐車も経験し、
なんか、変に自信が付いちゃいました!笑
私、これからどこででも運転できそう。
なによりも、
無事にモンサンミッシェルドライブを終えることができた事に、ホッと胸を撫で下ろしました。
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予約していたパリのホテルに荷物を降ろして、
北駅へ戻ってレンタカーを返却。
hitomiとの過ごす残りの時間は、女子旅らしくパリジェンヌ気分で。
おパリ観光を楽しみます!
※2017年9月の旅のお話です。
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