パナマの小島、ボカスデルトロ
ついに中米ラストの国!
北アメリカと南アメリカをロープのように繋ぐ中米の、
最も細く、そして超巨大な南米大陸に隣接している国、パナマ共和国にやってきました。
★
★
パナマと言えば真っ先にパナマ運河!が思いつくのですが、
コスタリカの国境を越えてまず立ち寄ったのは、ベリーズ以降久しぶりのカリブ海の小島です!
と言っても辺境の離れ小島、ではなく、パナマ本土にとても近いのですが。
★
★
アルミランテという街から小船に乗ってやってきたのは、ボカス・デル・トロという小さな島。
飛び入りでステイしたSpanish by the Seaは船着き場からちょっぴり離れているものの、
ドミで一泊12ドルと、噂に聞くパナマ物価と島価格を考慮してもお得な方かも。
海沿いの目抜き通りには観光客向けのカフェやレストランが立ち並んでいますが、
私がもっぱら島で食べたご飯は、メイン通りから少し逸れた量り売りお総菜のローカル食堂。
好きなおかずが選べて嬉しい白米もあって、お腹いっぱい食べられる庶民(長期旅行者)の味方♪
肉団子にチキンにマカロニサラダにナポリタン・・・て子どもの喜びそうなラインナップ。
炭水化物と肉、肉、肉、彩り無視のオール茶色系。
街中にはいくつか似たようなお店があって、毎回気分を変えて違う食堂に入ってみるのですが、
どこもサラダや野菜のおかずがないんですよね。
でも文句は言うまい。お腹を膨らます事が重要です。味は美味しいし!
これで5、6ドルくらいだったかな。
それから、
この島に来たら参加してみようと思っていたシュノーケリングツアーを探しにツアーオフィス巡りを開始。
キューバやキーキーカーでは海遊びはせず、カリブの島の海はいまだ未開でしたからね!
島周辺のポイントや値段の相場などをおおかた把握したところで、
他の会社より立ち寄るポイントが一つ多く料金は同じというツアーを見つけ、早速予約。
この島、そんなに期待もせず、
あまりメジャーじゃない場所に行ってみたいなと何の気なしにルートに組み込んでみたのですが、
いい意味で予想を裏切ってくれて、
秘めたるポテンシャルは想像を遥かに越えてきた!
どこまでも広がるクリアブルーのまばゆい水面や、
かつて見た事のないくらい色とりどりの珊瑚礁。
海の上に浮かぶ熱帯雨林の島々。
海のギフトを存分に受け取ったアイランドホッピングツアー、写真たっぷりでお伝えしますね♪
★
★
翌朝。
ツアーボートに乗ってカリブの海へ繰り出します!
どんどん小さくなっていくボカス・タウン。
ボカス・デル・トロは諸島の一部。
周辺には大小様々の島が連なっていて、自然がとても豊か。
島々の間を縫うようにすり抜けながら進むボート。
鏡のように空を写す海と、
鬱蒼と生い茂るマングローブの林。
そのコントラストが、なんともワクワク冒険気分を駆り立ててくれるじゃないですか!
まず最初に目指すポイントはドルフィンベイ。
サン・クリストバル島と、本土の半島ティエラ・オスクラに挟まれた入り江に位置する、
その名の通りイルカちゃんに出会える場所なのですが、
海の上にボートを止めて、
目を凝らし、顔を忙しく左右に振りながら水面を凝視していると、
「いた!」
スローモーションのように弧を描く背びれ!
早くもイルカが姿を現し、
ボートの近くまで優雅に泳いで挨拶にきてくれました!
しかも、1匹だけでなく、複数頭のイルカを確認!
幸先の良いツアーのスタートを切れたようです。
ドルフィンベイを後にして、ツルツルの海の上を滑るように、再びボートを進めます。
やがて、
速度を落としてボートを近付けたマングローブの森の中、
木の枝の上に目を細めてチョコンと座る愛しのナマケモノちゃんが!
まさかナマケモノにまで出会えるなんて、
ああ、まだ海にも入っていないのに、このツアー、既に満足度かなり高いんですけど!?
イルカにもナマケモノにも歓迎されて!?心地よい風を浴びながらクルージングを楽しんでいると、
しばらくして突然海の色がぐっと変わり、
目の前に現れたのは、これもしや楽園?
プルンプルン!
ソーダゼリーの海に浮かぶココナッツアイランド。
サパティジャスキー(zapatillas cay)という小島に上陸です!
目がくらむほどの真っ白なビーチに降り立ち、ここでゆったりフリータイム。
水辺でチャプチャプ遊んだり、沖へ出てシュノーケリングしたり、タオルを敷いて寝転がり日光浴を決め込んだりと、
皆思い思いに南の島の贅沢な時間を過ごしています。
私はというと、海へ入る前に、
この小さな島を少しお散歩。
木のトレイルに沿って歩くとすぐに対岸に辿り着きます。
はぁ・・・
言葉はいらない。
ただただ美しい。
こんなに綺麗な海を見ていたら、一刻も早く中の世界を覗いてみたくなった!
慌てて戻り、シュノーケルグッズを装着してザブザブと海の中へ。
穏やかな見た目とは裏腹にその内側に秘めた思いは情熱的で!?
潮の流れが思いのほか早く、ぐんぐん沖へ引きずり込まれてしまいます。
水草ゾーンを抜け、
絡み付く藻の海藻ゾーンを抜け、
沖へ出ると、珊瑚とお魚の群れが待っていました。
★
★
★
★
★
★
青ブチのお魚と追いかけっこ。
とにかく流れが強くて、何度も珊瑚にぶつかりそうになって、
腕と足をなるべく丸めて縮こまりながら、フグのように手の平をパタパタと動かして行く先をコントロールし、
時折岩場に足を添えて体を固定しながら必死に水中撮影をしていましたが、
疲れた・・・。
ビーチへ戻るのも流れに逆らって泳ぐのが一苦労で、
浜へ着く頃にはヘトヘトになっていました。
★
★
サパティジャスキーの次に向かったのは、バスティメントス島の南縁にあるコーラルキー(Coral Cay)というポイント。
ここには海上コテージが設置されていて、トイレと小さな食堂が併設されています。
ここで一旦お昼休憩。
みんなが昼食を取っている間、私はずーっと海で泳いでいたのですけど。
ランチタイムが終わり、再び船でシュノーケルスポットへ移動。
今度はボートエントリーで海へ入ります。
★
★
★
★
ここは適度に深さがあって泳ぎやすく、
赤、ピンク、黄色、緑、紫と、ペンキで色を付けたような極彩色の珊瑚が特徴。
★
★
★
★
★
★
★
★
ニョロン。
クチビルフィッシュ。(勝手に名付けました。正式名称知らず。)
★
★
カラフルな海の中を存分に堪能してからシュノーケリングを引き上げ、
帰り道、通称ハリウッドポイントに寄り道。
ハリウッド?
なぜならスターだらけだから!
ここら辺り一面には、砂底に赤やオレンジのヒトデが無数に張り付いています。
揺れる水越しにスターたちの写真に収める事は不可能でしたが。
★
★
朝から夕方までたっぷり盛りだくさんのシュノーケリングツアー、しめて35ドル也。
内容は、大・大・大満足!
来る前の期待値がそれほど高くなかった事が功を奏したのと、
何より、
実はこのツアー記事、二回に分けてお送りするのですが、
今までの半生、超数少ない経験からの頼りない比較にはなるのですが、
生きてきた中で、一番感動したシュノーケリング体験はここだったと言えるかもしれない。
とにかく私好み!
それはまさに、
御伽の国の世界。
竜宮城への入り口。
海底のお花畑。
いくらでもメルヘンチックな形容が出てきそうなほど、
あんなに極彩色の海の世界は見た事はなかったから。
★
★
というわけで、
あともう少し、
ボカス・デル・トロにお付き合い下さいませ。
★
★
★
★
【広島近郊にお住まいの方へ】
〜〜〜ただ今絶賛開催中の写真展の告知!〜〜〜
島本伸一郎 写真展開催!
『王者の眼差し』~Eye of the King~
場所:gallery G
住所:広島市中区上八丁堀4-1公開空地内
会期:2017.9.19(tue)-24(sun)
時間:11:00-20:00(last day-17:00)
友人の島本氏が、アフリカのサバンナに通い、撮り溜めたライオンの写真を大判サイズで一挙大公開!
彼が愛情をいっぱいに込めて切り取った、大迫力で超イケメンのライオンたちの眼差しに是非囲まれてみてください♪
写真が好きな方、
アフリカが好きな方、
ライオンが好きな方、
カープを愛する方、
ただギャラリーの前を通り過ぎただけの方も、
今週日曜日まで開催されているので、
是非是非、お気軽に写真展へ足をお運び下さいね!
期間中はずっと本人在廊予定。
カープ優勝でホクホク浮き足立っている彼に会いに行き、カープ愛を語り合うのもありですよ!(笑)
<検索キーワード>
コスタリカ,パナマ共和国,越境,ボカス・デル・トーロ,ボカスデルトロ,ツアー,シュノーケリング,珊瑚,カラフル,海の中,安宿,おすすめ宿,ホステル,食事,物価,世界一周
結構マメに更新してます!リアルタイムはInstagramでチェック!Follow Me♪
Instagram @uca0319要チェック!
▼世界一周バナーポチッで、ランキングUP応援よろしくお願いしますm(_ _)m▼
にほんブログ村 世界一周ランキングに参加しています。
1日1回のCLICKが順位に反映される仕組みです。
応援よろしくお願いします!
クリックしてから表示が切り替わって、はじめてワンカウントとなるそうです!
ちょっぴり時間がかかるFBのイイネ気分で、クリックしていただけると嬉しいです♪