神秘のセノーテ巡り第一弾
メキシコの神秘、聖なる泉セノーテ。
ユカタン半島にのみ存在し、その数は5000にものぼるとも。
石灰岩の浸食により陥没した空洞に溜まった、地下水の水たまり。
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そんな不思議なセノーテをたくさん見てみたい。
メキシコに来る前から漠然と抱いていた思いを叶えます!
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メキシコに上陸してから、
どこにどんなセノーテがあるのかをネットで調べ始めたのだけど、
出て来るのは有名どころ数カ所で、なかなか有力な情報が集められません。
ユカタン半島のセノーテマップなんかがあればいいのだけど、そんな代物見つけられないし。
試行錯誤しながら調査を続ける中で浮上したのがバヤドリードの街。
周辺にはセノーテが点在しているようです。
(まあ、5000もあるのだから、半島中どこの街を拠点にしたってセノーテはあるのでしょうけど!)
さらに、チチェン・イツァー遺跡が近い立地も決め手となってこの街へやってきたのです。
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というわけで、
セノーテの魅力をあますことなくお伝えする、セノーテ巡り記事第一弾!
その美しさ、スピリチュアルな空間、幻想的な風景にあなたも魅了されるはず!?
限られた時間の中でできるだけ多くのセノーテをまわるべく、いざ出陣です!
バヤドリードで購入した競泳用ゴーグルを携えて!
(どんなに街中を探しまわっても、スノーケルセットが見つけらなかったんです 泣
年末年始一緒に旅をしたkaorinのゴーグル持参を笑っていたのに、まさか私も同じ穴の狢w)
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この日はバヤドリードの北東方面へ。
お目当てのセノーテの場所はチェックしたのですが、行き方が分からない。
バスターミナルに行ってみたけれど、バスもコレクティーボも出ていないみたいで、
タクシーで行く以外方法はないようです。
ターミナルのスタッフに教えてもらったタクシー乗り場でシェアタクシーをGETして、
30分ほどで目的地に到着し、入り口ゲートで入場料を払って中へ。
前にも書いたと思いますが、セノーテは公園のように管理されていていちいち入場料がかかるのです。
それが結構高い。(メキシコ物価に対して)
いっきに複数訪れるとなかなかのお値段になります。
ま、必要経費だから仕方ありません。
この敷地内には2つのセノーテがありまして、
まず一つ目。
Cenote Palomista
この小さな穴をくぐって中へ下りていくと、
おお!
外側から想像も付かない幻想的な空間が広がっていました!
氷柱下がる氷の世界のような鍾乳洞のドームの中、静かに澄み渡る深い青の泉。
もう少し下りて角度を変えて見てみると、
水中に弧を描く光のアーチ!
これって、
ブラジルのシャパダディアマンチーナで見たPoço Encantadoとそっくりじゃないですか!
むしろ、Poço Encantadoより綺麗かも!?
小さな小さな入り口の穴から、角度がピタリと合ってちょうど差し込む太陽光が水面に届き、
ライトセイバー!?のような光の筋を作り出しています。
しばらくうっとり眺めた後、
水着になって泉の中へ入ると同時に、光の筋はスーッと消えてしまいました。
太陽が高度を上げてしまい今日はこれ以降もう二度と見ることのできない光のショウを、
絶妙なタイミングで拝めたようです。
Cenote Palomistaの次は少し場所を移動して、
同じ敷地内にある別のセノーテ。
Cenote Agua Dulce
甘い水という意味。
地下深くへ続く螺旋階段を下りていくと、
ターコイズカラーのプールに、
鍾乳洞の天井からは絶え間なく流れるシャワー。
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Palomistaとはまた違った雰囲気。
もはや異世界です!
洞窟の天井にはいくつかの穴が空いていて、
そこから差し込む光のスポットライトが泉を照らす景色を見られるはず、なんだけど!?
観客は私一人。
監視役?としてPalomistaからずっと私にくっついてきたスタッフのお兄さんに聞いてみました。
「太陽は?光は?いつ差し込むの?」
(スペイン語オンリーなので、単語とジェスチャーで。)
「今の時期は太陽の光は入らないよ。」
(今年1月頭の出来事です。)
「え?じゃあいつ?」
「○月から○月の○時から○時だね。」
うぅ。
ブログ用にと細かい会話の内容やネタをメモメモしていた愛機、旧スマホiphone4sがちょっと前についに壊れてしまい、
カンペがなくなってしまって、肝心の情報を提供できずにすみません。
確か、3月〜6月の11時〜16時、って言ってたような。(うろ覚え)
時間がずれていたのならいくらでも待つけど、
時期じゃないのならスパッと諦めも付くものです。
偶然のぎりぎりナイスタイミングで、Palomistaの水中の光を見られたしね!
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水の色が美しいAgua Dulce。
とりあえず、この二つのセノーテを見られたらもう満足。
さてバヤドリードに戻ろう!としていたところへ、
付き添いのお兄さんの、鶴の一声。(彼の名前もiphoneメモの中。失念無念!)
「ここから2kmほど離れたところにも綺麗なセノーテがあるんだよ。」
と。
なぬ!?
聞き捨てならんッ!
「そうなの?そこ、歩いていく!どっち?」
「バイクで連れていってあげるよ。」
「ほんと!?やったーーーー!!!」
紳士的でもの静かなセノーテの守り主のお兄さま。
彼のバイクの後ろに乗って、
ぶんっとひとっとび!
思わぬ展開でやってきたもう一つのセノーテは、
Cenote Sakawa
どんな泉の景色が待っているのだろう?
例によって階段を下りると、
地上まで伸びるツタ。
空を見上げると大きな天井穴。
円柱型の空洞の下には、
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光を捉えてサファイヤブルーに輝く水たまり。
その真ん中に、
まあるい小島が浮かんでいるのです!
つまり、ドーナツ状のセノーテ。
超広角レンズでないとその全景が写し撮れず、うまく伝えられなくてもどかしいのですが、
天井からぶら下がる無数のツタと生い茂る緑に囲まれた秘密の洞窟の中。
透き通る泉をたたえたその中央の小島に、小さな木の小屋やデッキチェア、もしくはハンモックなんかがあれば完璧!
イメージは「紅の豚」のポルコの隠れ家ビーチ。
ここ、住める!
でも、
決して広くないこの泉に、こんな数のカヤックいる!?
なんのためにあるんだろ?
まあ、指し色で写真映えはするけれど。
ちなみに、
Palomistaには最初にちょっとだけ先客がいたけれど、彼らも途中からいなくなって、
Agua DulceもここSakawaも私以外観光客ゼロ!
公共交通機関はないし、穴場セノーテと言って間違いないでしょう。
静かで神秘的な泉を目の前にして、セノーテ独り占めの優越感に浸れますよ!
この3つ、洞窟の造形や雰囲気はすさまじく素晴らしいのですが、
水の中は、
ゴーグルを装着して泳いでみたけれど、
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こんな魚がモジョモジョいるだけで、
グラン・セノーテのように、水中の景色に興奮することはありませんでした。
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3つのセノーテを回ってから、
バヤドリードへ帰る時にもお兄さんがシェアタクシー乗り場まで送ってくれて、
そのままブーンと行ってしまおうとしたので、慌ててお礼のチップを渡しました。
セノーテの主、なんと親切なお方だったのでしょう!
彼のおかげで全てがスムーズに進行し、ノーマークの場所まで回ることができたのですから!
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無事にバヤドリードの街に帰ってきて、
まだまだ宿へ帰りませんよ。
今日は欲張って、もう一個行きます!
灯台下暗し!?
街のど真ん中にあるセノーテへ!
Cenote Zaci
いやー盲点でした。
まさか街中にセノーテがあるなんてね。
入場料を支払って、
特段期待せずに下りて行くと、
その大きさにびっくり!
今まで訪れたどこのセノーテよりもどデカイ泉でした!
高い天井からは3本の白糸の滝がサラサラと流れ、
緑がみずみずしく茂る岩の洞窟の奥には回りこめる通路もあります。
セノーテってそれぞれに個性があり、
規模も景色も全然違って面白い!
神秘の泉というよりは、
地元の人たちの水浴びの場所、天然プールといった雰囲気だけど。
でも、
街中のセノーテなんてきっとショボイだろうな〜と高をくくっていた私。
ゴメンナサイ。
自然のセノーテが先で、街が後ですもんね!
CENOTE ZACIも素敵でした!
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いやー、セノーテ巡り楽しい♪
まだまだ続きますよ!
次回も、色んな表情のセノーテが登場する予定!
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