ブラジルビザ取得難航
イグアスの滝をめいっぱい堪能して、
アルゼンチンのプエルト・イグアスから次に向かうパラグアイ！
南米に来る前は、正直名前も場所もあまり認識していなかった国。（ゴメンナサイ）
パラグアイ・・・一体何があるのだろう？
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イグアスの滝へ行った翌朝、宿をチェックアウトしてバスターミナルへ向かい、
パラグアイのシウダー・デル・エステという都市へ行くバスに乗り込みました。
アルゼンチンのプエルト・イグアスはそもそもブラジルとパラグアイの国境に隣接している町。
どちらの国も目と鼻の先にあるわけですが、
パラグアイに入国するためには、一旦ブラジルのフォズ・ド・イグアスを経由するというなんとも回りくどいルート。
といってもただ経由するだけなのでブラジル入国手続きは必要なく、
よってこの時点ではブラジルビザを所持していなくても大丈夫。
あとは、シウダー・デル・エステへ向かうにあたって注意すべき点がひとつあって、
それは、バスに乗る際運転手さんに、イミグレに寄ってもらう旨を伝える事。
「パサポルテ！パサポルテ！」とパスポートにスタンプを押すジェスチャー付きで！
このバス、地元民が利用するような普通のバスで、彼らは両国を自由に行き来できるみたいで？
私たち観光客がスタンプなしで入国してしまったら出国の際大変な事になりますからね！
実際友人はパラグアイの入国スタンプをもらい損ねて、
出国のイミグレで50ドルの罰金を払わされるはめに。
（まあ、不法入国？の罰金が50ドルで済むってのも軽い話ですが。
一説によると、後々罰金を徴収するためにわざと入国スタンプを押さないパターンも、なんて話もあったり！？）
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プエルト・イグアスを出発したバスは一時間ほどでパラグアイのシウダー・デル・エステに到着。
そこからさらにバスを乗り替えて約5時間。
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本日の目的地、エンカルナシオンという町にやってきました！
この町に来た最大にして唯一の目的、
それは、
ブラジルビザを取得する事！
南米の旅でブラジルだけがビザが必要で、
隣国パラグアイのここエンカルナシオンのブラジル大使館では、何故かブラジルビザが一番簡単に取れる事で有名。
もちろん即日発行。
それ以外、エンカルナシオンではとりたててやる事も見るものもないし、
さっさとビザを取っちゃって次の町に移動しちゃいます！
そう思ってここへやってきたわけですが、
なんと間の悪いことに、
昨日から大型連休に入ったとなーーーー！？（イースター連休です。）
4日後の月曜日にならないとブラジル大使館は開かないという。
こんなところで足止めを食らう事になるとは・・・。トホホ。
というわけで、
宿で毎日パスタ作ってビール飲んでダラダラしていました。
泊まっていたKarana Hostelはキッチンが素晴らしく使いやすくて、掃除も行き届いていて綺麗だし、
近くに大きなスーパーもあるしで居心地良し。
また、パラグアイってビールが安くて！
キッチンドランカーしながら料理して、ご飯食べながらビール飲んで、
っていうまったりレイジーなループ♪
それに、連休にぶち当たった4日間はびっくりするくらいの豪雨が続き、外に出られたもんじゃない。
（本当に、イグアスの滝を訪れた日だけ、奇跡的にピンポイントで晴れだったのです。
あの日を逃していたら大変だった。
良かった〜、危なかった〜〜！！）
日本で言うならばゴールデンウィークが連日雨みたいなもので、
地元民にしてみれば忌々しいお天気ですよね。
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連休最終日、少し雨が収まったので、
宿の同室の子に勧められた近くの公園へお散歩に行ってみました。
途中ロミテリアでランチ。
パラグアイ版ケバブみたいなもので、これがなかなか美味！
エンカルナシオンは大きなパラナ川沿いに広がる町で、
その川の橋を渡り切ったところに、
ひっそりと佇むモザイクタイルの広場があるのです。
そこは一面、パラグアイ人のデザイナーがデザインしたというタイルアートで敷き詰められていて、
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お魚が泳いでいたり、
キラキラ星のモチーフや、
ミステリアスな人型シルエット。
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あちこちに花壇や植木もあって、
なんともメルヘンで不思議な空間。
地面にもお魚の彫刻が施してあったり、
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色とりどりのガラスタイルや、
ひとつとして同じ模様、形のない陶器の欠片など、
細やかなディティールが生み出すモザイク。
細部に注目すると気が遠くなりそうなアートワークで、
制作にかなりの膨大な時間を要したんじゃないかな。
こんな謎なオブジェもあります。
吸い取られそう。
そんな不思議な広場でした！
ひと雨来そうだったので、
川沿いをお散歩しながら宿へ戻ります。
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そして。
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ようやく、連休が明けました！
と同時にやっと雲も晴れた！！！
もちろん午前中からブラジル大使館へ直行！
ああ、青空が、爽やかな風が恋しかったよ。
そして、この町に似つかわしくない、
まばゆいばかりの白亜の近代的な建物はなんなんだ！？
豪邸のようなブラジル大使館に入り、早速もろもろの手続き。
最初にオンラインの申請フォームを埋めなければならないと聞いていたのでパソコン持参で。
（1台パソコンが設置してあるのですが、ネットの繋がりが悪いと聞いていたのでMy PCで対処。）
館内のWI-FIを繋げて申請書を仕上げ、パスポートを提出。
ところが、
安い、早い、簡単！
がエンカルナシオンのブラジルビザGET最大のうま味、長所だったのに、
なんと10日ほど前からルールが変わり、ビザ代が3倍くらい跳ね上がっていたのです！
以前は3,000円ほどで取れていたはずが、ついこないだから10,000円超え。
しかもルールもかなり厳しくなってしまいました。
ここエンカルナシオンでは、クレジットカードを提出すればそれが身分証明書代わりになっていたのに、
10日前のルール変更後から、必ずブラジルアウトの航空券、またはEチケットの提示が必要になってしまったのです。
私はたまたまサンパウロからの出国エアチケットを持っていたのでなんとかことなきを得たのですが、
長期旅行者で、しかもエンカルナシオンでブラジルビザを取る人たちっていうのは、
ほとんどがブラジルを出国する航空券なんて持ち合わせているはずもありません。
そんなわけで、館内にはビザ取得に難航している日本人旅行者多数。
（ちなみにこの空間だけ日本にワープ！？
ってくらい、ここの大使館にはブラジルビザを目的にやってきた日本人しかいませんw）
みんなその場でダミーエアチケットを取得しようと、必死にパソコンやスマホをいじっていました。
ビザ関係の情報は日々変化してゆくもの。
海外を長期で旅しているからこそその事を痛感します。
旅人の間でビザ情報が飛び交いますしね！
ちょっと前に通用していた事が突然ダメになったりするのはあるあるで。
今回は直前の改悪に見事やられました・・・。
と言っても即日発行の部分はそのままで。
午前中に申請したビザは2時間後にはもう受け取りができて、
無事ブラジルビザをGETする事ができました♪
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無駄に長居したこの町に、もう用事はありません。
次の場所へ移動します。
旅人の間で大、大、大好評の、
あの宿へ！！！
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