エレバンの危険な物欲

イランのタブリーズから国際バスに乗って越境。

ボーダーを超えると、皆一斉にヒジャブを取り上着を脱ぐ女性たち。
イランから抜けた事を実感！！

  

バスは、アルメニアの首都「エレバン」を目指します。
明け方、眠りこけたまどろみの中でぼんやりと記憶にあるのは、緑の山々に囲まれた壮大な景色。
切り立った山道を、バスはゆっくりと走っています。
あまりにも眠すぎて、すぐに夢の中に引き戻されるのですが・・・

  

夜の10時に出発したタブリーズから、約14時間。
ついに、第三ヶ国目のアルメニア、「エレバン」に到着！！

  

ヒンドゥー、イスラムときて、今回はキリスト教の国！
アルメニアは、世界で一番最初にキリスト教を公認した国だそうです。

旅立ち当初は行く予定がなかった、というより、場所も名前もろくに知らなかったアルメニア。
そして、次に訪れる予定のグルジアも。

旅に出てから現地で情報を仕入れていくと、ルートの選択肢がどんどん増えていきます。
行きたい国、場所が際限なく増えて行って、
時間がいくらあっても足りない気になってくる・・・(⌒_⌒;

  

アルメニアの歴史を見てみると、
アラブ、ペルシャなどの異民族からの侵入、
そして19世紀後半から20世紀前半にかけては、トルコによる大虐殺。
それにより、国民の半数が国を逃れ、世界中に散らばっているという、
悲惨な歴史をたどっています。

訪れなければ知る事もなかったその国々の歴史や宗教が紐解かれ、
パズルのピースが繋がっていく感覚！

  

  

お目当ての安宿「リダの家」は、看板も出ていない小道の一角。

  

とても宿とは思えない外観。サインもありません。

  

宿の主「リダさん」は71歳の可愛らしいおばあちゃん！
二人の孫ブラザーズは、いたずらの加減を知らない超悪ガキ(`O´*)
滞在中ずっと、弟のアラム君にちょっかい出して手懐けるのにハマッていた私★
マシュマロボディとはにかみ笑顔が可愛いかったぁ(￣∇￣)

  

サンサンと太陽の光が降り注ぐ中庭。洗濯物もよく乾きます♪

  

庭の奥にはチェリーの木。
リダ家のお嫁さん、やんちゃブラザーズのママ「ガヤネさん」が、
熟したチェリーをたっぷり摘んで、ジュースを作っていました。

  

  

さて、土地勘を養うべく、恒例の街歩きへGO！！

  

リダ家の最寄り駅「エレバンステーション」前の銅像。

  

中心部「共和国広場」
バラ色の濃淡が美しいレンガ作りの建物が、エレバンの街を彩っています。

町並みはヨーロッパのように美しく、物価は格安、治安もよし！
なんて素敵な国なんだ、アルメニアヽ(*´∀｀)ﾉ

そして、なんといっても美女多し！！巨乳率高し！！！←これ重要★

イラン美女も大好きだったけれど、開放的なアルメニア美女もまたまた目の保養に♪

  

中身の想像を掻き立てる、イラン女性のチャードル姿も素敵だったけれど！？
アルメニアの女性は、タンクトップで惜しげもなく肌露出♪

  

綺麗な街を歩くお洒落な女の子たちを見ていると、

  

なにやらむくむくと、物欲が刺激されていく・・・！！！

  

そして、安い♪

  

ここに来て、まさかのショッピング熱に火がつく私・・・

  

旅に出て初めての物欲、もう誰にも止められない♪

  

日除けのつば広帽子♪

  

ヨーロッパやリゾート地で着るんだぁ♪ムフフ（妄想炸裂）

  

手首のワンポイントに♪

  

お買い物、楽しい〜〜〜ヾ(≧∇≦*)〃

  

イランで出会った熟練の旅人たちに、
「こんなに荷物が多い人初めて見た！！それでよくインドまわったね・・・」と言わしめた私。
ゴロゴロオスプレー、その重量、26kg。
断捨離どころか物を増やす始末です(*σ・ω・`*)

  

街歩きだけで楽しいエレバン、居心地が良すぎるリダの家。
あぁ、これまた長居しそうな予感。
2ヶ月弱でまだ3ヶ国目。
想定外のスローペースとなっています・・・(￣□￣)

  

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