ザンジバルで骨折!
ストーンタウンにて、泣き顔が印象的だった女の子。
ダルエスサラームの出会いと再会から一夜明け、
フェリーに乗って向かう先は・・・
ザンジバル島!
ちょうどザンジバルへ行く予定だったたっちゃんと二人で、島へ向かう事になりました。
お見送りのひーちゃんと3人で、YWCAから歩いてフェリーポートへ。
フライング・ホース社のフェリーチケットを購入し(約2,500円くらい)、
船に乗り込みます。
ダルエスサラームから約3時間半。
ザンジバルは現在タンザニアに属する島ですが、以前は独立した国家だったそう。
島の人々はいまだに独立した国だと考える人が多いようで、
ザンジバルの港に到着するとイミグレーションがあって、
パスポートチェックがあったりスタンプを押されたりします。
ザンジバル島は、沖縄県より少し大きいくらい。
玄関口は、世界遺産の港町ストーンタウン。
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島に到着したのは夕方。
既に島内の交通機関が終わっていたので、この日はストーンタウンに一泊する事にしました。
マリンディ・ゲストハウスにチェックイン。
やはり、島価格はちょっぴり割高です。
荷物を置いて、早速町を散策!!
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この辺りはイスラム色が強いみたい。
白いヒジャブとシャツ、黒いスカートは女学生の制服かな?
私たちが目指すのは、町の真ん中の大聖堂。
しかし、クローズの夕方6時が迫っています!
ミニバスを拾い、慌てて向かいました。
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昔アラブの商人が住んでいたこの島はやがてポルトガル領となり、
その後オマーン、イギリスと支配が変わって、
アラブとヨーロッパが融合したような独特の文化や町並みが生まれたそう。
ストーンタウンが世界遺産(文化遺産)に登録されたのは2000年。
この活気溢れる港町に秘められた、惨忍な過去。
それは、
奴隷市場。
かつてこの地に、毎年数十万人のアフリカ人が、奴隷商品として奴隷船でザンジバルに送られてきました。
アラブの商人は、東アフリカより捕えられ連れてこられたアフリカ人を地下に収容し、
市場を開いて売買していたそうです。
奴隷マーケットは1873年6月6日に閉鎖され、
その跡地に平和と自由の願いを込めて建てられた大聖堂。
なんとか閉館前ギリギリに間に合い、無理を言って中に入れてもらいました。
大聖堂は大掛かりな修復中。
奴隷市場跡には、当時の様子が刻まれた石像。
奴隷を収容していた地下がそのまま残っていて、見学する事ができます。
人間ってのは、残酷な生き物だ・・・。
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何とも言えない沈んだ気持ちで大聖堂を後に。
するとそこに、
美しい女性たち!
たっちゃん、美女に狙いを定めて、「写真を撮らせて」と果敢に声をかける!
けれども、イスラム圏の女性って特に、撮られるのを嫌がるんですよね。
頑なに拒否されていたのを熱意で押し切って、
最終的にOKをいただきました♪
たっちゃんすごい!!
私も便乗して横から隠し(?)撮り。
慌てたからブレちゃった・・・(´口`;)
たっちゃんは世界中を旅する中で、
その国、その地域ならではの装いをした、美しい女性たちの写真を撮り溜めているそう。
写真集が出たら絶対買うっ♪
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引き続き、町をお散歩します。
どの国でも共通して言えるのは、路地に入ると元気な子どもたちに会える!
二人して大きなカメラを構えるもんだからびっくりさせたかな!?
女の子、顔を隠しちゃった。
しっかりポーズは取ってくれたんだけど。
子どもたちって魅力的な被写体。
たっちゃんの写真スイッチが完全にON!
もちろん私も一緒になって撮ります。
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「あの光の当たり具合が絵になる!
バイクのライトも効果的!」
「ね、こっちのアングルも良くない!?」
なんて言いながら、延々と撮影大会。
それにしても、
子どもみたいに時間を忘れて、夢中で撮りまくるたっちゃん。
納得いくまで、撮る。
その妥協しない姿勢や思いもつかない視点、被写体への執着心。
感心しちゃいました!
さすがプロや〜、次元が違う!
あ、なんかいい♪とりあえず撮っとけっ!!
ってな私とは、完成度が全然違うもん(T∇T)
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ここは、からゆきさんたちの住んでいた建物。
からゆきさんとは、日本から諸外国に売春のために売られていった女性たちの別称。
ここザンジバルにも、全盛期には十数人ほどのからゆきさんがいて、
つい50年ほど前までここで生活していたそうです。
当時はきっと想像もつかないような遠い遠いアフリカの、
小さな島に連れられて、
祖国の土を踏む事もなく、家族にも会えないまま、異国の地で生涯を生きた抜いた彼女たち。
しかも、そんなに遠い昔でもない。
時代の流れは急速で、社会は激変していく。
現代に生まれた私は、奴隷もからゆきさんも別世界の出来事のようで、
想像しようにもリアルに思い描く事がきでません。
それでも、その場所場所で知らなかった事実を知り、
少しでも空気を感じる事ができる今が、
私にとって、とても貴重な時間。
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すっかり暗くなって、お腹がペコペコになった私たちは、
そこら辺のレストランにふらりと入ってディナータイム。
ここのご飯も美味しかったけれど、
レストランを出てプラプラ歩いていたら、
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海鮮やお肉やスナック、
美味しそうな屋台が集まる広場を発見!!
もうお腹いっぱいだから入らないけれど、ディナー、ここでも良かったなぁ。
ストーンタウン散策はこれにて終了。
タクシーに乗って宿に戻りました。
この後、まさかまさかの悲劇が待ち受けていたのです!
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体調の悪化から、ここ2週間ほど咳が止まらなくなっていた私。
宿でまったりとインターネットをしていたら、
強烈な咳とともに、
胸の奥に激痛が走った・・・!!
それ以降、
体の角度によって激痛。
咳をしても激痛。
鼻を咬んでも激痛。
どうやら、
咳の衝撃が体に蓄積されて、肋骨が折れてしまったようですΣ( ̄ロ ̄lll)
調べてみると結構あるらしい、咳による肋骨骨折。
咳って反射的なものでコントロールなんてできないから、
ゴホンゴホンと咳き込むたびにあばらが痛む。
鼻水もズルズル出てくるのに、鼻を咬むたびに痛くて体が強ばる。
重たい荷物を持ち上げるのもピキッとくる。
予期せぬタイミングで激痛が走って動けなくなる。
つ、辛い〜(ノД`)
肋骨って場所が場所だからギプスで固定する事もできないし、特に対処法もないらしいので、
自然治癒に任せるしかないみたい。
アフリカの旅はまだまだ続くのに。
早く治ってくれーーーーヽ(≧Д≦)ノ
悪夢の盗難から始まり、全身ノミ刺され、発熱、長引く体調不良、そして骨折。
エチオピアから続く負のループ。
そろそろ終わりにしたいところです・・・(泣)
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朝目が覚めて体を起こそうとすると、
いたたたた・・・!
なんとか身支度をして、宿の屋上のレストランへ。
見晴らしが良くて気持ちいい!
タンザニアの宿は朝食付きが多いから嬉しい。
フレッシュなフルーツ、パン、紅茶♪
眼下に広がる港では、朝の漁に出た漁船が戻り、賑わっていました。
新鮮なお魚食べたいな〜。
マリンディ・ゲストハウスをチェックアウトして、
ストーンタウンからバスを拾い目指すのは、
極上の海が広がるビーチ!
そして、
死ぬまでに一度は行きたい!?絶景レストランへ!!!
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★たっちゃんの写真展告知★
80カ国を回ったたつろう君の、世界の写真展が日本で開催されますO(≧∇≦)O
<TATSURO 写真展>
各地のCANONギャラリーにて。
銀座:2015年6月18(木)〜6月24日(水)
梅田:2015年7月2日(木)〜7月8日(水)
仙台:2015年7月23日(木)〜8月4日(火)
仕事合間に短期バックパッカーとして世界旅を始めて3年。
撮りためていた作品がこの度Canonギャラリー公募にて選出されました。
来月より3都市で個展 をさせて頂きます。
オープニングパーティー時(銀座・梅田)会場にいますのでご興味ある方は是非お越し頂けたらと思います。
東京Opening Party6/19(金)19:00〜21:00
大阪Opening Party7/3(金)18:30〜20:30
(ドリンク/アルコール類あり 両日参加無料)
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との事!
お近くの方、是非、是非!!!たっちゃんの写真展に足を運んでみてくださいね〜(*^ー゚)v
ucaのブログを見てやってきました!という方にはもれなく特典が・・・!?
ない・・・んだけどっ★
素晴らしい世界中の写真たちに囲まれて、TATSUROワールドにどっぷりと浸ってみてください♪
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