メキシコで一番好きな街
プチ遠出の旅fromメキシコシティ第三弾。
次の目的地はですね、またまたCANONメキシコ玉川氏のオススメの場所。
その名もタコス。
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じゃなくて、
タスコという街にやってきました!
いやー、ここ、「期待せずが吉の法則」が見事に発動しましたね。
<期待せずが吉の法則とは>
過度に期待しすぎると肩すかしをくらい、
前情報もなく期待せずに挑むと思わぬ感動を得られる法則。
映画や本、旅など様々なものにあてはまる。
by uca
ガイドブックを開いてみますと、
中世の街並が残る、銀鉱脈で栄えた銀の街
銀製品のショップが多い
ふーん、銀製品かぁ。
シルバーのアクセサリーでも買いに行こうかな〜。
と、
そのくらいの軽い気持ちで訪れたタスコだったのですが、
それが逆に功を奏したみたいで!?
もう、もう、
あんなに心ときめいたプエブラが霞むくらい!?
私的に大ヒット!
絵本や絵画のような街並が広がっていて大興奮してしまいました。
例によってシャッターを切る手が止まらなかったので、
たくさんの写真とともに、
タスコの魅力をお届けしたいと思います♪
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場所はメキシコシティから南西に170km、
バスで約3時間。
バスを下りた瞬間目に飛び込んで来るのは、
フォルクスワーゲンビートルの、真っ白の車の大群!
なんとなんとこの街、
オフィシャルタクシーの車種がビートルの白なのです!
お洒落〜♪
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早速、
小高い丘に連なるタスコの街を散策してみます。
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タスコは、かつてスペイン人による銀の発掘で栄えた街。
先住民の住む集落に鉱山技師たちが住みつき、
その後フランスからやってきた鉱夫ボルタが大銀鉱脈を発見してからはシルバーラッシュが始まって、
ボルタの富が惜しみなくつぎ込まれたこの街には豪華な教会や庭園が作られていったそうです。
どこまでも続く石畳の路地に白壁の建物、
オレンジ色の瓦屋根の隙間には、
緑が溢れ、
丘の上からキリスト像が街を見守っています。
クリスマスの飾り付けでしょうか。
頭上にはキラキラ星。
なんでしょう、
どこを切り取っても絵になるフォトジェニックな街!
そして、この風景にあまりにも自然に溶け込むのは、
そう、
フォルクスワーゲンビートル!
白のタクシーはもちろん、
レッド、イエロー、グリーン、ネイビー、
ビートル以外の他モデルまで、
どこを見てもスワーゲンだらけのタスコ。
フォルクスワーゲンと街
をテーマに写真を撮ってきましたので、どうぞご覧ください♪
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世界一ワーゲン率が高いと言っても過言ではないような!?
フォルクスワーゲン、
特にビートルファンにはたまらない街かもしれませんね!
だって、
ガソリンスタンドにもワーゲン、
街のコレクティーボ(ミニバス)もワーゲン!
どんだけ徹底してるの!w
フォルクスワーゲン社、タスコと契約してる!?
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タスコは小高い丘の傾斜に張り付くように形成されているので、
この街を俯瞰で眺められる展望スポットがいくつかありました。
おすすめミラドール、一つ目は、
大通りの95号線沿いにあるシルバーショップ、Galeria de Arte en Plata Andresの店内。
このショップの奥に大きな窓があり、
上品なスタッフのおじさまに案内してもらうと、
圧巻!
タスコの街が目の前に、パノラマに広がります!
ここは間違いなく穴場スポットだわ。
(ツーリストインフォメーションのおじさんがこっそり教えてくれたのです♪)
窓越しから数枚写真を撮らせていただいた後、
アクセサリーを物色するふりをしてお店を出ていった悪い私・・・。
いや、なんか買おうと思ったんだけどさ、
全体的に値が張るし、気に入ったものがなかったんだもん。
このアクセサリー屋さんの数件先に、タスコ名物が食べられるレストランがあると聞いてやってきたのですが、
同じ並びにあるので、
バルコニーの席からはもちろんこの景色!
美しい街の景観を眺めながら食事をとる事ができる上に、メニューは嬉しい良心的プライスでした。
こちらがタスコ名物Pozole。
厚揚げ?みたいなものとアボカドの入ったスープにレモンをギュッと絞っていただきます。
さっぱりヘルシーでいくらでもいけそうでした。
(これだけじゃ男性には物足りないと思うけど)
このレストランの名前はPOZOLERIA TiA CALLA。
タスコに足をお運びの際は、是非♪
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そして、おすすめミラドール二つ目は、
小高い丘の上にあるグアダルーペ寺院。
グアダルーペとはメキシコで最も愛されている、褐色の肌をした聖母の名前。
つい昨日はグアダルーペの祝日だったので、
お祭りの名残でしょうか。
寺院へ続く上り坂の道には、旗や飾り付けが頭上にヒラヒラとはためいています。
路地の多い街は楽しい。
にぎやかなメインの通りもいいけれど、
入り組んで少しさびれた、生活の匂いがする小さな通りも好き。
やっぱりお祭りのあと!
教会の入り口にはカラフル装飾、周囲には屋台が並び、広場には電飾の塔?が立っていました。
この教会からの眺めがまた最高で!
さっきとはまた違った角度で、上から見下ろすタスコの街。
急な坂道を上ってきた甲斐がありました。
ここからの景色もマストですね!
眼下に広がるタスコの街並をうっとり眺めた後は、
広場周辺の屋台巡り。
その一角、
色鮮やかなガラス細工が並べてあるお店の前で足が止まりました。
軒先に吊るされた美しいハチドリたち。
その一つに、そっと手で触れた瞬間、
パシャーン!
ハチドリ落下!
見事に割れてしまいました。
「ごめんなさい!ごめんなさい!
お代を払います。
いくらですか?」
慌てふためきながらおじちゃんに言われた金額を渡すと、
「ホラ、これ持っていきな!」
ガラスのハチドリをひょいと一匹取って私にくれたのです!
え?私は弁償代としてお金を渡したんだけど?
「いいの?」
「いいからいいから。」
「ごめんなさい。ありがとう!」
思わぬ形で手元にやってきたハチドリさん。
(せっかくいただけるのであれば好きな色を選びたかったな。)
なーんて図々しい心の声はもちろん胸の奥にしまいましたがww
グアダルーペ聖母が遣わした幸福のハチドリさん!
という事で大切にしよう。
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屋台を一通りひやかして、
今度はあの教会を目指そう。
街のど真ん中に鎮座する、
タスコのシンボルともいうべきあのカテドラルは、
街の中心地、ソカロの正面に建てられた、
メキシコバロック建築の最高傑作とも言われているサンタプリスカ教会!
教会の前の広場には、
クリスマスカラーのポインセチアが絨毯のように敷き詰められていました。
この教会はですね、
冒頭でもお話したタスコの銀鉱王ボルダの寄贈品。
財産をつぎ込み、8年の歳月をかけて建てられた教会です。
この街で得た富をこの街にお返しするフランス人ボルダ、なんて男前なんだ!
中に入ってみると、
外観同様、
祭壇や柱には細やかな彫刻が施され、豪華絢爛お見事!
この教会の周辺には、
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庶民的なローカル市場が迷路のように張り巡らされていて、
絵画のような街並と地元の人々の営み、
そのコントラストがまた興味深く面白いタスコの街なのでした。
銀鉱脈が枯れてからは衰退の一途を辿ったタスコですが、
今でも銀細工の商売は続き、
町中にはシルバーショップがたくさん。
結局、気に入ったものが見つけられなくて買わなかったけれど。
というより、
シルバーアクセサリーよりも、この街自体に夢中になってしまったから。
どこか時代に取り残されたような、
ノスタルジックな風景が心の琴線に触れるタスコ。
ビジュアル、サイズ感、統一感。
クラシカルなフォルクスワーゲン。
この街を形作る全ての要素が融合して完璧!
プエブラのタイルやタラベラ焼きにもテンション上がったけれど、
街の完成度(?)は断然こちらが上。
今まで訪れてきた街の中で、
私の選ぶ世界の可愛い街ランキングベスト3にランクインしちゃったかも!
だって、ついついタイトルにしてしまいましたが、
まだまだメキシコの記事は続くのに、
既にこの街が一番ってばらしちゃったくらいですから!w
そのくらい、
あまりにも満足度が高過ぎたために、
次に訪れる街が色褪せちゃったのかもしれない。
いや、どこよりもカラフルだったのですが。
次は、
旅人に大人気のあの街へ出かけます。
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