棚田フェチ！モライ遺跡とマラスの塩田

October 08, 2016 Categoyr: └ PERU ( ペルー )

フェチ爆発

長くフォトたびをご覧下さっている方ならご存知かもしれません。
私のフェチ。
肩と、手の指と、ふくらはぎと、鼻と・・・

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ってちがーーーーーうwww
（鼻！？笑）

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私のフェチ心を存分にくすぐる景色。

そう、

段々畑！

何を隠そう、私は棚田フェチなのです！

山の斜面を利用して田畑を生み出す自然×人の壮大なコラボレーションアート！？
段々畑に遭遇するたびに幸せな気持ちになるちょっぴりおかしな私・・・。

この日はそんな大好物の棚田を、
しかも今まで見たことのないようなスペシャルな棚田を巡る一日となりました。

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目指すはクスコから約58kmのマラスの街。
そこからさらに車で15分のところに魅惑の棚田が待っているというのです。
効率のいいツアーもあるのだけど、個人で行ってみる事にしました。

クスコから乗って来たバス。
下ろされたのは、何もないだだっ広い道の途中。
さて、ここからどうしましょ。
どうやってマラスに行くのかな？

挙動不審ぎみにキョロキョロしていると、ちょうど居合わせたペルー人とアメリカ人の旅行者に声をかけられました。
彼らも行き先は同じ。
ここからは彼らとタクシーをシェアする事に！

二人はモライ遺跡とマラスをいっきに回る予定なのですが、私はモライの入場チケットを持っていません。
（モライに入るには高額の10日間有効遺跡巡り共通券が必要なのだ！）

「私、モライは車で待ってる。
二人がモライを見て来た後にマラスへ向かおう。」

と話しは着地。

ドライバーにルートを伝え、いざ出発です！！！

道中素晴らしい景色を眺めながら、

一つ目の目的地、モライに到着。

駐車場は敷地内にあるので、チケットのない私は車から出てここで待機。

「いってらっしゃ～い！」と二人を見送って、
のんびり景色を見ながら時間を潰していると、

ドライバーさんがやってきて、こっちへおいでと手招き。

？？？

車の中で待たせてくれるのかしら？

「ほら、早く！」

人でごった返す入り口をすり抜けだだっ広い駐車場へ。

車に乗せてくれるのかと思いきや、

ドライバーが連れてきてくれたのは、

モライ遺跡！！！

えええ！？
こんなに近くにあったの！？
まさか駐車場の裏側がモライだったなんて。
なるほど。だから駐車場の敷地はゲート内なわけだ。

「せっかくここまで来たのに、モライを見せないで返すわけにはいかないよ！」

とイタズラっぽく笑うドライバーさん。
チケットを持たずに待ちぼうけする私をこっそりここまで連れてきてくれたのです！

「ありがとう～～～！！！」

実はここ、ペルーでものすごく来たかったところの一つ。
だって、円形の段々畑なんて、世界中どこを探してもなかなか見かけませんよね！？
けれど、遺跡共通チケットが高くて諦めていた場所だったのです。

ミステリーサークル？
UFOの基地みたい。
これは宇宙人が作ったに違いない！

そう思わせられるほどミステリアスな形状なのですが、
実はこれ、インカの人々の農業試験場として作られたものなのです！
写真ではスケールが伝わりにくいのですが東京ドームが収まるくらいのビッグサイズらしい。
一段一段下がるごとに気温が変わり、
どの温度、条件でそれぞれの農作物を育てる環境が一番適しているのかを調べるためのものだったというから驚きです。

ああ、
このミステリーサークル風円形段々畑、見られてよかったな～。
ドライバーさん、本当にありがとう♪

モライ遺跡を見物し終わった同行者二人と合流し、
次はマラスを目指します。