September 21, 2014  Categoyr: └ UKRAINE ( ウクライナ )

埋もれた宝石と呼ばれるウクライナの街

ウクライナ

ブダペストから夜行列車に乗りはるばるやって来たのは、
情勢が緊迫しているウクライナ。
西部に位置する世界遺産の街リヴィウから、ウクライナの旅はスタートです。


  

最初にウクライナという国を意識したのは、旅に出て2ヶ月ほど経った頃。
アルメニアの宿「リダの家」の情報ノートに書いてあって興味が湧き、
さらにそこで出会った旅人が、ウクライナすごくいいってお勧めされたんだよね~と話していたから。

なんとなく、いつか行けたらいいなぁという気持ちが芽生えて・・・。

しかし、ウクライナは東部で内戦中。
つい最近ウクライナ上空では、マレーシア航空が撃墜されたばかり。

日本の友人たちも、
大丈夫?行かない方がいいんじゃない?やめとけ~!!
と、心配をかけている状況!

行こうか行くまいか迷っていたのですが、
旅友たちが数名、ここ最近ウクライナ入りしていて、うち一人は1ヶ月滞在予定。

えーい!やっぱ行くっo(>ω<)o

と、思い切ってやって来たのです!!!

  

他民族国家のウクライナ。
(といってもヨーロッパの国ってほとんど民族チャンプルー・・・)
リヴィウは、ウクライナの中で最もウクライナ色の強い街だそうで。
ここに住む人たちは、ウクライナ人としての誇りとプライドを持っているそう!

世界遺産にもなっている石畳の旧市街は美しく、
訪れる人がそんなにいない事から「埋もれた宝石」と言われているリヴィウ!
一体どんなところなのでしょう!?

  

ブダペストから到着したリヴィウの鉄道駅を出て、早速安宿へ。

そうそう!
ウクライナってもともと物価が安いみたいなのですが、
昨今の不安定な情勢で通貨が下落。
宿なんて、1泊2.5~3ユーロ代なんてザラ。
驚くほど安い!!

  

予約していたHotel Ekotelは、1泊400円ほどで、びっくりするくらいハイスペック!

日当りのいい広々としたドミトリーのお部屋は、ゆったりと4つのシングルベッドが配置され。
シャワー・トイレも、男女別で広くて清潔。

  

リヴィウの安宿

キッチンもいい感じ!

宿代がインド並・・・いや、むしろ安くて、何十倍も快適!

いい宿に当たると、本当に癒されるんですよね~♪

  

私、初日で心が決まりました。
もともとウクライナは一週間滞在の予定だったのですが、二週間くらいゆーっくりしちゃおうっとヽ(*´∀`)ノ

  

リヴィウの旧市街を歩いていると、内戦が遠い国の出来事のように、ゆったりと平和な空気が流れていました。
かいつまむ程度に訪れた旅人が、ただそう感じた、というだけの事なんですけど。

  

ウクライナの国旗

ウクライナの国旗カラーは、上下分割デザインの青と黄色。

  

ウクライナ

街のいたるところで目にします。
旅をしていると、知らなかったたくさんの国旗に出会うのですが、
ウクライナの国旗は一目見た時からすごく印象的で、頭に残っている。

補色の青と黄色で二分された、シンプルで潔いデザイン。
青色は空を、黄色は豊に実る小麦を表しているという。または、向日葵であったり、火であったり。

この国旗と意味するものが、とても平和な象徴のように思えて。

人間の営みも過ちも、全てを優しく大きく包み込んでくれるような、空と大地のように。

  

ウクライナ

休日の公園では、このような光景を見たり。
人々の祈りか、politicalな訴えなのか。

  

リノック広場

旧市街はお散歩に程よい広さ。
町歩きの中心となるリノック広場では、赤く色づいた木が初秋の訪れを感じさせます。

  

リヴィウ

広場周辺では、民族ドレスを纏った美しい女の子たちが、キャンディーを売り歩いていました。

  

ウクライナ

こういう、全身を一色にペイントして銅像になりきるパフォーマンス(?)
ヨーロッパでよく見かけるのですが、リヴィウは特に多かった印象。
ただ立っているだけなんですけど、微動だにせず立ち続けるってのも、結構大変そうですよね。
まあ、微動しちゃってたり、全然動いているパフォーマーたちも多くいるのですが(⌒_⌒;

  

リヴィウ

街を網の目のように張り巡らせ、人々の足として活躍するトラムですが、

  

オバサン運転手

リヴィウでは、かなりの確率でオバサン運転手に遭遇する事を発見!
女性の仕事として定着しているのでしょうね!

  

コーヒー豆のお店

リノック広場付近に、お洒落なコーヒー豆のお店。

  

リヴィウのコーヒー屋さん


リヴィウのコーヒー屋さん

お土産に良さそう♪
って、私、コーヒーあんまり飲めないんですけど★ブラック苦手・・・(;´艸`)

  

オペラ・バレエ劇場

立派なオペラ・バレエ劇場もあります!
残念ながら、夏の間はオフシーズン。

  

メリーゴーランド

劇場前の広場には、簡易メリーゴーランド。
チビッコたち楽しそうで可愛い♪


リチャキフ墓地

地球の歩き方に、リヴィウには、中欧で最も美しい墓地のひとつがあると書いてあり、
ザルツブルグでお墓ガーデニングの美しさに魅了された私は、これは行ってみなければ!!と、

  

リチャキフ墓地

トラムに乗ってやって来ました!
リチャキフ墓地。

  

リヴィウ

木々が生い茂る森の中の、静かな墓地。

  

リチャキフ墓地


リチャキフ墓地

小瓶のキャンドルが供えられています。

  

リヴィウ

結構広い敷地は、お散歩にちょうどいい♪
でも、ザルツブルグの墓地の方が、美しさは上かな!?
お墓の主たちには、余計なお世話だ!って怒られそうですが(;´▽`A


ところで、リヴィウで私が一番心ときめいた場所。

それは!!

  

リヴィウ蚤の市

偶然遭遇した蚤の市!

  

マトリョーシカ

cuteなマトリョーシカたち♪

  

アートスペース

その中に、広々としたアートスペースが設けられていて、

  

リヴィウ

ブースが全部ギャラリー!油彩から、

  

宗教画

宗教画のイコン。

  

リヴィウの旧市街


世界一周ウクライナ


ウクライナ

イラストや、独創的な手法の絵画まで、

見て回るだけで楽しい♪
実は私、10代の頃は絵を描くのが好きだったのです!
高校の頃はデッサンも習ってたりして・・・!

大人になって、ぜんっぜん描かなくなっちゃったけど~( ̄。 ̄;)

  

ウクライナアート


リヴィウ

蚤の市では画材もたくさん売られていて。

  

リヴィウ 世界一周

アートが身近にある街っていいですね♪

  

こうして、ucaののんびりウクライナdaysがスタートしたのであります。

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クラクフに着きました!
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