uca的サラエボ事件勃発、盗難キターーー！！！
サラエボのモスクでお祈りするママ。
そうなんです。
旅に出て3ヶ月半。早くもやられましたよ！
低迷期という言葉を使うのはもうやめました。これは旅の洗礼ですっ！！！
サラエボを一泊した翌日の夜行バスで、クロアチアの首都ザグレブへ向かうべく
すっかり暗くなったスナイパー通りでトラムから下車、
重たい荷物を引きずって、若干小雨にも降られながら、バスターミナルに着きました。
チケットを買ってプラットフォームに入り、トイレを済ませ（公衆トイレって有料なんだよね～）
カフェで時間を潰そうとコーヒーを注文して、荷物を下ろして席に着いて・・・
って、ひぎゃーーーーーーΣ(ﾟДﾟ|||)！！！！
開いてる！ないっ！！
やられたッ・・・！！！
リュックサックのチャックが開いていて、中に入れていた私の相棒パソコンが無くなっている！！！！
ドキドキドキ。
えーと、これは、つまり・・・
一瞬気が動転したものの、頭の中、記憶を駆け巡らせて。
完全にやられたΣ(￣ロ￣lll)
スリってやつですね。
私どんだけボーッとしてたん！？
レインカバーまでかけているのに、気付かなかったなんて・・・。
最後にパソコンを使ったのは２時間ほど前。カフェで使った事をはっきりと覚えている。
リュックに戻した事も鮮明に記憶しているし、
実際カフェに電話してみたけれど置き忘れはなかったとの事。
それからいったん宿に荷物を取りに戻って、道ばたでトラムを30分くらい待って、乗り込んで席に座って。
リュックを下ろした・・・かな？
たった二時間くらいの間の出来事。やはりトラムの中なのか。
正直全然気が付かなかった。←アホ〜（苦笑）
いつやられたのか検討も付かない。
狐につままれた気分。
いや、確かに、どのタイミングからかは分からないけれど、なんとなーく背中が軽い気はしていたんだ。
はぁぁぁ、いつかは何かしら盗られるとは思っていたけれど、
こんなに早い段階でやられるとは、トホホ(*´Д｀)=з
でも、心は嘘みたいに落ち着いていました。自分でも驚くほど冷静でした。
なぜなら、私はこの旅でポータブルハードディスクを2個持ってきていて、
旅で撮った写真は全て、その都度、徹底的に二重バックアップ。
その二つのハードディスクは荷物を分けて保管。
さらに、パソコンが盗まれる事を旅立ち前から想定して、きっちり準備をしていたのです。
パソコンの設定に必要な全てのソフトやフォントやデータを、そのハードディスクに入れて持ってきていました。
旅の途中でもらった本や何やらのデータも全て無事♪
バックアップの大切さを身を以て思い知らされました(≧◇≦)
バックアップに救われた・・・！！
良かった、本当に良かった。
失った写真データはひとつもない！
何より、ザグレブ行きのバスに乗ってから気付かなくて本当に良かった。
ザグレブはもちろん延期。
まずは保険を請求するためにも、警察に行ってドキュメントを作ってもらわなくちゃ。
バスターミナルで事情を説明したら、チケットを全額返金してくれました。
聞くところによると、ここのターミナルから、警察署はわりかし近いみたい。
まだ小雨は降り続く中、またまた荷物を引きずって、警察署を目指して歩きます。
願わくは、夜勤の警察官の中に英語を理解する人がいて、ちゃんと対応してくれますように。
（海外では国によって、全然話も聞いてくれない警察、ワイロを要求してくる警察、盗難をする警察など！
信じられないような最悪な話を色々と耳にします。）
ブルガリアで同じ宿だったコリアンの女の子は、カメラを盗まれて、
警察にドキュメントを作ってもらうのに一週間も足止めを食らっていたし！
深夜のスナイパー通りは人もまばらで閑散としていて、ちょっぴり怖い。
なんとか警察署に辿り着きました。
事情を説明したら奥の部屋に通してくれて、
一人が英語を話す警察官で、なんとその場でドキュメントを作成してくれる事に！！！
一生懸命拙い英語で、状況を事細かに説明しました。
1時間くらいかけてドキュメント無事完成♪
夜勤ではハンコを押す人がいないから、明日改めて取りに来てね、と言われ。
「サラエヴォの警察さん仕事が早い～！！ありがとうございます～～ヽ(*´Д｀*)ﾉ」
と拍手しながら感謝感謝！！（笑）
警察署を出る頃には、時計はもう深夜0時半を過ぎていました。
さて、これからどうするか。
もちろん宿の予約なんてしていない。
街の中心地まで歩き、WI-FIが拾えるスポットを見つけてiphoneで宿探し。
目星を着けてまた歩き、1時過ぎをまわる頃、2件目に訪ねた宿に無事チェックイン。
は～～～ぁ、脱力・・・(´△｀)
明日の朝はザグレブに着く予定だったんだけどな。
事態を想定し日本で準備をしていた事と、普段のバックアップが、余裕と冷静さを保てた要因ではあったけれども、
それにしても、私もずいぶん逞しくなったもんだ。と、
ちょっぴり旅スキルの成長を感じほくそ笑む自分もいたりして(*￣ー￣*)
（荷物をあっさりすられている時点で、旅スキルなんて皆無と言えばそれまでですが・・・アハ笑）
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翌日、加入している保険会社のヨーロッパ支部に電話。
携行品は30万円までカバーされる保険に入っているのだけれど、1品10万円の限度があるらしい。（チッ★）
ちゃんと書類を揃えて提出すれば保険は下りるみたい。良かった！
お昼過ぎに、警察署にハンコが押されて完成したドキュメントを取りに行って。
そのままその足で、新たなる相棒を求め、街にひとつだけあるというAPPLEへ直行。
ガクーッとこけそうになるくらい小さなAPPLEのショップには、
ノートパソコンの選択肢は3つしかありませんでした。(￣◇￣;)
2008年リリースの、中古のMacBookPro13インチ。ずいぶん使用感があってクタクタな上に、値段も高い。却下。
今年リリースの最新MacBookAir13インチ、スペックと容量に差がある2台。
安い方でも16万円もする。∑(ﾟ∇ﾟ|||)
この時ほど円安を恨んだ事はありません（笑）
2年前は1ユーロ100円が、今や1ユーロ140円！
円高の時だったら、このパソコン11万円で買えたのに・・・！！
そして、ハタと気付いてしまったのです。
レートが1.4倍の今。
2年前なら200万円で旅行してまわれたところが、今は280万円かかるーーー！！！
嫌いだぁ、円安なんて(´Ａ｀。)←完全に個人的な理由
だから、日本人旅行者が少ないのかな？ヨーロッパでもなかなか会わない。
韓国人か中国人ばっかりだもの。
現実に気付きしばし愕然としてしまったのですが、こればっかりは嘆いてみても仕方がない。
だって、「今」が私のタイミングだったんだもん。(´ω｀。)
新たに買うパソコンは一番安いのでいいや～♪
Airの11インチの容量少ないやつとか、きっと10万円切るよね～♪と、
軽ーく考えてお店にやってきたのですが、
むむむ、16万円か。
えーい！買うよ買う買う！！！買いますよッ！！！
え？何？この16万円は現金一括払いのディスカウント価格で、カードで支払ったら20万円近く！？
バカヤロウ！！今すぐキャッシュ下ろしてくるわいっ(。-`ω´-)
ATMでモッサリと16万円分のマルカ（ボスニア通貨）を下ろし、
めでたく？購入となりました。
この子が新相棒です♪
わーい！同じ13インチでも、旧型Proと比べ随分と軽く薄くなった～ヽ(*´∀｀)ﾉ
ウン、よしとしましょう！！！
元相棒、守ってあげられなくてごめんね(ＴｗＴ。)
いつかどこかで再会できるといいな・・・
ちなみに保険は、3年以内に請求すれば、きちんと振り込まれるそうです。
にしても、ここ最近、荷物に対する意識がかなり甘くなりすぎていた。
防犯の意識のネジを締めなさい、と。
これは神様からの通達だな。
パソコンは分かりやすいPCケースではなく、タオルを巻いてスーパーの袋に入れて、
リュックサックのチャックにも南京錠を。
そして、なるべく前にからって歩く。
ホステルでも、細心の注意を払って荷物を管理しなくちゃ。
以降、重々気をつけます(o´д`o)
私の旅
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To be continued…v(￣∇￣)
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それでも好きだよ♪ボスニア・ヘルツェゴビナ。
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