【リオ五輪2016】レスリング観戦!吉田選手の涙、川井選手の金メダル
<リアルタイムブログ五輪特別編>
オリンピック観戦に行く事を決めて一番最初に購入したのがこのチケット。
そう、霊長類最強。
日本が誇るレジェンドの一人、吉田沙保里選手の歴史的瞬間を見るんだ!
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バドミントン女子ダブルス、高松ペアの金メダルの瞬間を目にして興奮最高潮のまま、
試合が行われたRIO CENTROの会場を後にし、
CENTRO OLIMPICOのオリンピックパークを目指します。
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そこで五輪仲間のyusuke君と待ち合わせをしているのですが、
なんせ私のSIMカードがご臨終で連絡が取り合えない!
朝っぱらから残量0になっちゃったもんだから終日携帯電話が繋がらない状態になっているし、
もともとバドミントンの終了予定時刻が13:30だったから14時頃パークで落ち合うようにしていたんだけど、
試合が押しに押して表彰式まで見てたら15時になっちゃった。
心配してるかな〜。
一応Eチケットのスクリーンショットを予め送ってはいたけれど、本チケットのPDFは私が持っている。
無事会場の中に入れているといいけど。
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RIO CENTROからBRTに乗ってお隣の駅へ。
CENTRO OLIMPICOの駅から15分ほど歩いて、
またまた見慣れたオリンピックパークに到着。
急ぎ足でレスリングの会場、ARENA CARIOCA2へ向かいました。
ARENA CARIOCAって1、2、3と3棟あるんだけど、
フェンシング、女子バスケ、そして今日のレスリングで3つ全制覇♪
CARIOCA2の屋外にはレスリング体験コーナーがありました!
この人形やっつけろって事かなw
会場内に入り指定席へ。
私の席はなぜか入り口の分かりにくい優先席の場所で。
ここなら自由に動き回って見れそう♪
そして、ここで無事yusuke君と合流!
スクショのチケットではバーコードが読み取れず苦戦したみたいですが、
なんとか理由を伝えて紙チケットをプリントしてもらったようで。
中に入れて良かった良かった!
ちょっと心配かけちゃったけどね★
こちらレスリング会場全景。
フェンシングや女子バレーみたいに電飾ピカピカの派手な演出はなく、
試合も大袈裟なスタートの合図なんてなくて、いつの間にかサラリと始まっている感じ。
この会場、若干地味めな印象です★
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そうそう、今日はとあるブツを用意してきましたよ!
昨日2時間かけて作った、
(徹夜の理由のひとつね。)
じゃじゃん♪
これね、見た目より結構凝ってるんですよ〜!?
まず赤い布をカットしてボンドでぺたぺたと白地布に貼り付けて文字を型取り、
その上に赤いキラフワ素材を糸で縫い付けるという地道な作業。
けれど、
出来上がってみると、
赤いキラフワ付けた意味なかった!?てくらい目立たない〜(泣)
本当は金色キラキラ探していたんだけど、見つけられなかったんだもーん!
この(小学生レベルな!?)吉田フラッグを持って、
精一杯応援するぞv( ̄∇ ̄)
バドミントンに続け、金メダル!!!
今まさに目の前では53kg級の3位決定戦が終わり、
銅メダルを決めたスウェーデン選手が国旗をはためかせてリングを走り回っています!
こうして、勝者が旗を持って爆走するのがレスリングの恒例みたい。
かっこいいね♪
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て、
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・・・。
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あれ?
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あの頭髪。
あの後ろ姿。
あの金ぴかなお衣装。
やっぱり。
どーーーーーーーーーん
やっぱり江頭2:50さんでした(≧∇≦)
上から見つけた♪
絶対来てると思ってた。
北京でもロンドンでも、
オリンピックのたびに金ぴか衣装で吉田選手の応援に駆けつけていたとか。
やっぱり、リオにも現れましたねw
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そして、
ついに出番がやってきた。
吉田選手の登場だーーーーーーーー!!!!
実際生で見る吉田選手は驚くほど華奢で小柄。
もちろん、レスリングの女王の登場は、会場が一番盛り上がった瞬間です!
観客大大大フィーバー!
日本人も外国人のお客さんも、会場全体が「吉田コール」で大騒ぎ!!!
目の前のおじさんもノリノリです♪
吉田沙保里選手の試合を生で見られるなんて、私も大興奮だよ〜!
こんなチャンスはもう二度と来ないかもしれない。
歴史的瞬間を、しかと目に焼き付ける!
吉田の旗を高らかと掲げ、私も大声で叫び続けました。
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53kg級の決勝戦が始まりました。
お相手はアメリカのヘレン・マルーリス選手。
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最初の3分はものすごく長く感じました。
なのに、
2ピリオド目の後半3分はあまりにも早く、
電工掲示板の時計を見つめて、
待って。
そんなに早く進まないで、って、
そう願ってた。
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けれど、
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あんなに応援の声を張り上げていた観客が、
一瞬シンと静まり返って呆然とリングを見つめた。
一体、目の前で何が起こったのか、
その状況をすぐに飲み込めるものなどいなかった。
泣き崩れて立ち上がれない吉田選手。
会場にいる誰もが、彼女の優勝を信じて疑っていなかったと思う。
きっと、本人も。
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「盛者必衰」
その言葉がふと脳裏に浮かびました。
どんなに強いものでも、死ぬまでトップを走り続ける事はできない。
栄光には必ずいつか終わりがくる。
切ないけれど、悲しくて寂しいけれど、
それが真理。
ずっとずっと、人目も憚らずに泣き続けている。
彼女の小さな背中を見て、私も涙が止まらない。
それでも、頑張ってインタビューに答える吉田選手。
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その姿を見て思い出したのは、
2010年に行われたバンクーバーオリンピックのフィギュアスケート、浅田真央選手。
国際大会で初めて、ショートとフリーで3度のトリプルアクセルを決め、
ギネスにも認定されるという偉業を成し遂げたものの、
キム・ヨナ選手に及ばず銀メダルとなってしまった真央ちゃん。
試合後のインタビューの間も涙がずっと止まらなくて、
表彰台の上では泣きはらした真っ赤な目をして銀メダルを握りしめていた。
その姿が、今の吉田選手と少しだぶって。
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と同時に、
私の頭の中を巡ったのが、元柔道選手の篠原信一さんの言葉。
先日の、とあるバラエティ番組での事。
今回のリオ五輪で銅メダルを獲った柔道選手が謝罪を口にした事で「謝るべきではない」というコメンテーターに対し、
篠原さんは、
「一般の人は“立派な銅メダル”と声を掛けてもいいと思う」と言いつつも、
「私からすると、選手たちは4年間、もしくは8年間、オリンピックの金メダル目指して頑張っている姿を見てるわけなんですね。
選手たちは、金メダルを獲るために頑張ってるんですよ。
そういう姿を見ていた選手に対して、負けて銅メダル獲ったからといって、『おめでとうございます』とは言えません。
『お疲れさ までした』『お疲れさん』とは言えても、おめでとうとは言えないです」
※J-CASTニュースから引用
とコメントしていた、というのをネットニュースで見ていて。
それが何故か強烈に印象に残っていたのです。
たった今、
彼の言葉が二人に重なった。
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私たち一般人にとって、
オリンピックのメダルを獲得するというのは手の届かない別世界の人たちがする事。
信じられないくらいの大偉業で、とんでもなく素晴らしい事で。
それが何色だろうと、
国を背負ってメダルを持って帰ってきた選手に対し、
手放しで、「おめでとう!」と声をかけるのが大半だと思うのですが、
篠原さんのコメントを見てハッとしたのです。
彼だからこその言葉の重みを感じて。
篠原信一さんと言えば、
シドニー五輪の柔道100kg超級の決勝戦で、
篠原選手の一本に対して主審は相手側の有効と判断。
間違った判定が後に響いて結局勝利を逃してしまい、
その試合は「世紀の大誤審」とまで言われています。
全身全霊をかけてこの日に臨んだはずなのに、
あと一歩のところで、しかもまさかの誤審で金メダルに届かなかった。
その後の会見で、篠原選手は抗議も言い訳も一切せず、
「自分が弱いから負けた。それだけです」
と名言を残しているわけですが。
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金、銀、銅。
私たちしてみればあまりにも偉大な、
世界1位、2位、3位。
けれども選手にとって金と銀は天と地ほど価値が違うかもしれなくて、
金メダルを目指してきたアスリートたちは、
金メダル以外じゃ意味がない!と。
少なくとも試合直後の吉田選手やあの時の真央ちゃんは、そんな心境だったんじゃないかな。
表彰台のてっぺんで涙を流すヘレン・マルーリス選手は本当に美しかった。
彼女は幼い頃から吉田選手に憧れていたんだとか。
レスリング界最強の吉田選手と五輪の舞台で戦い勝利をもぎ取ったというのは、
彼女の今後の人生において、大きな宝物となるんだろうな。
レスリングに関わる全ての人にとって、吉田沙保里という人物はきっと雲の上の存在で、
レスリング界の実力を底上げしたのは間違いなく彼女だろうし、
蓋を開ければ日本のレスリング勢が今回金メダルラッシュだったというのも、彼女の存在が大きかったはず。
五輪4連覇とはならなかったけれども、
吉田選手は間違いなくレジェンドで、
私たちのスーパースター!!!
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53kg級の表彰式が終わると、
次は63kg級に突入!
3位決定戦が終わり、
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決勝戦に登場したのは、若き日本のホープ、川井選手!
彼女も金メダル候補の一人と言われていて、
安定した攻撃。
始終優勢の戦いを貫いて、
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初めてのオリンピックで、見事勝利を手にした川井選手+。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
金メダルが決まった瞬間、
リングに上がってきたコーチを2回もぶん投げて会場の大爆笑を誘いww
コーチと抱き合い喜びを噛み締め合って、
からの〜、
なんと肩車!w
すごいーーーーー(ノ≧∇≦)ノ
金メダル級のパフォーマンスで観客を魅了する川井選手!!!
おめでとう!
おめでとう!
川井選手、
感動と興奮と爆笑をありがとう!!!
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彼女、元々58kg級の選手だったそうですが、
その階級では圧倒的な強さを誇る伊調選手の存在が壁となり、
63kg級への階級替えの決意をしたそうです。
アスリートの5kg増量というのは並大抵ではなく、絞り上げた筋肉を5kgも増やすという事で、
自分の体も相手のパワーも重くなる分戦い方も変えていかなくてはならなかったはず。
そんな、肉体的、精神的負担を乗り越え摑み取った金メダルは尊い!
そして、なんと言ってもまだ21歳の若さ!
次は東京五輪が控えています♪
先輩たちに続き、これから連覇を重ね伝説を作っていくのでしょうか?
今後が楽しみです!
まだあどけなさの残る笑顔が眩しい(´ω`*)
本日わたくし、
なんと日本二つ目の金メダルに立ち会っちゃいました!
今日、二度も勝利の国歌を聞く事になるなんて、
最高だよ・・・!
エガちゃんも、前に陣取ってその勇士を称えていましたよ♪
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今日は、本当ーーーーに濃い一日だった。
色んな涙を見た。
バドミントンではピンチからの大逆転で優勝を掴んだ高松ペアの涙。
何度もリードしたにも関わらず、接戦の末勝利を逃したデンマーク選手の涙。
レスリング、まさかの五輪4連覇の夢がついえた吉田選手の涙。
憧れ続けたレジェンドをオリンピックの舞台で破ったアメリカのヘレン選手の涙。
世代交代を思わせる川井選手の、金メダルの涙。
勝っても、負けても。
どんな色のメダルでも。
これがオリンピック。
全ての試合に選手が人生をかけて積み重ねた年月の重みがあり、
全てにドラマがある。
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今日は、オリンピックというものをとことん味わいつくした、
そんな一日でした。
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私も色んな涙を流し、
心が熱くなった、
そんな一日。
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<リアルタイムでは・・・・>
昨日閉会式に足を運んできました♪
昨日に限ってまさかのリオデジャネイロ暴風雨!
だけど、そんな雨風吹き飛ばすくらい素晴らしいセレモニーで、
特に東京五輪のプレゼンテーションの時間はテンション上がっちゃいましたよ!
ものすごくクールで!!!
ブログ記事はあと残り二つ。
シンクロナイズドスイミングの観戦模様と、閉会式の記事で、
五輪特別編を締めくくりたいと思います。
まだまだオリンピックの事、熱が冷めないうちにお伝えしたいので、
リオ五輪2016は終わってしまいましたが、最後まで是非ご覧いただけると嬉しいです(*´∀`*)
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