アフリカ最高峰を目指して
素晴らしい三泊四日のサファリツアーが幕を閉じました。
アルーシャから次に向かう場所は、
アフリカ大陸最高峰。
コーヒー豆のブランドで有名なあの名前。
そう、
キリマンジャロ！
アフリカ最高峰のキリマンジャロ登山にトライするのです！！！
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・・・tomとyu君が★
アルーシャで一緒だったtomとyu君。
実はサファリツアーの後、キリマンジャロ登山が控えていたのです。
アフリカで一番高い山かぁ。
それは是非、私も見てみたいっ！！！（私は登らないけどネ★）
というわけで、
山の麓の町まで、彼らについてっちゃう事にしたのです。
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サファリから帰ってきた翌朝。
登山ツアーを申し込んだ会社「キリクライマーズ」のスタッフが、
宿泊していたアルーシャバックパッカーズに、二人をお迎えにやって来ました。
私もちゃっかり便乗して車に乗せてもらう事に！
ツアー代を支払うために、まずは登山拠点の町「モシ」のキリクライマーズオフィスに寄り道。
登山をサポートしてくれるガイド、ポーター、コック。
そして入山料、装備のレンタルなども込みで、ツアー料金約10万円くらい。
キリマンジャロを登るためにはそれなりの出費が必要なのです。
ATMから現金をどっさり下ろしてきたtomとyu君。
サファリに続き、高額の出費です。
登山ルートはいくつかあるようで、
彼らはマラングルートを4泊5日かけて登頂下山するコース。
説明を受け支払いを済ませたら、近くのスーパーで登山中の食料品などを買い出しして、
スタッフの車で本日の宿へ移動しました。
二人の登山は明日からスタート。
今夜は、キリクライマーズで申し込んだ登山者をタダで泊めてくれる、マラングルートの麓の宿に宿泊。
登らない私までタダで泊まらせてくれる事になり、何もかも便乗さえてもらえてラッキーv(￣∇￣)♪
車を下ろされたのは、鬱蒼と生い茂る森の中。
タダで泊めてくれるのはありがたいけれど、
虫がいっぱい出るような、シャワーもないコテージなんかだったらどうしよう・・・。
と、
登山する二人にくっついてきただけの、ツアー会社にとっては一銭にもならないお荷物の分際で、
贅沢にもちょっぴり不安になりかけたのですが、
トンネルを抜けるとそこは・・・！？
予想をいい意味で裏切る綺麗なおうち！
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インテリアや木彫りの飾りなんかも、雰囲気があって素敵♪
お世話をしてくれるのは、笑顔がチャーミングなキリクライマーズのオーナーの奥様。
こちらは、宿泊施設兼オーナーの自宅でもあるようです。
お部屋は綺麗だし、ホットシャワーもばっちり出るし、ご飯は美味しいし！
図々しく二人に付いてきて良かった〜（笑）
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夕方、使用人の男の子にチップを払い、
キリマンジャロが一望できるビュースポットへ連れていってもらう事になりました。
ついさっき、アルーシャからモシへ向かう車の窓からは、
分厚い雲がかかっていてキリマンジャロの姿は全く見えませんでした。
ドライバーが、
「シャイマウンテンなんだよ。」って言っていたけど。
私にとってキリマンジャロを見るチャンスは今日の一泊のみ。
無事、アフリカ最高峰の山を拝む事はできるのでしょうか・・・！？
ビュースポットまではプチ登山。
tomとyu君にとっては、プレ登山かな？
近くの滝では、ローカルの男の子たちが飛び込みをして遊んでいました。
道中、高そうなホテルのカフェに立ち寄ってちょっぴり休憩。
tomはキリマンジャロコーヒーを、yu君と私はキリマンジャロビールを注文。
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「あんまりのんびりしていると日が沈んじゃうよ。そろそろ行こう。」
使用人の男の子に急かされて、再びビュースポットを目指します。
ところが、私のビーチサンダルの鼻緒が不吉にも（？）ブチッと切れてしまったのです！！
日本から持参したビーサン。
色んな国で、町で、山で、海で、私の足として重宝したビーサン。
宿の共同シャワーを浴びる時なんかはビーサンは必須。
そんな旅のマストアイテムが、ついにタンザニアでご臨終です・・・。
ビーサンって消耗品だから、結構持ってくれた方かも！
でも、ここで立ち止まるわけにはいかないから、応急処置をしてなんとか山歩き再開！
足を引きずりながら願う。
どうか、キリマンジャロが見えますように・・・！！
使用人の男の子はもうすぐだよって言うけれど、
そのもうすぐがなかなかやって来ない。
しばらく歩くと、
突然バーッと目の前の視界が開け、
ようやく辿り着いたビュースポットからは、
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山を分断するように流れる雲のすじ。
それでも、キリマンジャロの根っことてっぺんだけは見る事ができました！
道も分かりにくいし、ここは絶対自分たちだけでは辿り着けないレアスポット。
連れてきてもらって良かった！！
「でもさ、せっかくなら全景を見たいよね！」って、欲張りな私たち。
「明日登山の前、朝早くにさ、もう一度ここに来てみようよ！
朝は雲が晴れてるかもしれないし。」
使用人の男の子にお願いして、翌日の明け方もこのスポットに連れてきてもらう事になりました。
帰り道。
まだらないわし雲の夕焼けは綺麗だったけれど、すっかり姿を隠してしまったキリマンジャロ。
明日の朝は、どうか晴れますように。
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宿に戻ってディナータイム。
奥さんのご飯はとても美味しい！
トマトソースのお魚withライス。
お魚フライwithチップス。
トマトソースチキンwithライス。
ちなみに、宿泊はタダですがご飯は有料です。
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翌朝。
早起きして、使用人をお供にビュースポットへリベンジ。
キリマンジャロ、Don’t be shyヽ(≧Д≦)ノ！！
今朝は、姿を見せてくれるのでしょうか。
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昨日と同じ場所にやって来て、
目の前に飛び込んできたのは・・・、
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おおお！
パーフェクトヽ(*´∀｀)ﾉ！！！
今日から登山を開始するtomとyu君を歓迎するかのように、
雲ひとつない完璧なキリマンジャロが私たちに姿を見せてくれました！！！
青空に映えて威風堂々と鎮座する、アフリカ大陸最高峰の山。
富士山よりも高い標高5,895m。
てっぺんは雪をかぶっている。
二人は、あの山に挑戦するんだね。
あの白いところまで登りきるんだね！
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tom、yu君、頑張って！
登頂成功を祈っているからね！！
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大満足で宿に戻った私たちを待っていたのは、
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美味しい朝食とキリマンジャロコーヒー♪
朝からもりもり平らげて、
tomとyu君はこれから4泊5日のキリマンジャロ登山スタート！
私は二人にお別れを告げ、タンザニアの首都、ダルエスサラームを目指します。
キリマンジャロの神様。
どうか、二人が何事もなく、無事に山を登りきれますように・・・。
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