やっぱり好き
大好物の民族衣装を追い求めて、
サンクリから10kmほど離れた、
サンフアン・チャムラという村へやってきました。
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現在のメキシコ南東部、グアテマラ、ベリーズを中心に栄えたマヤ文明。
ここは先住民族のツォツィル系が住む村で、
毎週日曜日に盛大な市が開かれおおいににぎわうという事で、
日曜日に合わせてチャムラを訪れる事にしたのです。
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コレクティーボに乗ってサンクリから約20分。
車を降りると、
メイン通りには所狭しとパラソルが広げられ、
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民芸品を中心に様々な売り物が並べられています。
あ、
民族衣装の女性たちを発見!
民族の方々は写真を撮られる事を嫌う方が多いので、後ろ姿写真多め。
ササッと目立たぬように隠し撮りをさせていただきました。
すみません・・・。
(どうしてもこの大きな一眼レフは、肩にかけているだけで大目立ちなのですが)
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チャムラの女性の衣装は、
ケバケバのラグマットのような黒い布を腰に巻いて、
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トップスはサテンプリーツのブラウスを合わせ、
色鮮やかなカーディガンを羽織るスタイルがスタンダードのよう。
前にも書いたけれど、
美しい民族の方々を撮影するのに、真剣に縫い物をしている最中は絶好のシャッターチャンスなのです♪
(隠し撮りごめんなさい)
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それにしても、
民族衣装を纏った女性たちも素敵だけど、
ポンチョとか、
ブラウスとか、
フェルトのぬいぐるみとか、
刺繍のタペストリーとか、
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サンフアン・チャムラの小物はどれも可愛すぎる!
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物欲を押さえるために?ランチ休憩を挟んで食欲を満たし、
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午後は、
市場の中心となっている広場を散策してみます。
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お花畑のように、カラフルなテントやパラソルがひしめき合うソカロ。
通りは観光客向けのおみやげや民芸品が多かったようですが、
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広場の中は日用品や衣類、野菜、果物など、全体的に地元民向けのラインナップ。
広場の脇にズラリ並ぶのは民族衣装の男性たち!
民族衣装着用率は女性が圧倒的に多かったのですが、この一角だけは男性も衣装を纏っています。
白シャツに白い七部丈ズボン、女性の腰巻きと同じ素材の黒か白のケバケバチョッキを羽織って、
頭にはテンガロンかメキシカンハット。
赤、黄、緑のリボンがヒラヒラとなびいて、
男性もなかなか素敵じゃないですか!
ガイドブックによると彼らは村の評議員らしく、毎週日曜日にここで集会を開いているらしい。
村のお偉いさんたちってことかな?
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広場をひとしきり回って、
お次は、
一番気になっていた、
奥の教会へ。
脇の小屋で入場チケットを購入して中に入ります。
一見なんの変哲もない真っ白な教会ですが、
入り口はべったりと緑に塗られ、毒々しい原色の花模様が描かれてまるで魔除けのようです。
この教会の中は一切の写真撮影禁止。
一歩足を踏み入れると、
外側から想像も付かない一種異様な光景が広がっていました。
壁にズラリと祀られている神々の視線が両脇から注がれる床の上には松の葉がたっぷりと敷き詰められ、
民族衣装を纏ったチャムラの人々が輪になって座り込み、おびただしい数のロウソクを立てながら祈りの言葉を唱えています。
あちこちにはコーラなどの炭酸飲料ボトルが供えられ、
4人のおじさん楽団が弦楽器をかき鳴らしながら練り歩き、なんともいえない音楽を奏で、
もうもうと煙が立ちこめるほの暗い薄明かりの中、松やに香を焚く香りがムッと漂っています。
神秘的な祈りの空間。
マヤ族の土着の信仰とスペインからやってきたカトリックが融合し、
独特の宗教観、世界観が生まれたようです。
柔らかい松の葉の上に腰を下ろしてしばらく祈りの様子を眺めていたので、
教会の外に出た瞬間、
強烈な太陽光が突き刺して思わず目を細めてしまいました。
現実に引き戻された感じ。
相変わらず広場はマーケットで大にぎわいです。
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サンフアン・チャムラの後、
今日はもうひとつ別の村を訪れてみる事にしました。
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コレクティーボを乗り継いでやってきたのは、ほど近いシナカンタンという村。
ここもチャムラと同様、マヤ系ツォツィル族の先住民族が住んでいます。
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こちらも日曜市を期待してやってきたのですが、
時間が遅かったのか、そもそも市が立っていなかったのか、だだっ広い空き地はもぬけの殻。
それでも、
周囲を見回すと、民族衣装を纏った村人をチラホラ見かけ、
しかも男性の衣装着用率が女性と同じくらい高いかも!
チャムラからたった数kmしか離れていないのに、
デザインが全く違う事に驚いてしまいます!
シナカンタンの女性は、
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パープル、ピンク、赤を基調とした生地に艶やかなお花の刺繍がたっぷりと施されたスカーフと腰巻きを身につけて、
男性は刺繍たっぷりのチョッキにボリューミーなタッセルの飾りを揺らし、
民族衣装だけで比較すると、
サンフアン・チャムラよりもシナカンタンの方が見た目にも華やかで美しいように思います。
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小さな小さな村を少し歩いてみました。
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チャムラの活気あるマーケットの景色とは打って変わって、
少し裏通りに入るとほとんど人の気配を感じない静かなシナカンタンの村。
その静けさを切り裂くように、
男たちがけたたましく楽器を鳴らしながら、続々と教会から出てきました。
嵐のようにあっという間に去っていったけど。
なにかのセレモニーだったのでしょうか。
民芸品売り場の通りに出ると、
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刺繍の美しさに目を奪われてしまいます。
同じデザインは一つとしてなく、
モチーフ、色遣い、模様、グラデーションから、気が遠くなるような細やかな手仕事がうかがえます。
こんなゴージャスな衣装を、事も無げにサラリと普段着使いしてしまう彼らが素敵。
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子どもたちも着こなしていて可愛い♪
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サンクリからものの10分、20分程度で行けてしまうこの二つの村。
マーケット、不思議な教会、そして華やかな民族衣装をたっぷりと楽しませてもらいました。
やっぱり私、民族衣装好きだわ〜。
これだけでもサンクリに来た甲斐があった。
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でもね、
まだまだやり残している事があるのです。
私、決めました。
ここはあえて、タガを外す!!!
次回は、
私の壊れっぷりを生暖か〜く見守ってくださると嬉しいです。w
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