ペトラ遺跡〜インディ・ジョーンズの世界〜
ヨルダン観光のハイライトと言えば、
映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の舞台にもなり、
そして、旅人の間で中東の3Pのひとつと言われる、
ペトラ遺跡!!
ちなみに、中東の3Pとは・・・!
シリアのパルミラ遺跡
イランのペルセポリス
ヨルダンのペトラ遺跡
Pからはじまる遺跡。中東を代表する3大遺跡の事なのでした!
誰がこのコピーを考えたのか、うまい事名付けたものですね(笑)
シリアは今は行けません。
イランでは、シーラーズが肌に合わず、ペルセポリスをパスしちゃいました!
よって、全然制覇できない3Pですが・・・。
そもそも、ペトラ遺跡とはなんぞや!?
古代都市ペトラがいつ建造されたのか、正確な年代はいまだ謎に包まれているそうです。
しかし、紀元前1世紀以降には、ナバタイ王国の首都として歴史の舞台に登場。
貿易の富により繁栄は続くものの、363年に発生した大地震により壊滅的な被害を受け、
そこから衰退の一途を辿り、
1812年に再発見されるまで、忘れ去られた遺跡となっていました。
今は、多くの旅行者を魅了してやまないヨルダンの一大観光地として、
美しい古代都市は見事に復活を遂げたわけであります。
★
★
さて!
アンマンで合流したtomと共に、バスに乗って、ペトラ遺跡の拠点の街、
ワディ・ムーサへやってきました。
ここら辺の安宿と言えば、多くの旅人が利用する「VALENTINE INN」
晩ご飯が美味しいと評判の宿ですが、ちょっぴり遺跡群から遠い。
私たちはペトラの目と鼻の先にあるホテルを予約し、
いつでも出動できるよう万全の体勢を整えました。
ペトラ遺跡と言えば、長期旅行者泣かせの高額な入場料で有名。
1日券なんと、50JD(当時約8,150円)!
私たちは、2日券を購入。
大枚はたいた〜〜〜!!!
と言っても、実は2日券は55JD。1日券との差額はたった5JD。
グッとコスパが上がるのです♪
そんな、ペトラ遺跡。
2日間かけて、じっくり味わい尽くしてきました!
1日目はアンマンからバスでこの街に着いた日。
早々と予約していたホテルのチェックインを済ませ、
午後2時からクローズの5時まで、どんなもんかと下見。
そして本番の2日目は、6時のゲートオープンと同時に入場し、閉場時間を過ぎた夕方6時まで!!
誰よりも早く、誰よりも遅く。
一日中遺跡を歩き回り、心行くまで、骨の髄までペトラを堪能してきました!!
前半後半に分けて、写真をた〜っぷりとお届けしますね♪
ヨルダン国旗がはためくエントランス。
前もって、YOU TUBEで「インディ・ジョーンズ」のペトラ遺跡シーンをチェックして、
予習もばっちり!
(子どもの頃に見たはずですが、すっかり忘れています★)
いざ、出陣ッ( ̄▽ ̄)ノ
まず最初に突破すべき関門は、
私たちを待ち構える乗馬や馬車の客引き。
「フリーだよ!チケットにインクルーディングだよ!シークの入り口まで乗せてくよ!」
と言って客をおびき寄せます。
フリーなわけない。チケットにも、そんな記載は一切ない。
でも、あまりにもしつこくフリーフリー言うから、「ほんっとにフリーだね!?」と確認して、
それだったら、まいっか、と乗りかかると・・・
「スリーダラー」
なんて平然と言い出す始末。
フリーじゃなくて、スリーダラー。
これが彼らの手口でした(笑)
この客引きたちをかわし、
シークの入り口に到着。
ペトラ遺跡は、エントランスから終点のエド・ディルまでメインの一本道が伸びていて、
片道おおよそ5、6キロくらいでしょうか。
途中アップダウンの激しい岩道があったりするので、結構しっかり歩く事になります。
シークとは、両側から岩肌迫る細き道。
自然の歴史を感じる迫力満天の峡谷です。
ロッククライマーたちは、この景観に血が騒ぐのではないでしょうか!?
もちろん、している人なんていないけど!
ユニークな地形は子どもたちの格好の遊び場に。
この狭い道を、馬車がビュンビュンと駆け抜ける!
馬車が通る度に、流し撮りの練習して遊んでました♪
ぜんっぜん馬にピント合わないんだけど★
流し撮り、難しい。
シークの道を抜けた先は・・・?
岩山の裂け目から覗く、淡い光。
ここは、ロマンを、そして沸き上がる高揚感を一番感じる場所!
見えた、ピンクの柱!
壮大なペトラの中で最も美しい遺跡、宝物殿の「エル・ハズネ」
シークからエル・ハズネが、インディジョーンズの舞台です!
天高くそびえる荒々しい岩を削って作られたエル・ハズネは、そこだけが淡い薔薇色に染まり、
迫力がありながらも、女性的な華麗さと繊細さを併せ持つように思いました。
6時オープンから攻めたので、エル・ハズネを独り占め♪
ペトラで一番人気の遺跡なので、この広場はあっという間に人だかりができてしまいます。
朝一、オススメです!
ラクダちゃんもいます。
★
★
★
エル・ハズネを堪能したら、
(堪能とは私の場合、満足いくまで写真を撮りまくる事を意味する)
次に目指すは終点の「エド・ディル」。
長い長い道のり。
それでも、
道中にはたくさんの遺跡が現れて、
古代都市に迷い込んだみたいで、ちっとも飽きない!
これは、ちょっぴりテーマパークっぽい演出ですが(笑)
でも、背景はぜーんぶリアルです!!!
鍵穴のような入り口を持つ、「獅子のトリクリニウム」
この辺りは延々と上り坂が続き、プチ登山。
赤い層が重なる美しい岩山。
振り返ると、だいぶ高くまで上ってきた事が分かります。
「エド・ディル」は、もうすぐそこ。
★
★
★
そして、
★
★
★
これがエド・ディル修道院!!!
小高い丘の上から眺めると、地形がよく分かる。
本当にカッコイイ!!!
ヨルダンのグランドキャニオンと銘打たれたこの景色。
(看板がありました★)
この岩山と谷に埋もれ、
1500年もの間忘れ去られ、ひっそりと姿を隠していたペトラ遺跡。
まだ地球上には、
誰にも見つけられずに人知れず存在している、消えた遺跡があるかもしれないな。
この景色を眺めながら、そんな事を思ってしまいました。
tomが見つけた、超穴場写真スポット!
岩のフレームから覗くエド・ディル。
彼は、こういった写真映えするベストポジションを探し出すのが得意なのです!
試しに「エド・ディル」で画像検索してみたけれど、このアングルはなかった。
グッジョブ♪
ペトラ遺跡、楽しい〜〜(≧∀≦)
後半に続きます!
<検索キーワード>
ヨルダン,ペトラ遺跡,世界一周,安宿,アンマン,エル・ハズネ,エド・ディル,インディ・ジョーンズ,舞台,撮影
リアルタイムつぶやき、ucaのTwitter要チェック!?
▼世界一周バナーポチッで、ランキングUP応援よろしくお願いしますm(_ _)m▼
にほんブログ村 世界一周ランキングに参加しています。
1日1回のCLICKが順位に反映される仕組みです。
応援よろしくお願いします!
クリックしてから表示が切り替わって、はじめてワンカウントとなるそうです!
ちょっぴり時間がかかるFBのイイネ気分で、クリックしていただけると嬉しいです♪