鬼物価スイスへ突入!絶景列車の旅ベルニナ急行
順調に王道攻めてます♪
アルプスの心臓部と呼ばれる、
ヨーロッパの中央に位置するスイス。
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内陸の小さな国に4つの公用語を持ち、
永世中立国であり、
スイス銀行などの金融業、安定の通貨スイスフランなど。
ヨーロッパの中でも独特の立ち位置を持つ印象です。
観光業に目をむけると、
アルプス山脈の大自然に美しい街や村、チーズ、チョコレート、ロレックス!
世界中の登山家、トレッカー、旅行者を魅了する観光大国スイスですが、
とにかく物価が高ーーーい!
北欧を除くヨーロッパで一番の鬼物価!!!
お財布握る手に汗したたる!?
覚悟を決めて乗り込みますっ!
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コート・ダジュールの海岸線をなぞり、南仏から越境、イタリアへ入国。
ニース→ミラノ→ティラノと駒を進めます。
イタリアは19歳の時に親友fuyukoと旅行した、私の旅の起源と言っても過言ではない思い出深い国。
当時、成人式に全く興味が湧かなかった私は代わりにイタリア旅行を選び、
人生で一度も振袖を着ることがないまま二度目の成人式がもう目前!(汗)
あの時はfuyukoと一緒に、
ローマ、ナポリ、バチカン市国、
フィレンツェにピサに仮面舞踏会の2月のベネツィアを周り、
ミラノから雪降るコモ湖まで足を伸ばしたっけ。
今回約17年ぶりに!イタリアの地に足を踏み入れ、
ミラノとティラノを結ぶ列車の窓から感慨深くコモ湖を眺めていました。
改めて大人になった今、もう一度イタリアを旅してみたい。
北から南まで、車でくまなく回ってみたいな。
また、いつか。
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ティラノに到着。
アッダ川沿いの宿Albergo Gusmeroliにチェックインして荷物を降ろし、
一日だけの貴重なイタリア滞在を無駄にすまいと、
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ピザとパスタとジェラートをハシゴして無理やりお腹に詰め込み、
本場イタリアンのフルコースを味わいました!
ぐるじぃぃ。
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翌朝。
ホテルの朝食を平らげて。
いよいよスイスへ!
チェックアウトをしてティラノの鉄道駅へ向かいます。
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スイス観光の目玉のひとつが、アルプスの景色を堪能する各地の観光列車。
レーティッシュ鉄道は世界遺産にも認定されています。
スイスまで来て列車のひとつも乗らないなんてのはもったいない!
ただし予算に限りがある。
路線、金額など色々と調べ、
国内の列車移動が一ヶ月間全て半額になるパス、ハーフフェアカードなるものをあらかじめ購入していました。
120ユーロ(約14000円)と半額パス自体もなかなかお高いけれど、
各区間の正規運賃と比較して天秤にかけた結果、
パス代を差し引いてもハーフフェアカードを持っていた方がお得になりそう。
スイスの移動に気兼ねなく列車を使えるのも気持ち的に大きい。
あとは、スイス鉄道(SBB)のアプリをスマホに入れておいて、そこから都度ポチポチと予約をしていました。
便利便利♪
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ここイタリアのはじっこティラノは、
世界遺産のレーティッシュ鉄道「ベルニナ急行」の玄関口なのです。
鉄道駅には、今から私をスイスへ運んでくれる真っ赤な車体が待機していました。
フェラーリみたいな!?鮮やかな赤。
工業製品のイタリアンレッドは美しいですね!
(スイスレッドかもしれないけどw)
これから約4時間の列車の旅。
世界遺産に認定されているティラノからサン・モリッツの区間は高低差なんと1828m!
アルプスの大自然を壊すことなく切り開かれた高度な技術で、
鉄道と美観が共存する世界一の観光列車。
久しぶりに感じるワクワクドキドキを胸に、車内に足を踏み入れました。
屋根までカーブした大きな車窓からは、パノラマの景色が一望できる設計です。
ゆっくりと窓の外が動き出す。
ティラノを出てすぐのハイライト、360度の優美な円を描くオープンループ橋を旋回し、
列車の旅はスタートです。
全席指定の座席、
進行方向左側を予約するのがオススメです。
ただし、写真を撮るのに窓ガラスの反射がどうしても気になる。
そこで、裏技スポットのご紹介!
列車の連結部分トイレ前。
ここの小窓は開閉可能!
ほとんど自分の席に座ることなく、始終ここからレンズを覗かせシャッターを切っていました。
車両担当のケアマン、パーサーはクスコ出身のペルー人の男性。
食べ物も飲み物も買わずにトイレ前に陣取って写真を撮り続けていた迷惑な私を嫌がりもせず、
時々声をかけてはナイスな写真スポットを教えてくれて、とても優しい方でした。
「私、昨年ペルーに2ヶ月間いたんだよ。ペルー大好き!」
「クスコの電車、インカトレイルには乗ったかい?」
「マチュピチュへ行く電車ね。もちろん!」
「僕は日本の新幹線に乗ってみたいよ。
あれは時速何キロなの?」
「え・・・何キロだっけ? so fast!」
具体的に答えられなくてごめん!
新幹線ってほとんど乗ったことないのよね。
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それでは、
スイスの絶景を巡るベルニナ急行の旅。
たっぷりの写真とともにお連れ致します♪
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氷河まで見える!
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後半のハイライト、背の高いランドヴァッサー橋。
「次の駅を出てトンネルを抜けたらブリッジに出るから、
まずは進行方向を撮影ね。
5秒経ったら後方を振り返って短いシャッターチャンス!」
ペルー人のパーサーが教えてくれた通りに撮った、
一瞬だけ捉えられるこのアングル!
なんて親切なの。
ありがとう!!!
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途中雨が少しパラついてどうなることかと思ったけど、
重厚感のある曇り空の下と、太陽が顔を出したくれた晴れ間の両方を体験できたし、
感動的な景色の連続にシャッターを切る手が休まらず、
念願のスイス観光列車の旅を存分に楽しむことができました。
真っ赤なボディが大自然に映えて、また絵になるのよね。
トレイ前の特等席を発見したことが、この満足度に繋がったのは言うまでもない!笑
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クール駅で下車。
スイスの鉄道旅、第一弾は終わりです。
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