彼の親戚
髪型に注目!
民族巡りの拠点にしているアティトラン湖沿いの街、パナハッチェルの宿に大荷物を置いて、
数日間湖を離れ足を伸ばしてきました。
地元民御用達のチキンバスを乗り継ぎ乗り継ぎやってきのは、
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ケツァルテナンゴ。
通称、シェラ。
国鳥ケツァールの城壁を意味するケツァルテナンゴ。
スペイン征服以前はシェラフというマヤ語オリジナルの名前が付いていたので、
通称「シェラ」と呼ばれています。
ここは、グアテマラ第二の都市。
有名な日本人宿があり、破格のスペイン語学校も充実しているので、
長期で滞在する日本人の旅人も多いようです。
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チキンバスを降りて、まずは宿へ直行。
有名なタカハウス・・・ではなく★
いつものようにBooking.comで選んだ、Hotel Kasa Kamelot。
こんなお部屋があてがわれました。
ベッド三つ・・・ドミじゃありません。個室です。
もちろん、泊まるのは私一人です。
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宿の屋上からの眺め。
カテドラルの丸屋根や街が一望できる、なかなかナイスなロケーションです。
洗濯紐があるのも高ポイント。
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さて。
どうしても必要なビーチサンダルをパナハッチェルの宿に忘れてきてしまい、
ビーサンを求めて早速街へ繰り出しました。
グアテマラ第二の都市にしてはなんとなく閑散としている街。
大きなカテドラル広場を中心に四方に路地が伸びていて、
狭い小道を窮屈そうにチキンバスが走り回っています。
市場や露店の靴屋をハシゴするも、品揃えイマイチ。
ビーサンなんて、今までどこでだってたくさん見かけたはずのに〜!
(なぜビーサンが必要だったのかは後述)
ビーサンを見つけるのに苦戦したシェラで、
素敵なレストランを見つけました。
アジアンレストランです。
オープンと同時に入店したのでガラガラですが、
シンガポール人のオーナーが調理しているという料理はなかなかに本格的で、
生春巻き、餃子、サテの前菜プレートに、
色々と目移りしたのですが、メインは肉野菜炒めを注文。
おかず×白ご飯は我々日本人にとって最強の組み合わせですよね!
あ〜美味しかった!
大満足!
シェラのご紹介、以上です。笑
て、
ビーサン探しに、アジア飯食べにシェラに来たわけではありませんっ!
ではなぜこの街にやって来たのかというと、
シェラは郊外が魅力的!
(もちろんシェラ自体にもたくさんの魅力が詰まっているはずですが・・・!?)
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その目的のひとつがこちら。
ビーサンが必要だった理由はここです。
スニル行きのチキンバスに乗って、アルモロンガの先で下車。
そこは、ロス・バーニョスという温泉街。
温泉・・・なんと心ときめく響き!
ま、イメージする日本の温泉街とはほど遠いのですが、
この辺りには銭湯のような施設がいくつかあって、
そのうちの一つへ。
建物の中にはこじんまりとした屋内プールもあり、
少人数のエクササイズのクラスが行われていました!
温泉は全個室となっていて、案内されたお部屋の扉を開けるとバスタブが目の前に!
中は掃除をされて栓が抜かれているので、自分でお湯加減を調節しながらお湯を張ります。
海外の温泉って基本水着着用ですが、
ここは個室ですからもちろんそんな必要はなし。
真っ裸でお湯にドボンですよ!
くはーーーーーーーぁ
と、声にならない声が漏れるこの感じ、分かりますよね!?笑
温かいお湯に全身が包まれる、この至福の時・・・。
長旅でカサカサに乾涸びたボディをゆっくりとふやかす、人間に戻れる時間・・・。
ああ、しあわせ・・・。
制限時間は一時間。
日本では長風呂が苦手な私も、ここではまるまる一時間湯船に浸かっていました。
芯からホッコリ温まった体に涼しく心地よい風を浴びながら、
帰りはアルモロンガまでお散歩。
この辺りは谷底に田園風景が広がり、その景色にも癒されます。
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お風呂目当てのロス・バニョス、
そして、
シェラにやってきたもう一つの理由が、
やっぱり外せない、グアテマラ旅のメインテーマ、民族衣装♪
シェラ周辺にもたくさんのマヤ民族の村が点在し、
各村で曜日市が開かれているのでマーケットに合わせて民族巡りが楽しめます。
本当は色んな村を訪れてみたかったのですが、短い滞在の中でひとつだけ選んだ先は、
川を渡った山あいの美しい村、
スニル。
アルモロンガ、ロス・バーニョスの先。
シェラから9kmほど南に位置する村です。
民族衣装を求めて早速村歩き開始!
橋の上から見下ろしたところに、
桃太郎のおばあさんを地で行く、川で洗濯物にいそしむ女性を発見。
昔懐かし田舎の風景に心がなごみます。
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橋を越えて、村の中へ。
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山の斜面に連なるスニル。
坂道が多く、息を切らしながら上がります。
カテドラルはお菓子の家のような可愛らしさ。
人通りは決して多くはありませんが、女性たちはほぼ100%民族衣装着用。
その姿を目にするたびに心踊ります。
ところで、私、
ある事に気付いてしまいました。
場所を移して生鮮マーケットへ。
ここは打って変わって賑やかでお買い物の女性も多く、
いくらでも民族衣装観察が楽しめそうです!
路上に所狭しと並ぶ新鮮な野菜たち。
特に葉物野菜が多く、一つ一つが大玉で、芯がぶっとく葉っぱに張りがあり、
食べ応えありあそう!
そうそう。
気付いてしまったこと。
それは、スニルの民族衣装の特徴です。
頭部に注目!
頭にボンッと布を乗っけるタイプ、
ヘアバンドのようにベルトを巻き付けるタイプ、
バンダナ巻きの玉置浩二タイプ、
十人十色、色も形も様々ですが、
髪飾りが凝っていて華やか!
民族衣装にもマッチしてとても素敵です。
市場をひとしきり見て回った後は、
最後の目的。
あのお方へ会いに!!!
彼もまたとてつもなく分かりにくい場所に潜伏しておりまして、
またまた地元民に聞き込み調査を重ねながら、
民家を抜け、路地を歩き、丘を上がって、
彼の待つ場所へようやく辿り着きました。
そのお方とは・・・。
コンクリートの小さな建物の中に一歩足を踏み入れると、
いたいた。
いましたよ!
その名もサン・シモン!!!
ハットにサングラスにスーツ。
往年の松田優作を彷彿とさせる(?)この危ない風貌とは裏腹に、
こう見えて彼、スニルの村の守護神です。
あれ。
デジャヴ・・・!?
そう。
サンティアゴ・アティトランの守り主、マシモン様とそっくり!
いや、見た目というよりその立ち位置がそっくりではありません!?
笑ってはいけません。
村人はいたって真剣ですよ。
地べたに膝を付けて、彼を崇め奉っているのですから。
おそらく彼、マシモン様の親戚。
サン・シモン様の方が肌ツヤが良くてお若いとお見受けしますので、
マシモン様の甥っ子あたりでは、と睨んでいる私です。
床にはおびただしい数のキャンドルの炎が揺れ、より一層怪しげな空間を演出しています。
部屋の周囲にはタロット占いのテーブルが並べられ、
どこのブースも結構繁盛していましたよ。
占い好きの乙女心は世界共通!?
言葉が分かれば私もしてもらいたかったなぁ。
最後にチョイ悪風味のスニルの神様、サン・シモン様にも会えたので、
川沿いへ戻り、チキンバスを拾ってシェラへ戻ります。
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もう少し長く滞在したかったけれど、
限られた日数でサクサクと民族巡りをこなさなければなりません。
慌ただしい毎日。
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シェラを離れ、
さらにさらに奥地へ。
さらにさらに個性的な民族衣装を求め、
次の村を目指します。
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