【チェンマイ】超おすすめ!象の楽園エレファントプライド
更新が開いてしまいました・・・!
ガウディ編のラスボスを今か今かと待ちわびていらっしゃる方もいるでしょうが、←いると妄想させて!
その前に、どうしてもご紹介したいことがあって。
またまた突然ですが、リアルタイム日記を挟ませてください!
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私は現在アジアを西へ西へと目指し旅をしている最中なのですが、
先日滞在していたタイのチェンマイで、とても素晴らしいアクティビティに参加してきました。
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過去に数度訪れたことのあるタイ。
大昔にバンコクに住んでいた親戚を訪ねたり、ダイビングのライセンスを取りに島へ渡ったり、
旅のはじまりにタイを経由したりと何かと縁がある国なのですが、
意外とちゃんと観光したことはないな、と。
北部チェンマイを訪れたのも今回が初でした。
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幾多のお寺とオシャレなカフェが混在し、ゆったりとした時間が流れる古都チェンマイ。
この街で、ひょんなきっかけで出会ったタイ人男性Chanchaiさんは、
日本に15年間も住んでいた経験があり日本語はペラペラ、そして同じ年!(同じ誕生月!)
話がはずまないわけはありません。
長年の日本での生活を引き上げて故郷チェンマイに戻ってきた彼は、
一念発起して、大好きな象の保護活動をスタートさせました。
広大な山の敷地を政府からレンタルし、傷付いたりストレスを抱えたサーカスの象たちを引き取ってケアをしています。
そして、チェンマイを訪れる観光客が象との触れ合いを体験し、
本来の象の姿を見て欲しいと始めたアクティビティが、チェンマイ・エレファント・プライド。
彼の活動にとても興味が湧いた私は、
Chanchaiさんのお誘いで急遽翌日のツアーに参加させていただくことになりました。
そこで得た感動を一人でも多くの方にシェアしたいと思い、この度体験レポートを綴らせていただくことにしました。
今後チェンマイを訪れるご予定がある方も、そうでない方も、
一緒に疑似体験して、象さんたちとの触れ合いを楽しんでいただけたら幸いです。
是非、象さんたちの表情に注目しながら読んでみてくださいね♪
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ツアー当日。
Chanchaiさんのお迎えで一日が始まります。
もう一組、別ホテルでピックアップしたご夫婦は香港在住のアメリカ人、DanとCindy。
数ヶ月前にこのアクティビティに参加した息子さんから熱烈に勧められ、彼らも参加を決めたそう。
Chanchaiさんの運転で我々一行はサンクチュアリへ!
寝転んだ人の形、人の顔に見える山。
確か、タイで一番高い山と言っていたような、いなかったような?
Chanchaiさんのお話を聞いていたらあっという間。
サンクチュアリに到着し、別の車で来ていたグループと合流すると、
食料である草の束を抱えて象さんたちのもとへ。
いざご対面!!!
今日一日私たちと遊んでくれるのは、
おばあちゃん象のグランマ65歳。
その娘のプンプァン37歳。
その息子のダンボちゃん、3歳半。
17歳の若き妊婦さんノンニー。
4頭の象さんたちです。
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ゾウ使い、マフーの衣装を纏った同乗者のDanとCindy。
バナナやサトウキビの入った袋を持たせてもらい、
スキンシップを図りながら象さんたちにオヤツを手渡します。
小さなダンボちゃんだけは、バナナの皮を剥いてあげないと食べてくれないの。
優しい目も、自由自在のお鼻も、まるーんとした足も、
全部可愛い!!!
ひとしきりみなさんとご挨拶を済ませると、
裏山をお散歩タイム。
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象さんたちも人間と一緒。
子どもに甘いキャンディを与え続けると忍耐力が欠落してしまうように、
バナナやサトウキビを与えすぎると象さんにも悪影響を及ぼすそうです。
我慢ができずに短気な性格になっちゃうのだとか。
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両手に花、ならぬ両手に象!
いいなぁ!
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chuのサービスもたくさんしてくれます♪
枝を引っこ抜いて遊ぶ、まだ3歳の小さなダンボちゃん。
人間も動物も、ちびっ子はアイドル的存在ですよね!
みんなダンボの方にばかり群がるものだから、
お孫ちゃんにヤキモチを妬いちゃうグランマ!
拗ねてしまったおばあちゃんに、私は手持ちのバナナを全部あげちゃいました。
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裏山をぐるりと回ってお散歩を終えると、
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ランチタイムを挟み、
※画像は本文とは一切関係ありません。
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午後は水着に着替えて泥遊び!
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はじめは沼の淵から写真を撮っていた私ですが、
一緒に遊びたくてうずうず、我慢できずにカメラを置いて泥んこに突撃!
象さんたちは体を横たえてされるがまま。
泥を体に擦り付けると喜んでくれるのが可愛くて!
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ひとしきり泥遊びをしたら場所を移して、
今度は川で水浴び!
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ここで象さんトリビアをひとつ。by Chanchaiさん
象の寿命は人間とだいたい同じ、60~80歳。
(つい先日インドで最長老の88歳の象さんが亡くなったそうだけど、
記録されていないもっと長生きの象もいるだろう、とのこと。)
象はその生涯を、生まれてから死ぬまで、なんとほぼ立ったまま過ごすのだそう!
体を横たえるのはこうして水遊びをしている時くらいで、彼らはなんと寝る時も立ったまま。
しかも超ショートスリーパーで、10分ごとの細切れ睡眠を刻み熟睡することはなく、
睡眠時間が一日トータル2時間もあるかどうか。
あまりにも信じがたい事実にDanとCindyは目を丸くして驚いていました。
体をほとんど休ませないで80年も生きるなんて、象はなんとタフな生き物なのだろう、と。
人間が同じ様な生活をしていたら、きっとそんなに長生きできないと思う。
摩訶不思議な象の生態を知って、私も驚きを隠せませんでした。
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水遊びもひと段落すると、
最後は集合写真を撮って川から上がります。
濡れた体を乾かすためか、鼻に吸い込んだ砂を豪快に被っていました。
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4頭ともそろそろお別れ。
おばあちゃん、プンプァン、ダンボちゃん、ノンニー(お体お大事に、元気な子を産んでね!)
今日一日、たくさん遊んでくれてありがとう!
アニマルセラピーという言葉を聞いたことがあるけれど、
象さんとのスキンシップ、触れ合いの癒し効果は絶大でした!
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車に戻る時に、遠く茂みの影に見えた象さんの姿。
「あれはダンボのパパ、コラソーだよ!」
写真では見えづらいと思いますが、大きく立派な牙を口元に携えています。
年齢は17歳。
(ダンボーのママプンプァンは37歳だったから、ものすごく姉さん女房の年の差カップルだなぁ!)
彼には120人(だったかな?)ほどの奥さんがいて、
既に30頭以上もの子どもがいるんですって。
もうね、信じられないくらいタフガイすぎますよね!!!
荒々しい雄の象は、長い牙で他の象を傷付けてしまう恐れがあるので、
普段は群れから離されているんですって。
こうして時々家族に会いにやって来るそうだけど。
人間も雄の成人象と信頼関係を築くのは難しく、
唯一ヌドゥという18歳のスタッフだけがコラソーが心を許す人間で、
他の人たちは近付くことすらままならないみたい。
そこへ、大量の草を積んだ車がやってきました。
あの体格ですから毎日ものすごい量の草を食べ、一日150リットルの水を飲むのです。
山のレンタル料、象の食費、管理者たちの人件費、その他諸々。
象さんたちを保護し、環境を整えてお世話をし続けていくためには莫大な資金が必要なのは言うまでもありません。
生半可な気持ちではできない、Chanchaiさんの覚悟を感じます。
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車を移動し、もう一箇所別のサンクチュアリに連れてきてくれました。
ここに暮らしているのは3頭の象さん。
一番ちっちゃい子は、ダンボちゃんよりも幼い生後15週のダイドー。
無邪気で人懐こい赤ちゃん象です。
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Chanchaiさんは、ダイドーが生まれた時からずっと一緒。
ずっと側で見守ってきた、ダイドーにとってはパパみたいな存在なのです。
(本当のパパは先ほどのコラソー。)
つい先日、用事があって3週間ほどチェンマイを離れ日本に行っていたChanchaiさん。
事情なんて何も分からないダイドーは、
大好きなパパが突然いなくなったことに悲しみ、自分は捨てられたちゃったんだと思い込んでしまいました。
タイに帰国し、チェンマイに戻って仕事を再開したChanchaiさんが久しぶりにダイドーに会いに行くと、
喜んで駆け寄ってきてくれるのかと思いきや、
なんと、ダイドーはChanchaiさんめがけて力一杯頭突きをしたのです!
赤ちゃんだから力の加減が分からず、
激しい頭突きを受けたChanchaiさんは、しばらく痛み止めを飲み続けるほど体を痛めたそう。
これは、ダイドーの複雑な気持ち。
大好きで大好きでたまらないパパだからこそ、
突然姿を消したのが理解できずに悲しくて寂しくて。
愛するがゆえにこみ上げる怒り。
象は本当に頭が良くて賢い生き物。
愛情深く、記憶力が良く、喜怒哀楽を感じて表現する。
まだまだダイドーの怒りは収まりきらないようで、
Chanchaiさんが近づくとそっぽを向いたり離れたりしちゃうけれど、
今は毎日ダイドーに会いに来て、少しずつ少しずつ、以前の信頼関係を取り戻している最中だと言いました。
「日本に行く前に、
ちょっとの間会えなくなるけどまた必ず帰ってくるからね。
と声をかけてあげていれば、ダイドーは理解してくれたと思う。
まさかこんなことになるとは想像していなくて、ダイドーに何も言わずに突然チェンマイを離れたから。」
と、Chanchaiさんは悲しそうに呟いていました。
ほんとは大好きなんだもんね。
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帰りに綺麗な滝スポットへ寄り道をして、
今日一日のアクティビティは終わりです。
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ショウやエレファントライディングで疲れ果てた象たちに第二の人生を謳歌してもらうため、
道路や車の排気ガスから離れた静かな山奥で、ストレスなくのびのびと暮らせる環境を整えて。
鎖に繋がれることもなく、芸を覚えるために針で突かれることもなく、
来る日も来る日も多くのお客さんを背中に乗せることもなく。
幸せに暮らせるよう日々のお世話をする。
強い信念と志を持ってChanchaiさんが始めたエレファント・プライド。
現在は6つの敷地に計18頭の象を、
同じ思いを持つ仲間たちと一緒に保護、管理しています。
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帰りの車の中で、Chanchaiさんが熱い思いを語ってくれました。
チェンマイにはショウを含めたくさんの象ビジネスがあって、
素晴らしい団体もあるけれど、
インチキなもの、怪しいものもたくさんある。
自分は腹黒いのは嫌だ。
アクティビティの価格を落とし、象の保護活動の質を落としてお客さんを集めたくはない。
僕はプライドを持ってサンクチュアリを運営しているんだ。
象のプライド。
お客さんのプライド。
管理者のプライド。
それぞれが誇りを持って関わり合う。
動物を、象を心から愛する仲間が集う場所にしたい。
そして、日本で学んできたおもてなしの心やたくさんのことを、このビジネスに生かしたいと思っているんだ。
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アクティビティを経験した後だからこそ、Chanchaiさんの思いがダイレクトに伝わり胸を打たれます。
実はちょっと前に、
チェンマイで一番有名な象園を訪れエレファント・ショウを見てきたばかりの私。
絵を描いたりサッカーやダーツをしたり、芸達者で賢い象さんたちには舌を巻いたものだけど、
この日エレファント・プライドに参加して、
サンクチュアリでのびのびと暮らす象さんたちを見て、
醸し出す自由なオーラと表情の違いにハッと気付かされたのです。
象ってこんなにニコニコ笑うの!?
みんな、本当に表情がいい!!!
ここの象さんはみんな幸せな顔をしているのです。
だから、こちらまで幸せな気持ちになっちゃう!
子どもの頃に大好きで、何度も読んでもらった絵本「ぐるんぱのようちえん」
ここはリアルぐるんぱの楽園でした。
美しく愛らしく、絵本の中に出てくるような表情豊かな象さんたち。
象と人間が一緒になって子どものように遊び、
保護活動に微力ながらも加担できる。
何より、
日本の心を持ち日本語ペラペラのChanchaiさんが素晴らしい!
こちらが恐縮しちゃう程のおもてなしの心で接してくれる、彼が率いるエレファント・プライドだからこそ、
日本人の私たちはより安心して楽しめ、素敵なタイの思い出を作ることができるのだと確信しました。
もしチェンマイを訪れたら絶対に参加して欲しい、チェンマイ・エレファント・プライド。
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アクティビティに参加して、Chanchaiさんの思いに賛同されたら、
是非Trip Advisorにレビューの書き込みをよろしくお願いします^^
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