【リオ五輪2016】現地観戦ラストはメダルで締め！
＜リアルタイムブログ五輪特別編＞
これが、私にとってオリンピック最後の競技。
フィギュアスケートの浅田真央選手が大好きな私、芸術性の高いスポーツを是非生で見てみたい。
夏期五輪だと・・・あの種目だっ！
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音楽に合わせて水の上で踊る、
シンクロナイズドスイミング！！！
しかも、10年ぶりに日本に復帰した井村ヘッドコーチ。
これは、メダルも期待できるかもしれない(☆▽☆)
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シンクロの会場は、もうすっかりおなじみのバッハ地区オリンピックパーク。
ここには本当にたくさんの競技場が集まっているのです！
今日はとりわけ暑い。
シンクロが行われるAquatico Maria Lenkはパーク内でもかなり遠い場所に位置している。
なんだかんだで開始時間も迫り、
結局いつものように、炎天下をCENTRO OLYMPICO駅からずっと小走り。
私が走って会場に向かったら日本が勝つ！というジンクスが勝手に自分の中で出来上がっているので（！？）
観戦前のランニングはルーティンですよw
あーーーーあぢぃ。
汗だくだ〜〜〜！
けど、なんとか今日も間に合いまして、
シンクロ会場、Aquatico Maria Lenkの外観。
このような建物です。
（これは別日に撮ったので曇り写真）
中に入ると、
両サイドからプールを見下ろすような座席配置。
反対側には飛び込み台のプールもありました。
（飛び込みも見てみたいな！）
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シンクロナイズドスイミングの団体戦は、
テクニカルルーティンとフリールーティンの合計得点で順位が決まるそう。
フィギュアスケートのショートとフリーみたいなものかな。
前日行われたテクニカルで日本は3位。←バドミントンの試合が重なって見に行けなかった（泣）
今日の結果次第で全てが決まるようです。
日本人のお客さんも結構多かったですよ！
初めて生で見るシンクロ。
楽しみだな～とワクワクしていると、
初っぱなからまさかの衝撃！！！
出てきました、一番手のチーム！
真っ青なプールサイドに映える引き締まった褐色の肌。
どこの国だろう！？
ふと電光掲示板を見てみると、
何！？
エジプトー∑(〇Д◎ﾉ)ﾉ ！？
目ん玉飛び出そうになりましたよ。
だって、
にわかに信じ難い目の前の光景。
前回の旅で初めて訪れたエジプトは、思っていたよりもかなり敬虔なイスラムの国で、
肌を露にする女性なんて一人もいなかった。
頭にはヒジャブを巻き、手首足首が見えないようなゆったりした服を着て、
目だけを出して他を全て覆い隠す真っ黒なチャードルを纏う人までいるような、そんな国。
記憶に新しいものだと、つい先日のリオ五輪ビーチバレー。
対戦相手との対照的な姿が感動的なワンシーンとして話題になりましたよね。
相手国のドイツはビキニ姿。
対するエジプトの選手たちは頭にヒジャブ、長袖に長ズボン（スパッツ？）と、
体のほとんどを覆ったユニフォーム。
エジプトの選手はこれについて、
「ビーチバレーは私の大好きなもののひとつ。ヒジャブだからやらないという事はあり得ない。」
と語りました。
この印象的な1枚の写真に象徴されるように、
そのくらいイスラム色の濃い国なんですよ、エジプトは！
そのエジプトの選手たちが、
今目の前で、
美しい小麦色の肌を隠す事なく華やかな水着で飾り、
堂々と闊歩してプール際に現れた。
画期的すぎるでしょ！！！
イルカみたいな軽やかなジャンプで、
まだ波が立っていないまっさらな水にエントリー♪
これはきっと、一番手グループの特権ですよね！
演技が始まってすぐのジャンプの高さに早速ど肝を抜かれました。
土台組に持ち上げられて、水の中から勢いよく宙に跳ね上がるジャンパー。
一体どうなってるの〜！？
文字通り水を得た魚のように、躍動感たっぷりに演技する選手たち。
オリンピックの舞台で演技する喜びに満ちあふれているようでした。
ちょうど私の座席の列にはエジプト応援団がいて、大声を張り上げて声援を送っていましたよ。
宗教や民族、文化を越えて、
もっと自由に、秘めた才能を思う存分開花させ、
スポーツの世界にどんどん進出できたらいいのに！
そして、
これからそういう風に変化していくのであろうという希望を感じさせてもらった、
エジプトチームの演技でした。
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次はオーストラリアチーム！
技を決めるたびに、
目の前のオーストラリアン大熱狂！！！
前方の、熱心にカメラを構えるおじさんにもついつい目がいっちゃいました★
帽子には世界各国やオリンピックのピンバッジ。
振り返れば五輪眼鏡！
オリンピックおじさんだったww
この人、世界中のオリンピック遠征してそうだな。
にしても、
登場の際の軍隊のような闊歩と、入水前のジョジョ立ちのような！？ポージング！
ここは特に点数には影響しないところのようですが、きっと各チームこだわりがあるんだろうな。
プールサイドの決めポーズ、闘志がみなぎっていてなんか好き♪
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会場中が一番盛り上がったのはもちろん、
ブラジルチームです！
自国開催を意識してか、選曲はなんとサンバ！
曲の途中で、
ブラージ〜ル、ブラージ〜ル♪と歌が流れてくるところなんかは、
手拍子と歓声で観客のボルテージ最高潮！
始終ハッピーに溢れたブラジルの演技でした。
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お次は最強ロシア軍団の登場！！！
もうね、素人目に見ても別格だった。
機械のように正確で一糸乱れぬ完璧なシンクロ。
教科書のお手本になりそうな。
血の滲むような鍛錬を重ねてきたであろう事が一目で分かるロシアの演技。
圧巻でしたね。
水から上がってきた時の彼女たちの安堵の笑顔を見た時、
私もなぜかホッと胸を撫で下ろすのでした。
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ウクライナ勢は、一切の装飾を省いた真っ白の戦闘服で登場。
その姿に並々ならぬ心意気を感じた！
気迫を感じる演技に引き込まれてしまいました。
前日のテクニカルルーティンでは日本と僅差で4位。
もちろん逆転勝利を狙っているウクライナです。
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ところで、
実は私、演技の順番を知らないままシンクロを見に来たのですが、
今か今かと日本チームの登場を待ちわびるもののなかなか出番が来なくて、
お！
ついに来たか！？
と思いきや、
お次は中国だったか！
テクニカルルーティンではロシアに続き2位。
シンクロ界でかなりの実力を持つ中国は、
なんと日本のヘッドコーチ、井村監督の指導によりメダルを狙えるチームに成長したとか！？
2006年から中国代表チームのコーチに就任した井村監督。
その頃は中の下ほどの実力しかなかった中国シンクロをめきめきと上達させ、
北京五輪ではチームで銅メダルを、ロンドン五輪ではデュエットで銅、チームで銀メダルを獲得するまでに！
（ちなみにロンドンでは日本メダルなし）
今もなお中国の実力が高いままなのは、
過去コーチに携わった井村監督によるところが大きいのではないかと。
今や日本にとって脅威の中国となったわけですが、
アジアのシンクロを底上げをした井村監督の功績は計り知れず！
本当に素晴らしい指導者なのですね！！！
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中国の演技が終わり、
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まさか、オオトリだったとはね。
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ついに、我らが日本、
マーメイドジャパンの登場です(ﾉ≧∀≦)ﾉ
私も国旗を握る手に力が入る！
息を飲んで日本勢の演技を見つめます。
がんばれーがんばれーーー！！！
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和がテーマの壮大な音楽に、途中サンバのようなリズムも聞こえてきて！
ブラジル五輪を意識した曲の作りになっていたようでした。
全体的に「攻めの姿勢」が感じられる演技。
激しく力強く、
リフトや離れ業の派手な演出が特に多かったような印象。
戦いの時間が終わり、
水から上がって晴れやかな笑顔の選手たち。
全ての力をこの舞台に注ぎ込み、出し尽くした達成感が清々しい！
一番緊張する瞬間。
日本チームは最後の出番だったので、
この点数で全ての順位が決まります。
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結果、
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日本、銅メダル獲得Ｏ(≧▽≦)Ｏ！！！
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井村ヘッドコーチと抱き合う選手たち。
「あんたたち、メダリストになったんだよ」って声をかけたとか！
2大会ぶりに、デュエット、フリー共に日本にメダルをもたらした、
シンクロ界の母と言われる井村コーチはやっぱり唯一無二で！！！
そのスパルタ指導に食らい付き、
（1日12時間を越える練習は当たり前とか！）
死にもの狂いで努力を積み重ねた選手たちは、本当に本当にすごすぎるよ゜*。(*´Д`)。*°
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表彰式を待っていると、
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あら？
目の前に、シンクロ選手？
なんと、
目の前でオーストラリアの応援にひときわ熱が入っていたファミリーは、
選手のご家族さんなのでした！
なんと綺麗な娘さん（＊￣o￣)
「4年後は東京に行くわ！」
そう豪語したママさんなのでした。
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表彰式が始りました。
1位は不動のロシア。
2位は中国。
そして3位は我が日本。
本当におめでとう！
美しいマーメイドジャパンヽ(*´∀`)ﾉﾟ！！！
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みんなで協力して勝ち取った銅メダル。
体操やフィギュアスケートなどの個人競技も好きだけど、
絆を強く感じるチーム競技もいいものですね！
先ほどのOZママも、一緒に日本国旗を掲げてくれました。
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いやー、
生まれて初めて生で見るシンクロナイズドスイミングは驚愕だったなぁ！
水上では美しく優雅。
その水面下ではこの美を支える強力な土台があって。
動きもペースもぴったりと合わせる8人の調和に感動し、
何よりびっくりしたのは演技序盤の大ジャンプ！
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まるで水上の体操選手みたいだった。
驚くほど高いところまで飛び上がり、回転や捻りを加えながらも始終美しいポーズを保って、
スッと水の中に消えていくジャンパー。
その下では他のメンバーが総協力で、
無重力の水中からいっきに重さがのしかかる水の上へジャンパーを持ち上げて、
どんなバネを使えばあそこまで高く飛ばせるわけ〜(°∇°;)！？
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各国趣向を凝らしたリフトも。
女性の細腕で不安定な水の中から持ち上げて、
上げられた方も信じられないバランス感覚で、
手先足先までピンと神経を張り巡らせてポーズをキープする。
もうね、
あまりのアクロバティックぶりに、
人間離れした選手たちの身体能力に唖然としちゃいましたよ。
そして、
とにかく美しい(人〃∇〃)！！！
機会があれば絶対にまた見に行きたい！
そう思わせる初シンクロ観戦なのでした。
ここぞとばかりに色々見に行ったけれど、
これが、私にとってリオオリンピックラストの試合観戦。
幸せな事に、
最後の最後まで、日本選手メダルの瞬間に立ち会う事ができました。
名残惜しく寂しい気持ちで、
幾度も通ったバッハ地区のオリンピックパークを後にしました。
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この素晴らしい日々の最後の締めくくりは、
そう、
閉会式！！！
日本でも話題になった閉会式、大枚はたいて行って来ましたよ〜w
次の記事でその様子をお伝えし、五輪ブログを終わりにしたいと思います。
あとひとつだけ、オリンピックレポにお付き合いいただけると嬉しいです♪
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