【閲覧注意】モロッコの羊解体 犠牲祭
何かを察知しているのか、不安げな表情に見える羊。
今回は羊解体の写真を多数掲載しています。
流血やグロテスクな画像が苦手な方、気分を害する方は閲覧を控える事をおすすめします。
見たい方だけ、続きを読んでみてください。
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トドラ渓谷滞在4日目。
今日はモロッコのお正月と言っても過言ではない、年に一度のイスラムの犠牲祭!
モロッコ中の人たちが実家に帰って家族と過ごす日。
そして、旧約聖書に出てくるお話に由来しているそうですが、
この日は各家庭で羊をさばいてお腹いっぱい食べる特別な日!
のりこさんに連れられて、宿のみんなでトドラの羊解体訪問をする事になりました。
ショッキングな写真が多いため、掲載を控えようかとも思いましたが、
モロッコの年に一度の一番大切な祭日に遭遇したのも何かのご縁。
日本で普通に生活していたら見る事のない光景。
私が目の当たりにした羊解体の一部始終を、このブログを通して是非日本の皆様にもお届けしようと思い、
記事を書いてみました!
普段いただいているお肉もお魚も、この世に生を受けて何度かの季節を過ごしたひとつの命。
家畜を育てる人がいて、動物を解体する人がいて、各部位に分けられ、パッキングされる。
商品として綺麗に包装されたお肉たちは、スーパーに陳列されて初めて私たちの目に触れる事になり、
レストランや家庭で調理されて、美味しいお肉料理が食卓に並び、私たち人間の胃袋へ。
いつも当たり前に口にするお肉も、
動物が生を受けて死を迎えるまでの行程を意識すると、
感謝の心、そして無駄にはできないという気持ちが芽生える気がします。
私たち一行は少し緊張しながらも、初めての羊解体現場をこの目で見るべく、宿を出発しました。
第一件目、宿の裏のお宅で、早速解体されている羊を目にしました。
まだ命の温かみを感じる鮮血。
今まさに皮を剥がされようとしています。
私は何故かやっぱり、
テレビで見る血のシーンが大の苦手なはずなのに、
不思議と怖さや気持ち悪さを感じずに直視する事ができました。
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川沿いでもあちこちで、解体が行われていました。
血に染まる羊毛。
河原に転がる羊の首。
首も手足も落とされ、内蔵が取り出されます。
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村を歩いていても、今日はどこもかしこも羊の解体が行われています。
鮮やかな深紅の血が流れ伝い、絵の具のように地面を赤く染めていました。
ある程度解体したら、ぶら下げて作業をするのが一般的なようです。
とあるホテルの屋上テラスにて。
ついさっきまで息をしていた羊の頭。
プゥーーーーッ!
なんだかシュールな絵面ですみません( ̄∇ ̄;)
腸を引きずり出して、その中に水を入れ、
そのホースに空気を思い切り吹き出す事で、腸内に残った糞を押し出して、水で綺麗に洗浄する作業。
私も体験させてもらいました(笑)
貴重すぎる!!これはなかなかできないッ!!!
間違って吸い込むと悲劇です★
そこは十分注意しつつ、勢いよく、フーーーーーーッと!
しかし、私の肺活量レベルが低すぎて、全然うまくいかな~い!!
おじさんがすると、コロコロコロッと糞が飛び出しました。
すごーいヽ(*´Д`*)ノ
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この日は何件もの羊解体を見て回りました。
宿を出た時間が少し遅く、生きたうちからの解体のスタートを見る事はなかったけれど、
(さすがにその場面に出くわしたら、目を伏せてしまったかもしれない。)
命をいただいている、その感謝を忘れてはいけない、
そう思わされた一日。
むしろ、お肉を食べるという事はごくごく普通の生活の一部であり、
日本にいる時は、そんな事、考えもしなかった。
ここモロッコでお肉のルーツを考えるきっかけを与えられた事も、
この旅のひとつの収穫!
やっぱりベジタリアンにはなれそうにもないから、
美味しいお肉をこれからも食べ続ける事でしょう。
これからは、
ありがたく、感謝を抱きつつ、必要最小限に無駄なく、
「命をいただいている」という意識をきちんと持って。
焼き肉バイキングでは、取り過ぎに注意しましょうねッ(`・ω・´)
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エジプト行き目前!
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