リアルファンに昇格!?
我々ミソジョ一行は、キューバの古都トリニダーに来ております。
年末年始のホテル探しが一段落した二日目の午後、
宿のお客さんのオススメで革命博物館にやってきました。
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もともとは修道院だった建物の中に、革命に関わった人々の写真や遺品、武器や資料などが展示されています。
スペイン語でちんぷんかんなんだけど、
やはり、私の目を引きつけるのはこのお方。
やっぱりイケメンすぎるでしょ!
キューバに来てすっかりエセゲバラファンとなった私。
「すごくイケメンな上になんか色気もあるよね!
それでお医者さんでしょ?絶対モテまくったよね!?」
革命博物館に来て、
そんな感想しか出てこないおバカな子(35)
「へぇ〜晩年はこんな顔してたんだー!随分印象が違うね。
おっさんゲバラもいいね♪笑顔がチャーミングやん〜!」
革命関連の書籍を売るコーナーで、分厚いゲバラ写真集を発見した私。
「ねーねー、この写真集をもし私が買ったらさ、エセからリアルファンに昇格できるかなあ?
でもまだ旅の途中だから、持ち歩くにはかさばるし重すぎるんだよねー。」
私のくだらない話に笑って付き合ってくれるharunaちゃんとkaorinは、
私より少し年下だけどとっても大人です。
革命博物館に、決してひやかしに来たわけではありませんよっ★
展示物を一通り見て回ったら、
ここに来た、真の目的はあの塔の上。
元修道院であるこの建物には鐘塔があって、
あの上からの眺めが素晴らしいと聞いて革命博物館へやってきたのです。
NO RING THE BELL
「鐘を鳴らすなかれ」のサインから始まる螺旋階段を上っていくと、
おお!
山々に囲まれた、オレンジ色の瓦屋根が続く古都の街並。
この景色を見るためだけに、革命博物館に来る価値はありますね。
鐘を鳴らすなの意味が分かりました。
鐘はひとつだけじゃなくて、四方いたるところにぶら下がっています。
確かに、手の届く位置にあると鳴らしたくなる!
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トリニダーの街の景色をたっぷり満喫して、
博物館を出てお気に入りの3モネダソフトクリームを食べにいったら、
ここでいったんガールズ解散。
自由時間を設ける事にしました。
一人ふらりとwifi広場に立ち寄って、
hiromiちゃんの返事を確認してからちょっぴりネットサーフィンをして、
(wifiカードを購入してしまったために、キューバで完全なデジタルデトックスとはいきませんでした★)
スマホを眺めていたら睡魔に襲われてしまい、
ベンチでうとうとお昼寝をして、(自由w )
少し仮眠を取ったらスッキリしたので、
トリニダーで行ってみたかった場所へ、プチ遠出のお散歩。
一つ目は、
街の中心地から1kmほど離れた鉄道跡。
トリニダー駅に停泊しているこの立派な蒸気機関車は、19世紀にサトウキビを運ぶのに使われていたそうで、
今は観光列車として運行しているそうです。
ちょっと乗ってみたかったな★
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気になっていた場所、
二つ目は、
トリニダーから歩いて40分ほどのところにあるという海沿いの村、ラ・ボカ。
シオマラの家の情報ノートを見てチェックしていたところです。
今から向かえば、ちょうど海辺の夕焼けに間に合うかも。
そう思い、急ぎ足でラ・ボカへ続く道を目指しました。
開けた一本道。
この突き当たりに海がある事を信じてひたすら歩きます。
西日に照らされ黄金色に輝く草原。
だいぶ影が伸びてきました。
かなり早歩きで進んでいるつもりだけど、
歩けども歩けども海なんて見えてこない!
本当にこの道で合ってる!?
もう、40分近く経った気がするんだけどな。
ここまで歩いてきて夕暮れに間に合わなかったらものすごく悔しい!
お散歩を断念し、ヒッチハイクモードに切り替え。
整備された大きい道路の割には車通りは意外と少なく、
貴重な車が通る度にすかさず親指を立ててみるのですが、なかなか止まってはくれません。
諦めずにヒッチハイクを続けていると、
ようやく真っ赤なクラシックカーが1台、私の横に止まってくれました。
ちょうど、ラ・ボカへ向かうファミリーでした。
ヒッチハイク成功♪
外観に負けず、車内も超レトロ!
メッキのメーターパネル?もかなり年期が入っています。
車に乗せてもらったところからラ・ボカまでは結構遠くて、
ヒッチハイクをしなかったら完全に夕焼けを逃しているところでした。
トリニダーから徒歩40分って、絶対に無理だわ!
海沿いで私を降ろしてくれました。
ありがとう!
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目の前は海。
それ以外はとりたてて何もない小さな村。
サンセットに間に合って良かった。
光の粒が見えなくなるまで見送って、
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暗くなる前にトリニダーに帰らなきゃ。
あの道を、1時間以上かけて歩いて帰るのは勘弁だけど、ヒッチハイクの車を見つけるのも難しそうだな。
とりあえず、
トリニダーへ続くあの大きな道路を目指して歩いていると、
とあるお宅の前にトゥクトゥクを発見!
近付いてみると、タイミング良くおうちの中からパパママ息子の親子が出てきました。
「トリニダーへ帰りたいんですけど、乗せてもらっていいですか?」
「ちょうどトリニダーに行くから乗っていきな!
トリニダーでタコス屋さんを経営していて、今から仕事に行くところなんだよ。」
やった!ラッキー!!!
パパさんはメキシコ人で、ママさんはキューバ人。
パパさんがハバナに来ていた時に二人は知り合って結婚し、しばらくはメキシコに住んでいたのだけど、
のどかな田舎暮らしが恋しくてキューバに戻り、奥さんの実家であるトリニダー近くのラ・ボカに住み始めたそう。
片言のスペイン語と英語でのコミュニケーション。
二人の出身や馴れ初めのお話を聞いていたら、
あっという間にレオヤミの家に着いてしまいました。
そんな、束の間のプチ一人旅。
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ところで!
突然ですが、トリニダーで食べたもの特集~!!!
トリニダーには美味しいものがいっぱい。
特にロブスター!
格安でロブスターを食べられると聞いて、トリニダーに来るのを楽しみにしていたのですよ♪
トリニダーご飯一挙公開。
それでは、行きますよ!
これは、適当に入ったレストランで食べた小エビのトマト煮。
一度にこれだけの量の小エビを食べるってなかなかありませんよね?
美味しかった。
けど、
私が求めているのは小エビなんかじゃなーい!
特大のやつ。
そう、
これこれ!
ロブスター♪
情報ノートにも書いてある日本人御用達のレストラン?MARINのロブスターセット。
これが6CUCで食べられるのです。
幸せ。
こちらのレストランは、
TABERNA LA BOJITA
夜行列ができているのを見かけ、
その中に日本人男性の4人組が並んでいたので、思わず声をかけてしまいました。
「なんですか?この行列・・・!?」
「ここね、すごく有名なんだって。
居酒屋メニューみたいなものが食べられるって聞いて来たんだけど、もう1時間くらい並んでるよ。」
そんなに人気なの!?
のんびりな時間が流れるキューバで、まさか行列を見るなんてね。
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翌日、どうしても気になってオープンと同時のお昼に来てみると、
行列もなくすんなり入れました。
注文したのは、
マルゲリータピザと、
サーブがユニークな宙づりの串。
なるほど人気なのも頷ける。
ピザも串も美味しかった!
他にも色々と試してみたかったのですが、ボリューミーなディナーが待っているのでお昼は軽めに押さえておきました。
そんなトリニダーイチのオススメレストランは、
レオとヤミの家!
そう、
宿泊しているカサです。
こちらレオヤミ家の朝食。
美味しいフランスパンと卵とフルーツにコーヒー。
朝からなかなかの充実ぶりですが、
なんといってもディナーがすごい!
宿泊代にプラスして、希望者は別途食事代がかかるのですが、
ドンッ!!!
テーブルからはみ出さんばかりのお料理の数々、すごいでしょ!?
濃厚ソースが添えられたプリップリのロブスターをメインに、
サラダあり、スープパスタあり、ご飯あり、
確か食後のフルーツも付いていたはず。
このボリュームにまず驚かされて、
料理の美味しさに再び舌を巻き、
レオヤミ家のディナーの破壊力、半端ありませんでした。
これは翌日のディナー。
この日は豚肉をチョイス。
白ご飯とは別に炊き込みご飯も作ってくれて、お腹パンッパンになるまで貪りました。
ヤミさんの作るご飯はヤミーです。
・・・・・
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★番外編★
トリニダーの夜は音に酔いしれよう。
とにかく気に入って毎晩通ってしまったのが、
カサ・デ・ラ・ムジカ。
お昼はなんの変哲もない広場なのですが、
夜になると、たちまち屋外ライブハウスに大変身!
1CUCの入場料を払って中へ入ると、
階段にも広場のテーブルにも、ぎっしりと観客で埋め尽くされていました。
ステージではバンドが演奏をし、
その前ではお客さんが自由に出入りして、思い思いにダンスを踊っています。
階段に腰をかけ、心地よい夜風に拭かれながら、
音楽に耳を傾け、楽しそうにステップを踏む人たちを眺める、束の間の至福の時。
もちろん片手にはアルコールで!
広場の両脇にはバーカウンターが設けられていて、
ここのモヒートが何気に美味しかった。
写真はトリニダー名物ラ・カンチャンチャラ。
ハチミツレモンのカクテルです。
飲みやすくてグビグビいけてしまいます。
伝統的なパフォーマンスのショウタイムもあり。
たった1CUCの入場料で、生のライブが楽しめるカサ・デ・ラ・ムジカ。
毎夜ここに来るためだけにトリニダーに長く滞在してもいいなーなんて思ってしまうほど素敵でした。
ま、今回のキューバは結構タイトな旅程なので、
トリニダー、泣く泣く切り上げますけどね!
泣く泣く、なんて言いながら、この後夢のようなリゾートステイが控えているのですが♪
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★オマケのオマケ★
ゴークラビングが大好きな若者sho君。
レオヤミ家に宿泊する女性陣をゾロゾロ引き連れてやってきたのは、
DISCO AYALA
トリニダーで一番人気の、自然の地形を生かした洞窟クラブです。
オープン前に来てしまった私たち。
中に入ろうとしたら止められてしまいました。(そりゃそうか。)
「オープンまであと1時間もあるよ。私は先にカサ・デ・ラ・ムジカに行って、後でここに寄るね。」
と言うと、
「すごい行列ができるらしいので、僕はここでオープンを待って入ります。」
とsho君。
彼の言う通りでした。
カサ・デ・ラ・ムジカのライブを楽しんだ後再びここに来てみたら、
目を疑う光景が!
何!?この行列!
トリニダーの人気レストラン、TABERNA LA BOJITAの比ではありません。
キューバの美しき古都とは思えない、
一体エントランスに到達するまで何時間かかるのか想像も付かないほどの長蛇の列。
ディズニーランドのアトラクション並み!?
「sho君たち、多分中にいるよね?」
洞窟クラブの中身はちょっぴり気になるけれど、
こんな行列に並ぶ気も起きず、sho君たちを残して宿に帰りましたとさ!
DISCO AYALAが気になる方は、オープンより30分以上前に行くことをオススメします★
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さあ、いよいよ2016年ラストスパート!
(リアルタイムでは2017年ももう折り返しが近付いてますがw)
トリニダーの後には、
バラデロの高級ホテルが私たちを待っています!
と、その前に、
ちょっと寄り道。
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