民族衣装が好き
週空け月曜日のメデジン。
この日は、原因不明の病!に冒されて入院していたコンデジちゃん(canon g7x)をお迎えに行く日です。
修理屋さんが入っているモールへ向かい、お店のカウンターで引き換えの紙を差し出すと・・・
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「複雑すぎてうちでは修理できませんでした。」
とな。
ガーン。
そんな殺生なぁ(泣)
仕上がりを待った3日間が無駄になってしまったじゃないの〜ッ!
そうと分かれば早急に別の修理屋さんを探さなければ。
最有力は次に目指す都市、エクアドルの首都、キト。
祈るような思いでネットで調べてみると、
やった!
どうやら、キトにはCANON専用の修理屋さんがあるようです。
修理に何日かかるか分からない。
以前チェコのプラハでカメラ修理に一週間かかった事があったしな。
ガラパゴス諸島へのフライトは二週間後。
それまでに、なんとしても間に合わせなければいけません。
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そうと分かれば今夜とっととメデジンを出発!
宿をチェックアウトして、夕方バスターミナルへ。
南へと向かう夜行バスに乗り込みます。
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そのままキトへ直行・・・!!!
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といきたいところですが、
道中どうしても立ち寄りたい街があったので、急ぎつつもちょっぴり寄り道しちゃいます。
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17時半にメデジンを出発したバスは、翌早朝4時半にポパヤンに到着。
空がほんのり明るくなるまで少しバスターミナルで待機して、
大きい荷物を預かり所に全て預け、再びパブリックバスで移動します。
寄り道の先は、
シルビアという小さな小さな村。
なぜここに来たかというと、
シルビアでは毎週火曜日、民族衣装を纏った人々が集まる市が立つから!←この日は火曜日。
ここは、ベネズエラで出会った民族フェチのyoshiさんにオススメされていて、ずっと前からマークしていた場所なのです。
私も民族衣装は大好物ですから!
ここシルビアにはアンデスの先住民族、グアンビアーノ族が暮らしているそう。
アンデス民族と聞くとペルーやボリビアを思い出すけれど、
縦に長いアンデス山脈はチリからコロンビアまで連なり、
知らないだけで、コロンビアの片隅のシルビアのように、
観光地化されていない民族の村が各地にひっそりと存在しているのかもしれません。
さて、この村の人々はどんな衣装を身に纏っていたかと言うと、
ペルーやボリビアで見た、背高帽に三つ編み、ボリューミーなひらひらスカート・・・
ではなく、
早速市場に潜入してみます。
お!いるいる。
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どうやらグアンビアーノ族の一番の特徴は群青色のマントのようです。
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頭にはチョコンと乗せた黒ハットか、
まあるい段々の麦わら帽。
たまに中折れ帽なんかも。
おばあちゃんの民族衣装姿、味があってすごく好きです。
もちろん、ちびっこの民族衣装姿は文句なしに可愛い♪
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観光客ズレしていない、完全に庶民向けの市場。
ちなみに、
男性は群青色の布を腰に巻き、頭にハット、カラフルなマフラー姿が主流のようです。
女性の方が民族衣装率は高いようですが。
市場の外に出ると、
どの街にも必ず見かける、村の中心地の広場と教会。
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村の周辺には小川や山々などの自然が広がっていて緑が美しく、お散歩が気持ち良い。
シルビアに2、3日のんびり滞在するのもいいな。
(そんな悠長な時間はないのですが・・・カメラーーー泣)
広場に戻ってお昼ご飯を食べていると、
(この食堂で、キャノクリスタレスで別グループだったツアーの人たちに会った!
まさかこんな小さな村の小さなレストランで再会するなんて、お互いにびっくり。)
何やら外が騒がしくなってきた模様。
なんだなんだ!?
ご飯をかきこんでお会計を済ませ、食堂の外に飛び出ると、
コロンビアの大きな旗に続いて、
子どもたちの大名行列!
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広場がみるみる群青色に染まります。
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あっちを向いてもこっちを向いても魅力的な被写体だらけ!
シャッターを切る手が止まりませんっ!
何かのお祭りかしら?と思ったけれど、
子どもたちがいっぱいだし、
EDUCACION・・・
学校のイベントでしょうか。
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男の子たちもゾロゾロ。
大きなお兄さんたちもゾロゾロ。
(シルビアの年頃の男の子は、刈り上げモヒカン風がトレンドらしい。)
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広場周辺はお人形を乗せて装飾を施した華やかな車がパレード。
小さな広場にグアンビアーノ族がひしめき大にぎわいです!
やがて輪ができ、
お偉いさんの挨拶の後、
演奏と共に踊りが始まりました。
よほど重要なセレモニーだったみたいで。
私としては、ただ火曜市に合わせてシルビアにやってきたはずが、ラッキーにもこのようなイベントに居合わせ、
子どもたちの民族衣装姿を心ゆくまで目にする事ができて大満足!
普段は撮影の難しい民族の方々。
フォトジェニックな被写体を目の前にカメラを構える事ができずフラストレーションが溜まる事もしばしばですが、
お祭りの時だけは例外。
いくらカメラを向けてもイヤな顔をされないので、ここぞとばかりにとことん写真を撮っちゃいます♪
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世界中の見目麗しい民族たち。
こんなにも惹かれるのは、
ジワジワと進行する近代化の波に飲まれ確実に廃れゆく民族、文化に、
文明に毒され、古き良き時代を置き去りにしてしまったものの感じるエゴイスティックな一抹の寂しさと、
その伝統を守り受け継ぐ彼らに抱く多大なる敬意。
何よりも、
ただただ単純に、
その美しい色彩に身を包む彼らの姿が、ファインダーを、心を捉えて離さないのですが。
ずーっとこの場にいたかったのですが、
急に降られた大雨にイベント中断!
やみそうにもない大粒の雨の中、諦めてシルビアを後にするのでした。
バスでポパヤンに戻り、街に出向いてお茶をして、
バスターミナルに戻って預け荷物を受け取り、二日連続の夜行バス。
エクアドルとの国境の町を目指します。
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