与える人々
イランを旅すれば、誰もが感動体験を得られる。
美しいモスク、寺院、遺跡、世界遺産、豊かな自然、砂漠、海、宗教。
もちろんそれらは、旅情を掻き立てられるのに十分な要素を持ち合わせています。
でも、私がこの先イランを思い描く時、それは場所ではなく人。
私は、イランの人々にすっかり魅了されてしまったのです!!
マシュハドの宿で、国籍の様々な旅人たちが、皆一様に同じ事を話していたのが印象的でした。
イランを旅していると、訪れる先々でイラン人に声をかけられ、助けられて、
いつも食べ物を分け与えてくれる。
そう・・・本当にその通りなのです!!
バスや電車の長旅の道中では、
いつの間にか、イラン人が分けてくれる果物やパンやお菓子でいっぱいに!!!
「No Thank you」と言っても、「いいから、いいから!」って。
バスの休憩時間が終わると、乗客全員が笑顔で「こっちこっち!」と誘導してくれる。
街中でちょっぴり困った顔をしていると、すぐさま「May I help you?」
道を訪ねると、親切丁寧に行き方を教えてくれて、
時には目的地まで連れて行ってくれる。
タクシーを掴まえるのに困っていたら、目の前のお店から店員が出て来て、
わざわざ電話でタクシーを呼んでくれて、お金まで払ってくれた事も!!
こう言ったエピソードは、きりがないくらいたくさん!!!
街を歩いていると、とびきりの笑顔で、
「Welcome to Iran!!!」
彼らが異国の旅人に与えてくれるのは、完全に見返りなしの無償の善意。
ただただ、ゲストをもてなす心。
困った人を当たり前に助ける行為。
世界中でもBEST3に入るんじゃないか!?と思うくらいのホスピタリティ精神!!
出会う人で、その国の印象が左右されるのは間違いありません。
温かい現地の人との交流が、旅の思い出をより一層輝かせる。
旅をすればきっと誰もが、イランを好きにならずにはいられない!!!!
イランはそんな国。
イラン人は、「与える人々」なのだと思います。
それは、宗教の教えでもなんでもなく、
彼らのごく自然な姿、きっと古くから伝えられてきたもの、イランの文化。
見も知らぬ他人に、こんなにも親切に接する事ができますか?
私はできない。
でも、これからは、彼らに学んでトライしてみたい。
今度は私が日本で、外国人の旅人に同じ事をしてみよう。
旅人を見かけたら、まずはニコリと微笑みかけて、
困っていたら「May I help you?」
そして、恥ずかしがらずに、大きなスマイルで、
「Welcome to Japan!!!」
きっと彼らは、不安な異国の地で、日本語だらけの言葉の通じない国で、
少しホッとすると同時に、とてもHAPPYな気持ちになると思います。
そして、そんな小さな交流のひとつが、日本を好きになってもらえるきっかけとなるはず!!
大好きになったイランの旅が、とうとう終わりを迎えます。
イラン旅MAPをご紹介しますね♪
5/9 シーラーズ(インドから飛行機 Air Arabia)
5/12 エスファハーン(VIPバス)
5/16 ラシュト(VIPバス)
5/20 エスファハーン(ノーマルバス)
5/23 アブヤーネ(バス&ヒッチハイク)→カシャーン(ヒッチハイク)
5/24 エスファハーン(バス)
5/27 ヤズド(VIPバス)
5/28 エスファハーン(バス)
6/1 マシュハド(VIPバス)
6/4 ラシュト(VIPバス)
6/7 ハシュパル→アスアラ→アルビダール→タブリーズ(全てシェアタクシー)→アルメニアへ!!
<イランおまけ話☆整形事情>
街を歩いていると、男の人も女の人も、鼻に白いテープを貼っている人をよく見かけます。
それはなんと、鼻の整形手術らしい!!
隠す気なんて全くなし★イランではかなりポピュラーなようです。
しかも面白いのが、鼻を高く見せる日本の手術とは真逆!
高すぎる鼻をカーブを付けて削るのがイラン流。
鼻を低くする整形手術なのでした!!
なんと贅沢な・・・鼻、付け替えてくれ~~ヽ(`Д´)ノ
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イラン,世界一周,カウチサーフィン,観光,旅行,イラン人
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