僕の彼女
船旅は、とりわけ旅情を誘うもの。
憧れのフィヨルドクルーズに乗船します！
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本当はノルウェーの大絶景「トロルの舌」にも行きたかったのだけど、
登山に往復10時間ほどかかる上に、
9月中旬以降は積雪のため入山禁止となるそう。
「トロルの舌」は、いつかまたノルウェーを訪れる時のためにとっておくことにします。
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早朝のベルゲン。
港からフェリーへ乗り込み、
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出航！！！
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ベルゲンを出発し、世界遺産のソグネフィヨルドを抜けてフロムを目指す、
片道5時間の船の旅が始まりました。
日が昇り、清々しい青空に。
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ほとんどの時間をデッキで過ごし、海越しの景色を楽しみます。
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途中途中寄港を挟みながら、
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順調に航路を進め、
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船上の5時間はあっという間。
気付いたらフロムに到着していました。
久しぶりの船旅はすごく気持ちが良かった！
ただ、欲を言えば、
両側から岩肌が迫るようなもう少し狭い地形、迫力満点のフィヨルドクルーズを想像していたから、
景色は普通と言えば普通だったかも。
コスパの面から考慮しても、（確か13000円くらいだった。）
んんん、星1.5つ！
大昔にニュージーランドで乗船したミルフォードサウンドのフィヨルドクルーズの方が、
起伏ある景色に滝もあり、動物には会えるし、イルカちゃんがピョンコピョンコ船にくっ付いてきて、
感動した印象が強かった気がする。
あの頃は私もまだ若かったし、
全ての体験が新鮮で感動感度が高くて、
記憶も美化されて単純に比較できるものではないけど。
今は色々行きすぎてしまって、採点が若干厳しめになってしまうのは否定できません。
個人的には旅感度はそこまで落ちていないと信じたいけれど。
結構、何見てもワーって感動するし。
とは言え、旅を続けていると非日常に慣れてしまうのもまた事実なのですが。
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それよりも！
景色よりも気になったのが、
先頭の男性。
とても大切そうにピンク色の髪のお人形を掲げ、
フィヨルドをバックに一眼レフで写真を撮りまくっていました。
時々視界に入り込む彼の姿の方が、ノルウェーの絶景よりも印象深かった！
お兄さんにとってはお気に入りのお人形なんかではなく、
彼女とハネムーンなう
そんな存在なのかもしれません。
ともすれば、
期待しすぎるが故に平凡なクルージングという印象で終わっていたかもしれないこの船旅に、
強烈な彩りを添えてくれてありがとうございました！
NZのミルフォードサウンドとイルカちゃんが私にとってセットで思い出せるように、
ノルウェーのフィヨルドクルーズとこのカップル（？）がセットとなって、
先々まで記憶に刻まれる事と思います。
※2017年9月の旅のお話です。
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