ガス欠危機一髪!
ちょっぴり不完全燃焼のナミブ砂漠。
けれどもトータルで見ると、ナミビア周遊を大満喫した7日間のドライブの旅!
思い残すことは、今回はない・・・かな!?
ドライブ最終日。
ナミブ砂漠の朝焼けを瞼の裏にしっかりと焼き付けて、
朝早く、バタバタとセスリムキャンプ場を出発します。
今日の夕方5時までにはウィントフックに辿り着いて、レンタカーを返さないといけません。
地図を眺めながらルートプランニング。
セスリムからウィントフックへ伸びる道は大半が未舗装道路。
もう一方のルートは多少遠回りになってしまうのですが、半分未舗装、半分コンクリート。
運転のストレスを考慮した結果、後者を選択しました。
さあ、気合いを入れて、
今日は丸一日、最後のロングドライブです!!
ナミブ砂漠のセスリムキャンプサイトを出る頃、ガソリンマークの針は半分強あたりを指していました。
次の街で補充すれば大丈夫かな。
延々と続く砂と砂利だらけの道なき道。
平均速度30キロ以下!?
ハンドルを取られないよう気を使いながらの運転はさらなる集中力を要し、
疲労感はコンクリート道路の倍以上です。
しかも、今朝は砂漠の朝日を見るためにかなりの早起き。
容赦なく襲いかかる睡魔。
休憩を取りながら前へ進みます。
それでも、大自然の中を突っ走るドライブは最高!
特に、どこまでも続くテーブルマウンテンは圧巻でした!
セスリムから走ること約185km。
ようやく小さな街マルタヘーエ(Maltahohe)に到着しました。
と同時に、ちょうどガソリンのエンプティランプが点灯。
まずはガソリンスタンドへ直行です。
「レギュラー満タンで!」
いつもの調子でお願いしたところ、
「今日はガソリンが空っぽでストックがないんだよ〜。」
なにーーーーっΣ ( ゚ ∇ ゚;)?
ガソリンスタンドにガソリンがないなんて、そんな事ってあるの!?
街に二つだけあるもう一方のスタンドへ行ってみると、
なんとそちらでも、
「今日はガソリンがないんだ。」
ええええええ!!!!
この街のスタンドには今、ガソリンが一滴もないらしい・・・。
困った。困った。
非常事態発生です!
次の街マリエンタールまではここからさらに約100km先。
エンプティランプがついてしまった残りのガソリンで、あと100kmを持ちこたえられるとは到底思えない!!
「私たちはウィントフックへ向かっているの。
この街のどこにもガソリンがないなんて信じられない!
どうすればいいの!?
ガス欠になっちゃうよ!!」
必死の形相で訴えてみるものの、
「マリエンタールまで持つよ。きっと大丈夫さ。」
と無責任なスタッフ。
ん〜どうしたもんか。
駄々をこねてみても、ないものはない。
それに、ここで止まるわけにはいかないし、
この街にガソリンがやってくるまで待っている時間なんてない。
こうなったら、一か八か、前に進むしかないよね!?
もし途中でガス欠になったら、通りすがりの車にガソリンを分けてもらえるかもしれないし、
なってしまった時に対処法を考えればいいか!
想定外の出来事が起こるのが旅の常。
その都度選択と決断を迫られるわけで、今までだってそれを繰り返しながらここまでやってきたのです。
大抵の事はなんとかなるさ〜の精神が、すっかり培われたみたい。
それに、ピンチに陥った時には必ず心優しいサポーターが現れるのも知っている。
これは今まで何度となく助けられた実体験からくる確信。
旅のハプニングは思い出深く心に刻まれるし、後々笑い話にもなるから結構オイシイ★
というわけで、
マルタヘーエを出発して、目指すは次の街マリエンタールのガソリンスタンド。
どうなることやら。
エンプティランプが灯りながらの100キロドライブ強行突破です!!!
幸いな事に、魔の未舗装道路から天国のコンクリート道路に切り替わりました!
これならスピードも一定に保てるし、心置きなく飛ばせる。
車への負担は激減するはず。
ガス欠に怯えながらの運転は、別の意味でかなりの疲労感を強いられるものです。
(思い返せば人生で二度目。
一度目はニュージーランドのクリスマスの日に山道を走行中エンプティランプ点灯。
山の中にガソリンスタンドがあるわけもなく、
ようやく見つけた小さな街のスタンドはクリスマス休暇でもぬけの殻。
あの時も冷えたな〜!)
そんな時は必殺技!
ランプ部分をタオルなどで覆い隠して目に入らないようにし、精神的負担を軽減。
嫌なものや苦手なもの、見てしまったが故についつい気にしてしまうものには、
一切遮断して情報を排除する「臭い物には蓋を」作戦!
これ、私の特技?なのです♪
(いいか悪いかは別として)
にしても、
エンプティランプの定義って!?
ガソリンタンクの容量って宇宙?
一体どうなってるの!?
火事場の馬鹿力なのか、
はたまたこの車が特別だったのかは分かりませんが、
100km、持っちゃったんです!
ガス欠にもならず、なんの不具合も起きずに、
マルタヘーエから約1時間。
奇跡的に何事もなく、無事マリエンタールに辿り着いてしまいました!!(笑)
なんとかなるもんだな〜。
大きなガソリンスタンドで満タンに補充して、
ホッと胸を撫で下ろしたのは言うまでもありません。
あとはウィントフックを目指していっきに260キロ北上!
夕方、ウィントフックに到着。
この街からスタートしてグルリとナミビアをまわり、またこの街に帰ってきました。
Europe Car閉店前にレンタカーを返却。
ナミビアドライブ7日間の旅が終わりました。
次の大移動となる長距離バスは、明後日に予約をしています。
前回宿泊したカメレオンバックパッカーズに再びチェックインして(こちらも予約していました)、
休息と今後の情報収集を兼ねて、翌日はの〜んびり。
午後、ウィントフックの街をぶらりとお散歩してみました。
ゴミ一つ落ちていない綺麗な街。
メイン通りにはお洒落なカフェ、レストラン、パン屋さん、洋服屋さん、スーパー、雑貨屋さんなどなど。
なんでも揃っています。
小腹が空いたら屋台のホットドッグをパクリ。
それから、ショッピングモールをハシゴ。
ワンピースやらキャミソールやら洋服5着に、ピアスとハットを購入してしまった〜!!
荷物は増えるけど、買い物は気分いい〜♪
ナミビアラストディナーはちょっぴり郊外のこちら、
がっつりお肉が食べられるという噂のレストランへ。
お腹ペコペコ。
注文したのは・・・、
肉料理の王道、ビーフステーキ。
そしてこのレストランの名物、ゲームミートの串焼き!
ゲームミート、フランス語でジビエ。
牛豚鳥羊以外の肉を指すらしく、
野生の獣や鳥を狩猟して食べることから『ゲーム』と呼ばれているそうです。
肉の説明。左から、
スプリングボック。
オリックス。
ゼブラ。
クロコダイル。
クドゥ。
どれもサファリで出会った動物たち・・・
命をありがたくいただきます。
意外にも、どのお肉も美味しかった〜!!!
10日間のナミビアの旅、これにて終了。
明日は丸一日かけてバス移動。
ついに、アフリカ大陸最後の国へ突入です!!!
★オマケ★
ショッピングの戦利品のひとつ。
ワルヴィス・ベイで見たフラミンゴがモチーフのTシャツ、一目惚れ!
ナミビアの思い出にGETしました(*^-゚)v
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