モーリシャス幻の滝の行き方、予約、値段
今回はモーリシャスの絶景「海の中の滝」の場所、行き方、ヘリコプターの予約の仕方、料金まで、
頑張って情報ブログらしきものを書いてみたいと思います!
モーリシャスへ行く方のご参考になりますように!
まずは、「海の中の滝」に出会う確率を上げる条件。
1.干潮時
2.午前中
3.晴れ
この3つの条件にできるだけ当てはまる日を選びたい!
1.はこちらのサイトで満潮干潮の時刻をチェックできますし、
ツーリストインフォメーションなどで印刷もしてもらえます。
一日のうちに2回ずつ訪れる干潮と満潮。
大潮かそうでないかでもだいぶ水位が変わりますから、
Heightの数字にも注目。
2.午後よりは午前中、しかも11時頃がベストみたいです。
滝が西を向いているから、午後の順光だと反射でよく見えないのかもしれない・・・!?
↑完全に独断の憶測ですが★
3.の晴れは、言うまでもなくマストの条件。
ところが、モーリシャスのお天気はコロコロ変わりやすいのがネック!
ここが一番読めない部分、運を天に任せるしかないところですね。
私たちが行った時期は、1の条件を合わせる事ができませんでした。
モーリシャスに着いた日が一番ベストで、干潮が午前11時くらいだったかな!?
けれども到着は夜。初日は飛べません。
その日を境に干潮が午後へとずれ込み、私たちが飛んだ3日目のロウタイドタイムは14:30。
4日目以降は夕方から夜へと干潮の時間が移り、午前中は満潮に。
つまり、三日目を逃したら後がないというかなり追い込まれた状況だったのです。
フライトを干潮の時刻、つまり午後14:30に合わせるか、
それとも2.の条件を優先して午前中に飛ぶか。
そして何よりも最重要の条件。
3.のお天気。
モーリシャスの雨期の天気予報は、本当に本当に、憎らしいほど当てにならないのです!
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幻の滝を見るための条件の次は、ヘリコプターの予約の取り方と値段。
モーリシャスのヘリコプターは事前予約の完全チャーター。
管轄はモーリシャス航空です。
メールと電話のやり取りで日時を詰めていきました。
事前予約と言ってもヘリコプターは国内に3機しかないそうで、
前日までヘリ確保の確定ができないみたい。
直前にならないと決行が決まらないのです。
なんとも予定が立てにくいシステム・・・!
さらにヘリパッド(ヘリコプターが離着陸する場所)を別途予約する必要があります。
国内にはいくつかヘリパッドがあって、
幻の滝があるのはモーリシャス島の南西、ル・モーン付近。
お目当ての場所に一番近いヘリパッドはベル・オンブレにあるホテルヘリテージのヘリパッド。
こちらを予約します。
南アフリカにいる間に、モーリシャス航空とメールでやり取りをしていました。
helicopter@airmauritius.com
本当はモーリシャス到着二日目にヘリコプターの予約をしておきたかったのですが、
モーリシャス航空のメールのレスポンスが非常に遅く、結局予約できないままモーリシャスin。
慌ただしくギリギリまでやり取りをするハメに。
まず最初にメールに書いたのは搭乗者の人数、名前、体重。
希望のヘリパッド。(ベル・オンブレ)
フライトの時間、価格はいくらか、ヘリパッドまでの行き方は?
ここ最近の現地の天気はどんな感じ?
などなど。
気になる事は全てメールで質問しました。
質問に対するモーリシャスエアーからの返答。
まずはヘリコプターの値段。
15 minutes MUR 14,000(約50,000円)
30 minutes MUR 20,000(約70,000円)
45 minutes MUR 30,000(約105,000円)
60 minutes MUR 36,000.(約126,000円)
ベル・オンブレのヘリパッドから離陸して幻の滝を見に行くためには、30分以上のフライトが必要だという事でした。
ちなみに、上記の値段プラス別途ヘリパッド代が必要となります。
ヘリパッドの使用料はMUR2,000(約7,000円)
私たちは30分間のフライトを選んだので、
ヘリコプター代 MUR20,000+ヘリパッド代 MUR2,000 = 合計 MUR22,000(約77,000円)
それを二人で割って一人40,000円弱!
なかなかの高額な出費となりますね★
ヘリコプターは3人まで乗れそうだったので、そうすると一人約25,000円強。
3人集めるとだいぶお得になります。
メールでのやり取りがスムーズにいかなかったために、モーリシャスに到着した翌日に宿からモーリシャス航空へ直接電話。
ようやく予約日が決まりました。
Phone: (230) 603 3754/5/6/7
運命のフライトの日は、モーリシャス滞在三日目の11:30。
結局、干潮の時間、14:30はヘリの空きがなくて予約する事はできず、
午前中のフライトとなりました。
当日予約もできない事はないかもしれないけれど、3機のヘリがフル稼働していたらアウト。
限られた時間で観光に来ている旅行者にとっては、やはり事前予約は必須ですよね。
けれども当日の天候によっては容赦なく中止になってしまう、
お天気に左右されるアクティビティ。
最後はもうお天気の神様に祈るしかありません。
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ついにその日がやってきて・・・、
朝起きて外を見てみると、なんとピカピカの快晴!!!
このお天気がどうか持続しますように。
そう願いながら宿を出発、ヘリパッドへ向かいます!
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ちなみに、メールでやり取りをしていた時点では、
フライトの日に空港近くの街マエブールにいるか、はたまた最北端のグランベへ移動しているかが未定だったために、
どちらからでもベル・オンブレのヘリパッドに辿り着けるよう、モーリシャス航空に行き方を尋ねておりました。
↓その回答がこちら↓
<マエブールから>
From Mahebourg , you will have to take the one to Riviere Des Galets then from there another one to Bel Ombre.
マエブールからバスでリベラ・デ・ガレへ、そこで乗り換えてベル・オンブレへ。
<グランベから>
From Grand Baie , you will have to take one to Port – Louis , then second one to Riviere Des Galets and third one to Bel Ombre.
まずはグランベからポートルイスへ。
バスを乗り換えてリベラ・デ・ガレへ行き、さらに乗り換えてベル・オンブレへ。
結局二日目にマエブールからグランベへ移動したため、後者の経路を辿る事になりました。
グランベからベル・オンブレまでのバスの乗り換えポイント、
そしてル・モーン、幻の滝の場所を記したモーリシャスの地図を載せますね!
それぞれの位置関係はこのようになっています。
まさに北から南へモーリシャスを縦断!
それでは、順を追ってこの日一日の移動を辿ってみます!
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早起きして7時前に宿を出発。
バス停で待ちぼうけを喰らい、7:15のバスに乗ってグランベからポートルイスへ。
グランベからのバスはポートルイスの北バスターミナルに到着するので、
10分ほど歩いてヴィクトリア広場の南バスターミナルへ移動。
南バスターミナルの敷地を出て、さらに南の道路脇から出るバスに乗り、
ひたすら南下。
無事にリベラ・デ・ガレへ到着しました。
リベラ・デ・ガレからベル・オンブレ方面へ向かうバスに乗り換えたら、
次はこのバスを降りる場所がポイント。
オフラインで使えるGPSの地図、
Maps With Meのアプリを開いたiPhoneを片手にタイミングを見計らい、
ホテルヘリテージが近付いてきた頃、運転手さんに声をかけてバスを止めてもらいました。
ヘリテージグループの敷地は地図上で見るととても広い!
どこで降ろしてもらえば確実かと言うと、
ラウンドアバウト。
89号線の道路でリベラ・デ・ガレから西へ向かうのですが、
ラウンドアバウトが見えてきたら、運転手さんに声をかけて降ろしてもらってください。
ラウンドアバウトの交差点の南に入り、(進行方向向かって左折)
まずは、
Heritage Le Telfair Golf & Spa Resort
ル テルフェア ゴルフ アンド スパ リゾートへ。
ここまで辿り着くのに、グランベから7:15のバスを拾って、その後二回バスを乗り継ぎ、
ベル・オンブレのホテルヘリテージに着いたのは11時前だったでしょうか。
ドアtoドアで4時間近くかかった事になります。
予想よりだいぶかかった!
11:30のヘリの時間にはなんとか間に合いました。
ホテルのゲートをくぐるとサインが。
レセプションの方向へ向かいます。
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ここは大人気の高級ホテル!
モーリシャスがリゾート地と言われる所以が初めて分かりました。
リゾート気分を求めてやってきた人たちは、こういう所に泊まるのですね。
羨ましすぎる・・・。
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さも宿泊客のようなフリをして!?ホテル内に潜入。
受付でヘリコプターとヘリパッド代、締めてMUR22,000を払います。
もちろんカード払いもOK。
あ~諭吉(?)が飛んでゆく~・・・。
支払いを済ませたら元来た道を折り返しホテルを出て、
バスを降りたラウンドアバウトに戻り、89号線を横切って直進。
今度は、
Heritage The Villas
ヘリテージ・ザ・ヴィラズの方へ。
ゲートのセキュリティに、ヘリコプターの予約と支払いが完了している事を伝えて中へ入れてもらい、
ゴルフ場脇のヘリパッドへ。
敷地内でカートに乗ったスタッフを見かけたので呼び止めて、ヘリパッドまで乗せてもらいました。
リベラ・デ・ガレからバスを降りてヘリパッドへ向かうまでの流れを、
地図にまとめてみました。
バスは東から西へ。
ラウンドアバウトでバスを降りて、まずは1で受付と支払い。
その後2のヘリパッドへ移動。
ヘリコプターが私たちだけのために待機してくれていた事に感動!
人生初のヘリコプター、テンションが上がります!
まずは、iphoneに保存してきた例の画像をパイロットに見せて、
「私たちは絶対にこれが見たいの!これを見るためにモーリシャスに来たの!」
と、幻の滝にかける熱い想いをしつこい程にパイロットにぶつけて、
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ついに、テイクオフ!!!
敏腕パイロット、ジェームス。
寡黙でクールな彼ですが、操縦テクは抜群!
私たちのわがままを快く聞き入れてくれて、鮮やかなヘリさばきをこれでもかと見せつけてくれました♪
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ベル・オンブレから飛び立ったヘリコプターは西を目指し、
ル・モーン山を超えて、
ついに、憧れの幻の滝とご対面!!!
奥の半島に突き出た山、あれが世界遺産のル・モーン山です。
太陽がどんどん南中高度に差し掛かるので、
真上から撮る滝の海はどうしても反射が強くなり、海面が白く光ってしまいます。
やはり、もう少し早めの11時くらいがベストかもしれません。
それでも、幻の滝を目の前にして興奮度MAX!!!
通常30分のフライトだと、
幻の滝の上空をグルリと回った後、海岸線や内陸の滝、虹色に色付く岩のシャマレル辺りまで足を伸ばす、
モーリシャス島南西部を巡る空の旅が定番なようですが、
私たちは幻の滝一択。
ここ以外は特に行く必要がないし、
この世のものとは思えないオンリーワンの美しい絶景を、時間が許す限りいつまでも見ていたい。
その事をジェームスに伝えると、
巧みなテクニックを駆使しながら、幻の滝の上空を反時計回りに延々と旋回。
一周し終わる度にヘッドフォンマイクで「Again!」「Once again!」
ジェームスは嫌な顔ひとつせずに、軌道を変えたりグッと機体を傾けてみたりと、
様々な角度でこの素晴らしい景色を楽しませてくれました。
結局、5、6回はこの上を旋回したはず。
とうとうタイムリミットが迫ってきたので折り返し。
ゴルフ場脇のヘリパッドを目指します。
帰りの景色ももちろん最高!!
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ふわりとランディング。
夢のような30分間が終わりました
ヘリコプターを降りてホテルヘリテージへ。
売店でコーラを買ってちょっぴり涼み、帰路につきます。
元来た道をまた辿って帰るわけですが、
最後にバスを降りたベル・オンブレのラウンドアバウトに出て、バス停まで歩いて待つものの、
一向にバスはやってこない。
しびれを切らしてヒッチハイクに切り替え。
幸いすぐに車は捕まって、リベラ・デ・ガレまで乗せてもらい、
ここからバスで再びポートルイスへ。
またまたバスを乗り換えて、グランベへ戻ってきました!
結局、この日は早朝7時前に宿を出発して、グランベに戻ってきたのは17時過ぎくらいだったかな?
バスの料金は往復トータルで660円くらい。
バス代は安いものです♪
移動とヘリコプターで一日がかりでした!
それにしても、
午後は途端に雲がかって天気が悪くなったので、11:30のフライトは間一髪のベストなタイミング!
この機会を逃してしまうとそれ以降は条件が揃わずに、
幻の滝に出会えていなかったかもしれません。
つくづく、本当にラッキーでした!!
それから、モーリシャス滞在中は午前中に晴れる事が多かったかも。
やはり昼前に飛ぶのがオススメです♪
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ちなみに、
ちょっぴりお得な裏技もご紹介!
私たちのちょっと前にモーリシャスに行った旅友もこの景色を見るためにヘリコプターに乗ったのですが、
彼らはホテルのスタッフに予約の電話を入れてもらい、
ヘリパッドからではなく、空港から直接ヘリコプターに乗ったとの事。
空港からル・モーン付近までの往復30分コースだと、なんと16,000ルピー!(約60,000円)
ヘリポート代の別途2,000ルピーもかからないので、約17,000円ほどお得なのです!
けれども、ル・モーンまでの距離が遠いのでただ行って帰ってくるだけ。
幻の滝の上をグルリと一度だけ旋回して、空港へ戻ったそう。
※上記の地図参照。赤い飛行機マークが空港の場所。
空港発だと、私たちのように時間いっぱい延々と「幻の滝」の上空に居続けることはできません。
料金を取るか、17,000円多く払って幻の滝を心ゆくまで堪能するか。
それは各自のプラン次第!
(私なら絶対に後者ですが!)
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最後の最後に、
まさかのタネ明かし!!!
この、海の中に流れ落ちる幻の滝。
本当は、
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本当は!
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滝ではなかった!!!
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ここの地形と潮の流れの影響で、目の錯覚により海の中へ滝が流れているように写るのです。
英語でこの滝の事を調べると「Illusion」という単語が出てきます。
イリュージョン。
そう、まさに、
そこには存在しない幻の滝だったのです!!!
是非あなた自身の目で、この幻を確かめに行ってみてくださいね!
今回はモーリシャスの絶景「幻の海中の滝」に辿り着くまでの、
具体的な行き方や料金などを書いてみました。
少しでもお役に立てれば幸いです!
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一番最初にラスボスに遭遇しちゃったけど、
魅力たっぷりのモーリシャス、まだまだ堪能しますので、
もう少しお付き合いくださいませ♪
モーリシャス観光大使になったつもりで記事を書いてゆきます!!
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