こんまぁりィ
ストックホルムから夜行列車で17時間。
北へ、北へと進みます。
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久しぶりの鉄道の長旅だな。
ワクワクを胸に、ストックホルム中央駅からキルナ行きの列車へ乗り込みます。
チケットを握りしめ、指定のコンパートメントへ。
昼は座席、夜間は倒してベッドになるタイプの4人用個室です。
同室のスウェーデン人、Lynos君。
旅の道中は彼がビールをご馳走してくれて、たくさんお喋りしました。
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Lynosはマルメ在住のアーティスト。
絵を描くだけでは収入が不十分なので、これから一ヶ月、キルナの鉱山に出稼ぎに行くところでした。
スウェーデン北部の方言はYesの言葉がスーッと吸い込む音のみ、
北に行けば行くほどスッと短くなるんだって!
北部の人は物静かな人が多いんだとLynosが教えてくれました。
日本でも、東北のズーズー弁は極寒の中で口をあまり開けずに会話できるようにしてできた方言だと聞いた事がある。
(違っていたらごめんなさい。未開の地東北、行ってみたい!)
北の人は真面目で忍耐強く、南の人は陽気でなんとなるさ精神、とか。
気候がもたらす地域性は、世界共通なところもあるように思います。
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Lynosは特別日本文化に興味があるわけではないと思うんだけど、
日本の本はいくつか読んだことあるらしい!
「何読んだの!?」
「KONMARI」
コンマァウィ~
て、お片づけのこんまり!
世界を舞台に活躍し、確か現在はマネージャーの旦那様とアメリカに住んでいる。
近藤麻理恵さんの本ははるか遠く北欧の地でも翻訳され読まれているんだ。
昨年こんまりを読んだLynosは現在も断捨離の真っ最中という事でした。笑
私も帰ったら読まなくちゃ!
というわけで、帰国後すぐに『人生がときめく片付けの魔法』1と2を読みました。
なんだか感化されちゃった!
現在もこんまりメソッドを継続しているかと言えばノーコメントですが・・・。
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Lynosは他にも、17,8歳の時にオウム真理教の本を読んだんだって。
へぇぇ。
確かにあの事件も、世界中を震撼させたインパクトあるニュースだったもの。
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夜は快適にぐっすりと眠りこけ、気がつくともうキルナが近付いていました。
窓の外は鉱山っぽい風景。
Lynosの仕事場はあんな感じかしら。
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「私、オーロラを見たくてキルナに行くんだ。見られると思う?」
「僕は50回ほど見た事があるよ。」
とLynos。
今まで見た中で一番すごかったのは、
光のカーテンが空いっぱいに、大縄跳びをブルンブルンと回すような動きをしていたのだ、と。
うわぁ、見てみたい。
「オーロラを見たら結婚できるんだよ。
僕の友達がオーロラを見てすぐに今の旦那さんと出会い結婚したんだから!」
That’s why!
だから、私には未だハズバンドがいないのねぇ。
なるほどそりゃ納得。
てあれ?
Lynosも独身じゃんっ!
そのジンクスに説得力なし!!!
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列車はキルナ駅に到着。
ストックホルムから随分と北上してきました。
車に相乗りさせてもらい、街へ向かいます。
※2017年10月の旅のお話です。
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