ヨルダンの神様

ヨルダン観光のハイライト、ペトラ遺跡を十二分に満喫♪
次に向かうは、アフリカ大陸縦断の入り口となるエジプト！
シナイ半島のダハブを目指して移動開始です。

  

アンマン、ペトラと旅をともにしてきたtomとはここでお別れ。
彼は再びアンマンに戻り、キングフセイン橋の国境を超えてイスラエルへ向かいます。
私は真逆の南に下り、アカバへ！

  

ペトラ遺跡の街からミニバスに乗って、2時間ほどでアカバへ到着。

  

アカバは、ヨルダンで唯一海に接する街。
ダイビングのメッカ、紅海に繋がり、珊瑚礁が広がる海を有するアカバは、
リゾート地として多くの観光客が訪れる街でもあります。

そんな魅力溢れるアカバも、私にとってはエジプトへの通過点。

  

バスを下りると早速フェリーチケットを求めて、チケットオフィス「ABマリタイム」へ。

エジプトのシナイ半島へ向かうフェリーは、毎日運行時間がマチマチ。
夜8時やら、深夜2時やら、その出発時間の振れ幅は大きいのですが、
だいたい夜発が多いみたい。

この日は深夜0時出発ということでした。

  

しかし！！！

  

「ABマリタイム」のオフィスのシステムに問題が発生し、チケットを発券できないとの事！

どうすればいいの！？

  

教えてもらった別のツアーオフィスに向かってみたものの、そこでは対応していないという。

  

困ったな。
どこでフェリーチケットを入手できるんだろう。

WI-FIがないから、調べる事もできないし。
さて、どうしたもんかと考え込んでいると、
そこにいた一人の初老のおじさまが、救いの手を差し伸べてくれたのです！

  

「チケットオフィスを一緒に探してあげるよ。」

  

彼の名はアフメッド。

アフメッドに連れられて、旅行代理店をまわり、
しまいにはタクシーで別のオフィスへ連れて行ってくれて、ようやく無事、フェリーチケットをGET♪
良かったぁε=(⌒_⌒;)

  

深夜までまだまだあるし、
街中でランチでもして、WI-FIが使えるカフェに入り浸って時間を潰そうと、
アフメッドにお礼を伝えて去ろうとしたら、

「フェリーの出発まで時間があるから、私のオフィスに来るといい。
オフィスの一室は客室になっていてね、そこを自由に使っていいから、時間までくつろいでいなさい。」と！

彼はアーミーの統括マネージャー？みたいな人らしく、
今からオフィスへ戻るとの事。

お腹ペコペコだからご飯を食べたいし、WI-FIスポットも見つけたいし、
と丁重にお断りをしたのですが、

「お昼ご飯は私が用意してあげるよ。
夜まで時間があるから、遠慮せずにおいで！」

  

そ、そうですかぁ？？？
それじゃあ、お言葉に甘えて・・・。

★
★

タクシーに乗って彼のオフィスに着くと、
彼の使いみたいな男の子が冷たいジュースを用意してくれて、
私のためにランチのパンをたっぷり買ってきてくれて！！！

「お部屋はこちらだよ。
ベッドもシャワーもキッチンもあるし、自由に使いなさい。
時間になったらタクシーを呼んであげるから！」

で、鍵を渡されて通されたお部屋が、

  

★
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本当に、マンションの一室みたい！！

  

図々しくも、
いただいたパンをパクパク平らげた後は、
部屋にこもってダラーンとパソコンしたり、グースカ昼寝しちゃったりして★

  

気付いたら外はすっかり暗くなり、

アフメッドがタクシーを呼んでくれました。

  

こちらがアフメッド。
ちょっぴり、亡くなった私の祖父に似ている。

通りすがりの異国の旅人を助け、真心いっぱいのおもてなしをしてくれて、
本当に、神様のような人！

いくらお礼を言っても言い足りないくらい！！！
アフメッドにたくさんのありがとうを伝えて、タクシーに乗り込みました。

  

ヨルダン人は、本当に優しい！！！

  

短いヨルダンの旅の締めに、このような心温まる体験をして、
感謝の気持ちと幸せな気持ちいっぱいで、この国を後にするのでした(*⌒―⌒*)

★
★

さて、
港に着いて、手続きを済ませ、
いざ、フェリーに乗り込みます！

  

だいぶ遅れて出発した船は、

  

早朝、シナイ半島エジプトのヌエバ港に到着！

（全然写真撮ってないな〜笑）

  

インドから始まった私の旅。
イランからヨーロッパに抜けてぐるりと周り、モロッコ、アイスランド、イスラエルとピョンピョン飛んで、中東を通過し、
ついに、旅人にとってアフリカ大陸縦断の玄関口！？エジプトに入国です！！！

  

船を下りてエジプトビザを購入し、パスポートにペタッ。
（最近まで15ドルだったのが、25ドルに値上げされてる！）

コンテナに積んだ荷物を引き取って、

韓国人の男の子とタクシーをシェアし、目的地のダハブへ向かいます。
（残念ながら、ヌエバからダハブ行きのバスは夕方しかありません。）

  

途中運転手さんの実家に寄り道して！？

  

テラスでファミリーに混じって、

  

なんと、お茶をご馳走に！！

  

さらに朝ご飯も★
パンを温かいミルクに浸してグニャグニャッとしたもの。
お味は・・・んんん！？

  

思いもよらぬホッコリ休憩タイムを挟んで、

ヌエバから約1時間。

  

「恋するダハブ」に到着ですヽ(ｏ´∀｀ｏ)ﾉ

  

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