【北欧オーロラ3日目/後半】オーロラシャワーとまとめ
初日以来のものすごいやつ!
オーロラ爆発は、予兆なしにいつも突然にやってくるのです。
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車を飛ばしていたのですが、(ノルウェーは前後の車がかなりハイスピードなのでうかつに減速できない。)
ちょうど待避所が目に入ったのでハンドルを切って突っ込み停車。
慌てて三脚をセットして撮影を始めます。
山の影の向こう側から火山の煙のようにモクモクとモヤが湧き出してきて、
あっという間に空中に広がり、緑の膜で覆い尽くしてしまいました。
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丘の下、入江の向こう側はナルヴィークの街の灯り。
突然に遭遇したオーロラ爆発を急いで撮影したので、
構図もアングルも特に意図はなく、ただただオーロラだけの写真になってしまいましたが、
すごかった。
オーロラは生きていて、
自分の意思を持って動いているように見えた。
かなりド派手なオーロラショウでした!
気の済むまでひとしきり撮影をして、
三脚をしまい運転再開。
国境を目指す間に再びオーロラブレイクアップが始まってしまいましたが、
ハイウェイの上で待避所が見当たらなかったので撮影を断念。
さすがKP値6。
スタートこそ出遅れたものの、今夜のオーロラはいつにも増してかなり活発なようです!
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高速道路の料金所ではありません。
こう見えて国境の出入り口です。
さよならノルウェー!
ただいまスウェーデン!
スウェーデンに入ってからは小さな湖が左手に続くので、撮影スポットには事欠きません。
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落ち着いたかなと思って車に戻ると、撮って!とオーロラが主張をしてくるので、
休まる暇がありません。
車を停めては撮影をしてまた運転、このループをひたすら繰り返しながらアビスコを目指しました。
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時計は22時を過ぎたところ。
オーロラハントのラストの舞台。
スウェーデンの中で高い晴天率を誇るというアビスコに着きました。
ただ、
私がキルナにいた4日間はアビスコも連日お天気が悪く、
その間に滞在していた旅人は一度もオーロラを見ることができなかったと言っていました。
アビスコと言えど100%ではないのです。
しかーし!
今夜はもちろん晴れっ!!!
アビスコの村を逸れて、
湖のほとりまで伸びる未舗装道路に入り慎重に車を進めます。
突き当たりで停車して、車の中でオーロラ待機。
うっすらと緑のモヤは出てはいるけれど、激しく動き回るオーロラははなかなか現れてはくれず。
時間は既に0時を回っています。
ピークはもう越えたのかもしれません。
これ以上待っても時間が過ぎるばかりで、キルナに戻るのが遅くなっちゃう。
今夜はもう無理かもしれないな。
三日三晩、たくさんのオーロラに出会いました。
色んなシチュエーションで色んな表情を撮る事ができた。
もう十分。
オーロラの神様に感謝だね。
これにてお開き、ぼちぼちキルナに帰ろう。
サイドブレーキを解除しようとしたその時。
え?
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雲の向こう側から突然現れたオーロラ!
縦に伸びる光の筋がすごい速さで広がっていきます!
急いで三脚とカメラをセットして車の外に出ると、
煽られるような強風!!!
三脚が倒れないよう注意しながら湖沿いにカメラをセットして、
自分も飛ばされないように座り込んで撮影態勢に入ります。
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鳳凰かユニコーンが舞い降りたみたい!
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レンズをどこに向けたらいいか分からないくらい、
東西南北、空中を光が駆け巡り、
真上を見上げると、ちょうど頭のてっぺんから伸びたところを起点に放射状に光の束が落ちて来て、
まるでオーロラのシャワーを浴びているみたいでした。
すごすぎる・・・!
いったん落ち着いたかと思ったらまたすぐにオーロラ爆発第二弾!
立っていられないくらいの暴風と寒さの中、
這うようにポジションを見つけて三脚をセットしてまた撮影。
オーロラを全身に浴びまくりながら、湖のほとりで一人興奮して駆け回っていました。
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オーロラの威力が少しずつ弱まってきました。
撮影を切り上げてキルナへ帰ろう!
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この三日間、私は確実に持っていたと思います。
旅の後半に待っていた、もしかしてこれは時間差のカミーノのご褒美とか?
ヤコブ様の大サービスだったのかしら!?
とにもかくにも、
天からたくさんのギフトをいただいて、
ひたすらオーロラを追いかけただけの幸せ過ぎる日々でした。
アイスランドで見る事が叶わなかったオーロラの、
リベンジは大大大成功と言って間違いないでしょう!
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車に戻り、未舗装道路から国道へ出て、
アビスコを背に車を走らせます。
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それは、ちょうどトーネ湖の端っこに差し掛かった頃でした。
まさかまさかのラストサプライズ。
オーロラ爆発・・・ではありません!
嘘でしょ。
白い粒子がハザードランプに照らされて、
漫画の集中線みたいにフロントガラス目掛けて飛び込んできます。
雪だ。
峠を登り始める頃、雪は本格的に降り始め、
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道路があっとい間に真っ白!
怖いよ〜ぅ!泣
ある意味お化けちゃんより恐怖。
まだ雪が浅いとは言え、真夜中の、轍もない白い道を走るのはかなり怖くてハンドルを握る手に汗が滲みます。
幸い前にも後ろにも他に車はいなかったので、速度を落としてゆっくりと走行しました。
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やっとキルナに帰ってきたぁ!
峠を越えて街の灯りが目に入った時は心底ホッとしました。
クタクタに疲れたよ。
街中のスタンドでガソリンを満タンに補充し、
SPiS Hotel & Hostelの脇に車を停めて少し仮眠を取りました。
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<四日目>
2017年10月14日
朝6時。
アラームで目を覚ますと窓の外は真っ白の銀世界!
キルナは夜通し雪が降り続けていたようです。
オーロラハントに奔走した三日間の晴天が嘘のようで、まるで季節が逆戻りしたような不思議な感覚に陥りました。
SPiS Hotel & Hostel横のAVISで無事車を返却。
(トータルの走行距離は500kmでした!)
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雪の中、荷物を抱えながらバス停まで歩くのは一苦労。
(なんかもう、電池切れでキルナの写真一切ないや。)
バス停のトイレに行ったところで、ちょっぴり遅れていた生理がちょうど始まりました!
なんて空気を読む子なの!私の子宮ちゃん♪
生理のタイミングまで完璧で、
三日間のオーロラハントは100点!
いや、500点?1000点満点?
とにかく最初から最後まで満点花マルです!!!
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<オーロラまとめ>
MapsMeのアプリでオーロラのピンを立てた全景です。
ロフォーテン諸島の方は結局行けなかったけど。
改めておさらい。
オーロラを見る絶対的な二大条件は、
1.KP値(4以上)
2.天気
この二つが重なれば、場所を選ばず正直どこからでもオーロラを見る事ができると思います。
KP値はmy aurora forecastのアプリで確認でしたね!
意外と重要なのが、
気温。
10月頭の北欧は、
キルナこそ雪が降ったものの、夜間でもマイナスを下回ることは少なかったんじゃないかな。
私の体感温度なのであまり当てにならないかもしれませんが。(苦笑)
真冬だと、夜の時間こそ長くなるものの、
積雪と零下何十度の世界!?
想像でしかありませんが、北欧ですからとにかく堪え難いくらい寒いはず!
レンタカーを借りて移動するとなるとアイスバーンの道の運転も怖いし、
昼時間が短いから移動もストレスになりそう。
極寒の中オーロラ待機をしたり、長時間撮影するのは厳しいかもしれません。
気温差の結露はカメラに大敵ですし、バッテリーの消耗も激しくなるでしょう。
そんなわけで、オーロラ鑑賞は秋がベスト!
9月10月がいいんじゃないかな!
耐えられないほどの寒さではなかったし、車中泊も全然大丈夫でしたから!
行ったことはないけれど、きっとカナダも同じなんじゃないかな。
9月のイエローナイフは、オーロラが見える確率がかなり高いと聞いたこともあるし!
レンタカーを借りるのも激しくオススメ!
好きなところへマイペースに移動できる、この自由度がたまりません。
このブログが、少しでもどなたかのお役に立ちますように。
オーロラハントの成功を祈ります。
GOOD LUCK!!!
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