私の一番好きなフォトグラファー
写真を撮る事を趣味にしているものの、写真家については全く詳しくない私なのですが、
一人だけ、大好きなフォトグラファーがいます。
彼との出会いは偶然でした。
時は遡る事約10年ほど前。
私がワーホリでニュージーランドに滞在していた時。
オークランドに住んでいた頃、
シティセンターのメイン通りから一本入ったお洒落な裏路地、ハイストリートだったかなぁ?
そこに、小さな小さな本屋さんがあって。
そこでふと目に留まった、なぜか一瞬にして心を奪われた、ひとつの写真集。
雨に濡れて煙るカンボジアのアンコールワット寺院を、
オレンジ色の衣をまとった4人の若い僧侶が歩く、そんな表紙。
おもむろに、その本を手に取ってみる。
ページを繰る度に、彼の世界と色彩に、思わずグイグイと吸い込まれていきました。
それからは、その写真集を眺めに、幾度となく本屋さんを訪れたものです。
立ち読みですが( ̄∇ ̄*)ゞ
パラパラと眺めては、満足して本屋さんを出る、の繰り返し★
私がオークランドに滞在する間、結局売れる事のなかったその本。
半年程生活したオークランドを離れてクイーンズタウンに移り住んでも、
ずーっと、頭の片隅に残っていたようで。
これは、手に入れなくちゃいけないんだな!と、
帰国してからすぐに、その写真集をネットで探して購入しちゃいました!
その本はこちら!Sanctuary: Temples of Angkor
彼の名前は、Steve Mccurry
ニューヨーク在住のアメリカ人のフォトグラファー。
世界中を旅しながら写真を撮影し、主にアラブやアジアの国々を中心とした作品が多い。
オークランドで彼を知った時は、まさかそんなに有名な人だとは思わなかったのですが、
すごく名の知れた写真家のようでした。
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今回、世界一周に旅立つに当たって、ひとつ小さな夢がありました。
それは、私の大好きなSteve Mccurryの写真展を見に行くこと。
どこか、ニューヨークやロンドンあたり?
たまたまエキシビジョンが開催されるタイミングでその地を訪れて、運良く見に行けたらな〜なんて!
そんな淡い希望が、この小さな首都ブラチスラバの街で叶ってしまったのです!
彼との出会いはいつも偶然。
それは、ブラチスラバをお散歩している時に、何気なく入った路地での出来事。
会うはずのない場所で、知っている顔にばったりと出くわした時、
びっくりして急に足を止めてしまう、あんな感じ!
え?どうして、あなたがここにいるの?
状況をしばらく把握できない程に、あまりにも突然に。
見慣れたその瞳が私の目に飛び込んで来たのです!
小さな小さなビルの入り口。
ドキドキしながら狭い階段を上ってみます。
そこは、こじんまりとしたギャラリー。
Steve Mccurryの写真展が開催されていたのです。
驚きと感動の瞬間です。
「私、彼の写真が大好きなんです!すごく嬉しい!!」
ほとんど言葉は通じないのだけれど、
ギャラリーのおばさんはニッコリと笑顔を浮かべて、
「どうぞ、ゆっくり見て行って」
というような仕草。
時間をかけながら、ひとつひとつ作品を見て回りました。
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彼の最も有名な作品のひとつ「アフガンの少女」
1985年に撮影され、ナショナルジオグラフィックの表紙を飾った、
ソ連軍によるアフガニスタン爆撃を避けてパキスタンの難民キャンプに逃れていた少女の写真。
その後マッカリー氏は、名前も年齢も分からないままこの少女の捜索を何度も試み、
17年の時を経て、戦乱を生き延びアフガニスタンの山中で3人の子どもの母親として暮らしている彼女と、
奇跡的な再会を果たした時の写真。
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この異国の地、予想もしなかったスロバキアのブラチスラバで、
偶然にも彼の写真たちに出会えた喜びを噛み締めた、幸せなひととき。
メッセージノートにも記帳してきました♪
スティーブさん、見てくれるかなぁ??
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小さな夢が、ひとつ叶いました。
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今夜はダチョウの卵を調理する・・・かも!?
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