イースター島お一人様レンタカーのススメ
車の運転が好き。
どこまでも連れて行ってくれる魔法の箱の中、この時間だけ私は小さなお城の王様。
行き先も、ペースも、素敵な景色を前にして車を止めるのも、流す音楽も、頭の中の妄想ワールドも、
全部気分次第、全てが主の采配。
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車って、なんて自由度の高い最高の乗り物!
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イースター島ではレンタカーを借りて回る人が多いと思います。
私も例に漏れず、宿の子たちとシェアして二日にわたって車を借りたのですが、
島に入る前から決めていた事。
どこか一日だけは自分一人でレンタカーする!
心が動く景色に出会ったら、それはもう一期一会。
どんなタイミングでも絶対に車を止めたいし、
王道から外れたマニアックなモアイたちも一つずつ巡りたい。
気に入った場所には何時間も費やしたいし、何度だって訪れたい。
一人で車を借りると当たり前ですが高く付いちゃう。
けれどもこんなワンマン迷惑行為、誰かを引き連れて貴重な時間を犠牲にさせてしまう事はできません!
それに、私自身も同行者に気を使わずマイペースを保てるしね!
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そんなわけで、予定通り一人レンタカーを敢行。
イースター島のレンタカー事情は24時間で一日刻みだからありがたい。
行きたいとこ全部、たっぷりじっくりまわってやる~!!!
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お昼過ぎにイースター島唯一の街ハンガ・ロアで車を借りて、
まず最初に目指すは北の方。
もうね、知らない土地を、
特に異国の地を運転するって、
最強に自由感MAXで最高の気分になるんですよ!
笑いが込み上げてきて、一人で雄叫びあげたりして。(怪しいけどいいんです。一人だから)
鼻歌なんか歌いながら向かったのは、
島の北側に位置するアナ・ケナビーチ。
砂浜を向いて整列するモアイ、アフ・ナウナウにまずは軽くご挨拶。
ここのモアイは砂に埋もれていたために風化から逃れ、状態がとても綺麗なのです。
でもこうして砂から掘り起こされ海辺に立てられた以上、今後の劣化は避けられないのですが。
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青い海、生い茂るヤシの木!
アナ・ケナビーチの砂浜沿いに鎮座するモアイはとりわけ南国ムードたっぷりなのです!
よく見るとこのモアイたちのアフ(台座)は船の形だし!!
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そのお隣のオバヘビーチへ。
お隣と言ってもアナ・ケナビーチからはいったん車で移動。
道が分かりにくく、車を止めてからは柵を乗り越え丘を下っていかなければビーチに到達しないので、
ちょっぴり秘境感のある場所。
だからこそアナ・ケナより人も少なく、
断崖に囲まれている地形は隠れ家的な雰囲気で、
イースター島の秘密のビーチと言っても過言ではないかもしれません!
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二つのビーチを後にして、
北海岸をちょこちょこ寄り道しながらドライブ。
北海岸に沿って東方面に車を走らせるとプカティキ火山が目の前にそびえるのですが、
この山の形が私には、仰向けに寝転がって空を見つめるモアイにしか見えなかった!
こんな感じね!w
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北海岸にはとてもモアイとは判断つかないような一見ただの岩だったり、
アフ(台座)のみが残っていたり、
そう言ったちょっぴりマニアックなポイントが点在していて、
ひとつひとつ立ち寄ってみるのですが、
マニアックポイントは整備されていなくてとにかく道が悪い!
というか道なき道?
ここ四駆じゃなきゃ無理でしょ!?ていうオフロード。
下り坂なんかはタイヤがスリップしないかスタックしないかヒヤヒヤ!
その度に車に本気で声をかける!
「よーしよし!いい子!」
「頑張れ頑張れっ!」
「Yes! Good boy!!!」
獣道を無事乗り切ると褒めちぎりながらハンドルをなでなで。
そうやって相方を鼓舞し励まし、
一心同体になって車を操縦するのが事故をせずに無茶できるコツです♪←?
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石を積み上げ作られたモアイの台座、アフ。
こっちの方がモアイよりも神聖なものと言われている。
この倒れたモアイは島で一番大きいらしい!
高さ12m。
立てたら圧巻だろうな~。
その脇にあるのが、モアイ以外で私が一番行きたかった場所!
「地球のへそ」という意味を持つ石、テ・ピト・クラ。
コンパスをかざすと針が狂うらしく、それがまさに地球のへそっぽい!
この石に触れるとパワーがもらえるという事で、
がっつり石に抱きついて、地球のパワーを体内にたっぷり補充しておきました。
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北海岸で偶然見つけたトパーズ色の不思議の水たまり。
もしここが露天風呂だったら最高のロケーションなんだけど!
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端に突き当たり東海岸へ回り込むと、
お気に入りのアフ・トンガリキが左手に、モアイ工場のラノ・ララク火山が右手に見えてくる
パワースポットロード!
この東海岸沿いの道にも色々と寄り道ポイントがあって、
ローカルが泳ぐ海の天然プールがあったり、
アフ・アカハンガ。
馬に乗っているこのお方、島をパトロールしているレンジャーさん。
ちなみにアフやモアイに乗ったりモアイを壊した人には超高額(場合によっては100万以上)の罰金が課せられます。
ここには倒れたモアイが。
こちらにもずらりと倒されたモアイ。
モアイ倒し戦争で島中のモアイが全て倒されたり破壊されたのは前にも書きましたが、
目に霊力が宿るという事で、顔が見えなくなるようこうしてうつ伏せに倒されていったようです。
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夕方に差しかかりいったんハンガ・ロアの町に戻って軽い夕食を取った後、
この日は深夜までアフ・トンガリキの月の出を撮りに。(前々回のブログ参照♪)
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翌日は反対方向の南へ!
重複しますが、
まずは絶景特集でも紹介したラノ・カウ火山へ。
ここも3度くらい来たな。
それから場所を移し、
この先岩づたいに海辺に降りると、
壁画の残る人食い洞窟。
モアイ倒し戦争を引き起こすまでに至った一番の原因、食料危機。
この洞窟で共食いをするまでに困窮していたと言われています。
この近くには天然プールも。
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このように、気ままに身軽に楽しんだ一人ドライブ。
北から南へ島をぐるりと回りました。
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自由自在に行きたい所へ行き、気になるポイントで車を止める。
ルート作成にもこだわりをとことん詰め込んで、
自分だけのささやかな発見や思いがけない景色との出会いが一人ドライブの何よりの醍醐味。
私が借りた車は多分最安、オートマで一日40,000ペソ(当時約7,000円)。
ブレーキを踏むとキーンと唸るしサイドミラー割れててよく見えないし、
若干ポンコツ感漂う相棒でしたが★
一応日本国産車だし、丸一日、島のあちこち連れ回しても不満も言わず付き合ってくれたし!
24時間じゃまだまだ足りなくて、逃したスポットもたくさんあるけれど!
イースター島一人ドライブを大いに満喫したのでした♪
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