May 06, 2014  Categoyr: └ INDIA ( インド )

会いたい気持ちが原動力!inバンガロール

Cafe La Traviata

インドの喧噪にぽっかりと異空間。安らぎのカフェ

駆け足のコーチン観光から夜行バスに乗って約10時間。バンガロールを目指します。

もともと乗り継ぎONLYでスルーしようとしていた都会のバンガロール。
何故この街に滞在する事を決めたかというと・・・


 

数日前から、この後の目的地「ハンピ」の安宿情報をネットで調べている中で、
カルヤンゲストハウスの名前を知りました。

こちらの宿、なんとインド人オーナーのマースの奥様は日本人!
たくさんの旅人がこちらの宿で素敵な時間を過ごしたとの情報。
ハンピでは、絶対にここを訪れたい!!!

連絡先のメールアドレスが旅ブログに掲載されていたので、早速日本人の彼女にコンタクト。
翌日、彼女から返信がありました。

「私は今、バンガロールの日本人経営のカフェで、パン作りを習いに来ています。
宿の予約の件は主人に聞いてまたご連絡しますね!」

と。

彼女は今ハンピにいない。そして、バンガロールには1ヶ月滞在するという。
でも、私は彼女に会ってみたい、お話を聞いてみたい!!!

そんなわけで、急遽バンガロールに滞在する事を決めたのです。

 
 

夜行バス

コーチンからバンガロールの夜行バスは1,300ルピーもした!!
AC付きの快適なスリーパーバス。
のはずなのですが、過去の悪夢が鮮明に蘇ります。
以前インドで利用したスリーパーバスは、蚊地獄バスだった・・・!!!
密室のバスの中は大量の蚊の巣窟。
逃げられない十数時間。私は特に蚊に刺されやすい体質なので、体中をやられ痒くて痒くてたまらずに、
とてもじゃないけれど寝てなんかいられない状況。

でも、今回のバスに蚊はいませんでした♪助かった〜〜〜(´□`;)

 

快適に熟睡したバスの旅を経て、翌朝バンガロールに到着。
安宿にチェックインし身支度を整えて、いざ、カフェを目指してレッツゴーーー♪

 

ただ、お互いネット環境がなく、メールのやり取りがままならない中、
唯一の情報はカフェの名前だけ。

 

Cafe La Traviata

 

この日彼女がカフェにいるのかも分からない。もちろんカフェがどこにあるのかも。

ネット屋さんでカフェの住所を調べ、オートリキシャーを拾って、ドライバーに住所を渡します。

 

バンガロール

今までのインドとは一線を画す都会風な建物。
街中の渋滞もすごかった!!
何やら、バンガロールは最近、いっきにスタバが6件もできて、クリスピークリームドーナツもあるらしい★

 

バンガロールのリキシャーはメーター製で、グングンと料金が跳ね上がっていきます。
マジェスティックバススタンドから走ること30分。
住所を渡したものの、ここはインド。
もちろんリキシャーにナビなんてありませんし、なんとなくな場所で降ろされてしまいます。
料金は160ルピー!

土地感もないし、ガイドブックの地図からも外れた遠い場所に取り残された私。
果たして、無事カフェに辿り着くのだろうか!?
一抹の不安を抱えながらも、後はインド人たちに聞いて回って場所を探ってゆく他ありません。

インド人の「あっちだよ!」「こっちだよ!」は
彼らに全く悪気はないのですが、見当違いの場合も多々あります。
とにかくより多くの人に細切れに情報収集をして、徐々に場所を確定していくのがザ・インドルール★

聞いて回って歩き回って・・・

やっと、それらしい場所を発見!!!

 

牛のアートオブジェ

ポップでカラフルな牛のオブジェがお出迎え。

 

カフェ・ラ・トラビアータ

お店のサインが目に入った時のホッと胸を撫で下ろした安堵感は、言うまでもありません★
無事、到着♪

 

エントランス

アポも取らずに飛び入りでやって来たけれど、果たして彼女はこちらにいるのでしょうか?
緊張しながらエントランスの扉を開きます。

 

カフェの中

あ、ここはインドじゃない。
入った瞬間に、というか建物の外観からそう感じたのですが、
ここは間違いなく日本のお洒落なカフェだ!!!

そして・・・

 

会いたかった彼女はお店にいたのです!!!

「あ!メールくれた方!?」
突然押し掛けた私を、快く迎えてくれました♪

 

トマトクリームペンネ

とりあえず、ランチを注文。
トマトクリームソースとチキンのペンネ、手作りリンゴソーダを頼みました。
インドにはない繊細なお味♪胃袋がほっこり癒されます。
あ!写真には載っていないけれどバゲットも美味しかった!!

 
 

二つ年上のsakiさんは、おっとりして可愛らしい関西弁の方。

彼女は29歳の時に世界一周に旅立って、
旅の前半、インドのハンピでインド料理を学びながら3ヶ月間過ごしたそうです。
そこで泊まっていたゲストハウスのオーナーが今の旦那様。

3ヶ月過ごす中で、彼に
結婚は?ここに住まないの?
と切り出され、
特に付き合っているというわけでもなかったのでsakiさんはびっくりして、
しかもそんなに簡単にYESと言えるわけもなく。
「なんであかんの?」「ええやん」「3ヶ月大丈夫やったからこれからも大丈夫!」
(さきさん口調だからマースの言葉も関西弁に変換★)
と彼に毎日言われ続けているうちにその気になってきちゃって、
ハンピの景色が好きだし、案外大丈夫かも、と思えて来たらしく!!!←すごすぎ

 

結婚する事を決意したそうです!!!!!!

 

それからは駆け足で世界一周を終わらせて、
晴れてハンピに戻り、彼と結婚して、可愛い子供を授かり・・・
ハンピに暮らしてもう4年になるそうです。

 

ハンピで、予想もしなかった運命の出会いが待っていたsakiさん。

「ハンピに骨を埋めるんですか?」

って聞いたら、

「うん」

って!!!!

あの景色が大好きだから。
日本から遠く離れて、物も情報もなく
中途半端じゃないインドのど田舎だからこそ生きていける。

 

sakiさんが言った忘れられない一言。

「別の価値観が生まれるよ」

サラッと言った一言が私には衝撃で。

 

ホンワカなのに芯のある、可愛くてかっこいい女性、sakiさん。

色んな人生があるんだなって改めて思わされました。
「こんなところに日本人」じゃないけれども、
これから先の旅、キラキラ輝いている素敵な女性にたくさん出会えたらいいな、と
そう思いました。

 

店内

店内にはたくさんのアートが飾られていて

 

窯

ピザを焼く素敵なレンガの窯があって

 

キッズスペース

子どもたちが遊ぶスペースもあり

 

ゆったりとくつろげる、とっても素敵な空間でした♪

 

牛さんたち

お店の前の通りではリアル牛さんたちもの〜んびり。

バンガロールに来て、sakiさんに会えて良かったな。

 

インドの旅もいよいよラストスパート。
次は、旅人大絶賛!期待大のハンピです!!!
もちろん、sakiさんの旦那様のゲストハウスに滞在しますよ♪

 

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