イスラム地区潜入レポ
エルサレムの旧市街を地区ごとに分けてレポート。
今回は、城壁内の4地区の中で、最も大きく人口の多いイスラム地区!
どのような景色に出会ったかというと・・・
旧市街を南北に突っ切るスークの通りは、
たくさんの露天が並び、人々がひっきりなしに行き交ってとても賑やか!
しかし、一歩路地に入り込むと、
途端に人気が消え、閑散とした小道が迷路のように続きます。
ムスリム地区をブラブラお散歩している最中、私の目に飛び込んできたのは・・・
壁のラクガキ!
カラフルでポップでやたらアーティスティック。
嘆きの壁ではモミアゲハンターと化した私ですが、ムスリム地区ではラクガキハント!
たくさん写真を撮ってきたので、一部をご紹介します♪
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草間彌生風!?ドットアートとか。
忍者とパレスチナのコラボ!?
トンネルの壁にもびっしり。
モスク。
やはり、パレスチナ国旗モチーフが多い。
アラビア語?ヘブライ語?なんて書いてあるのだろう??
イタズラの落書きをよく目にしたヨーロッパでは、
わ、汚い〜(´□`川)思い切り景観損ねてる・・・て、
顔をしかめてしまう事も多々あったのですが、
このムスリム地区の落書きは、色もタッチも統一性があって、
なにかを訴えているものかもしれませんが、
すごくアートな印象を受けました。
同じ人が描いたのかなぁ?
ラクガキを探して歩くだけで楽しいムスリム地区♪
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モスクの屋根の月(?)モチーフって可愛い♪
お、やってるやってる!
一日5回のお祈りタイム。
奥様方の井戸端会議は世界共通!?
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ユダヤ教の「嘆きの壁」を隔ててすぐそこに見えるイスラム教の聖地「岩のドーム」
「神殿の丘」の敷地内にある岩のドームは、
一般開放されるのが限られた日の午前中だけ。
kazu君と三回トライして、三度目の正直でやっと潜入成功!
一度目は、閉鎖されていて、
二度目はあまりの長蛇の列にうんざりして、翌日出直す事に。
そして三度目のリベンジ!
朝早く起きてオープン一時間前に到着し、ゲートの前に一番乗り!
「岩のドーム」へ行くのは、なんと「嘆きの壁」の敷地内から!
セキュリティチェックを経て、「嘆きの壁」の横を通る空中通路を通り壁を超え、「神殿の丘」に入ります。
目の前に堂々とそびえる岩のドームは、きらびやかな黄金の屋根と緻密なブルーのモザイクが美しいモスク!
一番乗りで入場できたので、人のいない時間に思う存分写真を撮る事ができました。
早起きして良かったあv(⌒o⌒)
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イスラム特有のモザイクタイルアートは、吸い込まれそうになるくらい、ずっと見ていられる!
色使いとデザインにうっとり♪
ここ「岩のドーム」は、イスラムの開祖、予言者ムハンマドが、
岩の上から天国に昇って行ったと言い伝えられる伝説の場所。
あれれ?このモスク、よく見ると、
柱になんだか違和感が!!!
前回の記事で触れましたが、
神殿の丘はもともと、太古にユダヤ教のエルサレム神殿が建てられていたところ。
それが紀元70年にローマ帝国の侵攻によって破壊され、
さらに7世紀になるとアラビアからイスラム勢力が登場してエルサレムを支配下におき、
なんとローマが破壊した神殿の丘の上にこのモスクを建設しちゃったのです!
ビザンツやローマ時代の柱を再利用しているために、このようなチグハグなデザインになってしまっています。
雲一つのない快晴の下、岩のドームを心ゆくまで満喫していると、
どこからともなくニャンコが現れた!
それこそどこから現れたのか、突如オジサマがニャンコ軍団を引き連れてやって来た!!
何事!?
ニャンコ使い!?
おじさん、柱の麓にやってきて、ゴソゴソ。
おもむろにソーセージを取り出して、フィーディング!
どうやらニャンコたちの朝ご飯タイムのようでした。
おにゃかすいた〜
ムムッ!?
ワシャワシャ
ワシャワシャ
あ、岩のドームそっちのけで、ニャンコ撮影に夢中になっちゃってました(´-ω-`;)ゞ
昔はそんなに猫って興味なくて、どちらかと言えば犬派だったのですが、
2年ほど前からとあるニャンコブログに夢中になっちゃって♪
飼い猫の日常を毎日更新してくれるブログなんですが、世界一周中も一日たりとも欠かさずチェック(笑)
移動やWI-FIなしが続いた時だって、記事を遡って見逃さない!
今やすっかり猫派に転向してしまった私なのであります(=^・ω・^=)アハ★
せっかくだから、「岩のドーム」バックにパシャリ♪←もはや脇役に降格(笑)
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ところで!
そもそも、
もとを辿れば神様はひとつ、と言えど、
何故ここエルサレムは、3つの宗教の聖地がこんなにも近くに集まっているのか!?
不思議な均衡を保ってそれぞれが共存する旧市街。
歴史の中で延々と繰り返すイスラエル・パレスチナ問題。
全ての謎を解決する、あまりにも分かりやすい記事を見つけてしまったのでご紹介させてください(≧∇≦)
この記事は2000年から2001年にかけて書かれたようで、
随分昔のものなのですが。
3つの宗教誕生から9.11後までの流れを通して、
パレスチナ問題を軸にした世界史を詳しく分かりやすく解説している記事。
エルサレムが聖地のチャンプルーである所以。
宗教を利用して複雑に絡み合う利権。
背景で戦争を操るもの。
私の中の点と点が線で繋がった。
パズルの欠片を必死で集めていたけれど、やっとひとつの絵になったような!
そういう事だったのかって、目から鱗!!!
できれば、イスラエルを訪れる前に読んでおきたかったな。
全11回の連載になっているのですが、内部リンクがないので回遊できない!
なので、全てのリンクを貼っておきますね♪
とにかく読みやすくて分かりやすい!!
鎌田圭司の世界史 第3回 パレスチナ問題 キリスト教社会から迫害を受けるユダヤ人
鎌田圭司の世界史 第4回 パレスチナ問題 イスラム世界の繁栄と衰退
鎌田圭司の世界史 第5回 パレスチナ問題 産業革命と第一次世界大戦
鎌田圭司の世界史 第6回 パレスチナ問題 中東戦争とオイルショック
鎌田圭司の世界史 第8回 パレスチナ問題 エルサレムは誰のもの?
パレスチナ問題?宗教?ハテナ?なucaレベルのビギナーさんっ、
少しでも興味がある方、
これからイスラエルへ行く方、
必読ですよ(*^ー゚)b!!
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そして、さらにさらに気になるのが、
日本を震撼させたニュース「イスラム国」
あれって、どんな団体なの!?
めちゃくちゃ暴走しているけど、真の目的は一体何!?
検索。検索っと。
んんん〜。
んあーーーっ、saco先生教えてっ!!!
今猛烈に、sacoちゃんと話したいよ〜(>д<)←年季の入った中東情勢マニアの女の子
<検索キーワード>
イスラエル,ムスリム地区,エルサレム,イスラム国,世界一周,岩のドーム,写真,カメラ,聖地,イスラム教
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