ラシュトで過ごした日々

ひとりプチ遠出のマースーレ。

美味しいご飯とピースフルな雰囲気。
基本ダラダラと過ごしたラシュトの三日間ですが、お出かけもしました。

 

ホストに連れて行ってもらった博物館。
伝統的な家屋が軒を連ねる、テーマパークのような博物館でした。

 

 

館内の至るところには、伝統的なドレスを纏った女性たちが、
お土産のパンや雑貨を作っていたり、絵画展示のスペースがあったりと、
想像以上に（！）楽しめました。

 

可愛い編みぐるみのお土産。

 
 

一人でタクシーを乗り継いで、プチ遠出も決行！
ラシュトから車で約1時間。山間いに昔ながらの石造りの街が残る「マースーレ」へ。

 

マースーレへの中継地点のフーマンでは、やたらとうずまきお菓子のお店を目にしました。
どうやらフーマン名物のクッキーらしい。ホストへのお土産に購入！
フワサクで香ばしくて美味しかった♪

 

雄大な自然を抱く山並みに、突如として現れる不思議な街「マースーレ」に到着！

 

急斜面の山脈にはびこる石の家々。

 

一歩足を踏み入れると、狭い路地が続きます。

 

豊な緑と乾いた黄金色のコントラストが美しかった。
そして、抜けるような青空！

狭い路地を通って大きなベッドを運んだり、リヤカーを押して物を運ぶ男の人たちを見たけれど、
ここに住む人たちは上り下りが大変そう！
住人はお年寄りの方も多かったけれど、買い物だけでもひと苦労だと思います。

 

路地裏と言えばやっぱりニャンコでしょ(=^. .^=)

 

この景色に似合うのは、犬より断然猫！
緩やかな時間の流れを、さらにまったりさせるニャンコたちです♪

 

山の麓にはお土産屋さんやチャイハネが並んでいて、ツーリスティックな一面も。
この景色を眺めながら、ホッと一息いただくチャイは格別！

ちょっぴり冒険の一日でした。

 
 

またある日は、ホストの友人のヴィラに連れていってもらい、近くの川で魚釣り！！

 

悠々と流れる川の真ん中で

 

狙いを定めるホセイン。そして

 

勢いよく、ネットをバサッ！！！
投げ網漁！？

 

ネットに引っかかった魚たちは今晩のディナー。
日が暮れかけるまで漁は続き・・・

 

ホセイン宅で新鮮な川魚をクッキング！

 

衣を付けてフライした魚に酢やスパイスをあえて。
あとはフレッシュな野菜とパン。

ここにビールがあれば完璧なんだけどなぁ〜〜(-д-；)

 
 

自然豊かで稲作が盛んなギーラーン州のラシュトはまだまだ見所がいっぱいで、
ご飯も今までで一番美味しくて、
三日ではとても足りない！！！
だって、今回世界で一番大きな湖、カスピ海に行けなかったから・・・

 

そんな感じで、初のカウチサーフィンを体験したラシュト。
ホストのファミリーには本当にお世話になりました！！！
私がいる事が当たり前のように振る舞ってくれて、
毎日みんなで美味しい食事を囲み、テレビを見て。
イラニアンダンスを披露してくれたり、貴重な時間を削って色んなところに連れて行ってくれたり！

噂には聞いていたけれど、イラン人のホスピタリティ精神を目の当たりにして、
本当に感動に包まれます！

ただ街を歩くだけで笑顔で話しかけてくれる。
ちょっとでも困っているとすぐに助けてくれる。

イランを嫌いになる旅人なんていないんじゃないかな！？
そんなに良くしてくれたら、笑顔を向けられたら、好きにならない理由がないもん★

 
 

気付いたらイランのビザの期限も迫っています。
空港で取ったアライバルビザは15日間限定。
すっかりイランが気に入った私は、思い切ってビザを延長する事に！！！
さらに、ラシュトのホストの紹介で新たなるカウチ先が見つかり、ビザの延長も比較的しやすいという噂なので、
またまたエスファハーンに戻る事にしたucaでした★

 

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