アマゾン再び!
バヘイリーニャスからサンルイスまでバスで4時間。
そこから夜行バスに乗り換えてさらに13時間半!
翌朝方ようやく辿り着いたのは、アマゾン川のふもとに栄える大都市ベレンです!
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南米大陸を横断しながら悠々と流れるアマゾン川は、大西洋に繋がって終着を迎える。
そのアマゾン川の河口に位置するベレンは人口200万人以上を要するパラー州の州都。
この辺りには日系人も多く住んでいるそうです。
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まずはバスターミナルからタクシーを拾って予約していた宿Galeria Hostelへ移動。
予約サイトの高評価はなるほど納得。
お洒落な館内、清潔に保たれたリビングとキッチンのパブリックスペース。
充実の朝食付き!
ドミトリーのお部屋は余裕のあるベッド配置で居心地良く、
スタッフは英語が話せてとても親切!
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この町には二泊する予定です。
荷物を解いて一息ついたら早速町へ。
この町ではやらなければならない事があるのです。
この後訪れるベネズエラ対策で、米ドルとブラジルレアルをしこたま用意しなければいけない!
というのも、ベネズエラは公定レートが適用されるATMを利用するととんでもない額になるので、
ベネズエラ通貨を手に入れるためには闇両替を利用する必要があるからなのです。
ところで、ブラジルには米ドルが下ろせる銀行はあるのか!?
ネットで調べてもなかなか有力な情報は得られず、
ブラジル中央銀行ならもしかしたら・・・と地図を調べて向かってみたのですが、
ただのオフィスビルでATMすらありませんでした。
まずATMでブラジルレアルを下ろして、町の両替屋さんでドルに変えてもらうしかなさそう。
この二度手間によって、手数料やらレートででだいぶ損をしてしまいそうだけど、
他に方法がなさそうなので仕方ないか。
ブラジルにいる間に大変お世話になった銀行、Banco do BrasilはATM使用手数料がかからないので重宝していたのですが、
一日の引き出し限度額がカード一枚につき500レアル(約15000円ちょい)。
手持ちの海外キャッシング対応クレジットカードを3枚持ち歩き、
ベレン滞在中は毎日Banco do Brasilに通って500レアル×3回分をATMから引き落とし、せっせと現金を作りました。
そうして、両替屋さんで米ドル800ドル分を交換。
掻き集めた残りのブラジルレアルもキープ。
ベネズエラの旅、これで足りるかなぁ?
ともかく現金はなんとか集まった。
これがベレンでの主目的だったのですが、
銀行や両替屋以外にも、到着した日に足を運んだ場所がありました。
それは、
日本食レストランHAKATA!
日系人が多く住むというベレンには日本食レストランもあるだろうとネットで調べたらズバリヒット。
しかも名前がHAKATA!
これは行くっきゃないでしょ♪
ベレンに来る前から楽しみにしていた、そのレストランへやってきました!
あったあった。
真っ赤な鳥居が目印の汎アマゾニア日伯協会お隣にある、レストランHAKATA。
扉を開けると、広々とした店内はクーラーが効いていて涼しい!
奥のお部屋にはお魚を揃えたカウンターが設えてあって、テレビでは日本のバラエティ番組が流れています。
カウンター前のテーブルに着きました。
メニューを見てみると、
テンプラ、生姜焼き、うどん、素麺・・・魅力的な文字が並んでいる!
しかし、お値段が魅力的じゃな〜い!!!
やっぱり海外の日本食はちょっぴりお高め設定ですね。
でも、今日はケチケチせずに、食べたいものを食べる!
そう決めていた私は、大枚はたいて2,000円のお刺身定食をオーダー。
カウンターのガラスケースに並ぶ生魚のさくを見ていたら、どうしてもお刺身が食べたくなって★
板前さんが用意してくれた別盛りのお刺身と、定食のお盆が運ばれてきました。
おかずの小鉢がいっぱいで嬉しいし、何より冷や奴!
おひつの白ご飯はお茶碗2杯分!
きっちりぜーんぶ平らげました♪
たまには日本食補給しないとね〜。
オーナーさんもやってきて少しお話し。
やはりレストランの名前通り福岡出身の方で、藤崎に1年住んだ事もあるそう。
ベレンの日本食材が売っているお店の場所も聞いたのだけれど、結局行かず終いでした。
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ベレン二日目は、宿の同室の人たちとマーケットへお出かけ!
クリチバからプチ旅に来ていた日系3世のhisao君が、前日も町歩きをしたらしく案内役をしてくれました。
地ビール工場を併設するウォーターフロントの多目的施設、エスタサン・ダス・ドッカスを抜けて、
その奥にあるヴェロペーゾ市場を散策します。
そのカオスっぷりなはかなかで、不思議な食品のオンパレード!
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鮮やかな色・形をした、見た事のないアマゾン産のフルーツや野菜や木の実が山盛り!
カニを売り歩くおじさん。
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「これがアサイーだよ。」
アサイーと言えばイメージはセレブの朝食!?
日本でも流行ったアサイーボウル。
あの赤紫色のアサイーは、アマゾンが原産地だったのです!
ベレンの市場はどこもかしこもアサイーだらけで!
食堂のカウンターには、アサイーが並々と入ったデカボウルが常備してあります。
氷とお砂糖を混ぜてジューズにして飲んだり、ソースとしてお魚やご飯にかけて食べたりするんですって!
hisao君曰く、ベレンのアサイーは誘眠効果があって食べると眠ーくなっちゃうって言ってたけど、ホントかな!?
というわけで、アサイージュースを飲んでみる。
ドロッドロの濃厚の液体はまさしく果汁100%!
味は、うん、悪くない!
飲み物?食べ物?漬け物?
なんだかワケの分からない瓶詰めも多い。
こちらの毒々しいほどに真っ赤な液体は一体!?
「この木の実が原料なんだよ。」と売り子のおじさん。
これは染め物用の液体だそうで食用ではありません★
ブラジル原産のサトウキビのお酒、カサーシャもいたるところで売られていました。
色んなフレーバーがあって、試飲してみると、美味しいけれどかなり強い!
海外の市場ではお馴染み、ニワトリちゃん丸ごと一羽、お買い得です♪
にしてもさすが南国、
というと語弊があるのかな?
赤道直下付近に位置する熱帯気候のベレン。
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市場で働くおじさまたちのやる気なさげなゆる〜いムードは、熱い地域特有、な気がします。
商売ほっぽっちゃってゲームに興じているしね!
でも、この雰囲気嫌いじゃない。
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お魚セクションでは、
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新鮮なアマゾン川のお魚が並んでいます。
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お肉セクションはなぜか麗しい建物の中。
もちろん生鮮食品以外にも、
日用品から、
(これはブラジルの家庭用シュラスコセットなんだって!日本で言うホットプレートやBBQセット、かな?)
民芸品やお土産売り場まで、
アマゾン特有の不思議な品物が所狭しと並ぶ、
そぞろ歩きの楽しいヴェロペーゾ市場なのでした。
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小腹が空いたのでランチタイム。
もちろん市場の一角の食堂で。
ね!もれなくアサイーボウルが付いてくるでしょ?
これ自体には甘みのない、アサイーを撹拌したソースです。
ブラジル定番料理、ご飯とパスタと国民食フェジョン、メインはアマゾン川のお魚。
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市場を抜けて港へ。
hisao君に連れられて、時計台広場、教会、要塞、と、
ベレンで見るべき一通りを回りました。
日本に住んだ事もある日系三世のhisao君は、日本語がとても上手!
兄弟は日本で家庭を持って生活していると言います。
三世までは日本に出稼ぎに出る事ができるし、10年住めば日本国籍をもらえるけれど、
四世からはもう完全にブラジル人と同じなんだそう。
hisao君は日本人の顔付きだけど、三世の50%はブラジル人とのミックスなんだって。
ブラジルは世界でも最も多くの日系人が住む国ですが、
彼らの子どもたちの時代にはもう、ブラジルに住む「日系人」と呼ばれる人たちは少なくなっていくのかもしれません。
そんな興味深いお話を聞きながら宿へ戻りました。
(そういえば、hisao君の言う、ベレン特有のアサイーの眠気効果は感じなかったな★)
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その夜は、
同室のPedramとSantiagoがディナーを用意してくれました!
私はビールを飲みながら優雅に待機。
男の人が料理する姿っていいですよね!
そんな彼らを眺めながら、なんとも幸せな気持ちでビールが進みました♪
できたてのトルティーヤとワカモレ。
美味しい〜!
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ベレン最終日。
宿をチェックアウトし、空港へ。
未知の国を目指して、ブラジルを飛び立ちます!
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