アルゼンチンの奥地に眠る虹色の絶景
この日はバスに乗ってお出かけ。
プルママルカからウマワカ(Humahuaca)へ向かいます。
ティルカラよりさらに北に位置するこの町・・・てことは、私、完全に順路を間違えた!
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ボリビアから国境を越えてウマワカを通り越しティルカラ、そしてプルママルカと南に下ってきていたので、
ちゃんと地図を確認して予定を立てておけば、まずはウマワカにステイして、それから順々に南下できたわけで。
行ったり来たりで手間にはなってしまいましたが、プルママルカからウマワカまでは片道1時間半。
この区間は、前回の記事で写真を載せたように道中の景色が既にもう絶景だから、
結果このルートを何往復もできて、よしとしよう!
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窓の外の景色をうっとり眺めていたらいつの間にやらウマワカに到着しました。
バスを下りて町の中心にあるインフォメーションセンターへ。
あったあった。
私が気になっているポイントの写真。
「すみません、ここに行きたいのですが、どうやって行けばいい?」
「オルノカルね!町からは25km離れているのよ。
この橋の麓から車をチャーターして、人数がフルなれば出発するわ。」
と、お姉さんが町の地図を差しながら説明してくれました。
Hornocal。
オルノカル、というのか。
ふむ、
ツアーとかトレッキングじゃなくて、車をチャーターして向かうのね。
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インフォメーションセンターを出て、橋の所まで歩きます。
この小さな町にも、ティルカラやプルママルカと同様、教会があって、お土産屋さんや食堂があって、宿もちらほら。
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橋の麓に付きました。
そこら辺の停まっている車に「Hornocal、Hornocal!」と訴えると、
二人の外人さんが私に近付いてきて声をかけられました。
「Hornocalへ行くの?一緒に行きましょう。あと一人だわ。」
彼らもまた車チャーター同行者を探しているツーリストなのでした。
会計士のLilyと建築士のAlbus。
二人はブエノスアイレスから短期旅行にやってきている夫婦でした。
三人でラスト一人を待ってみたけれど、一向に現れる気配はありません。
「それじゃ、一人分をみんなで多く払って三人で行きましょうよ!」
「賛成!!!」
ここでひたすら待ちぼうけもな〜と思っていたので、Lilyの申し出に快諾!
その旨をドライバーに告げ、一人180ペソで決まり、三人は車に乗り込みました。
おかげで車内もゆったり快適♪
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車は橋を越えてグングンと峠を上ってゆきます。
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いつぞやのポストカードで見た、名前も場所も知らなかったあの山の景色。
なんとなくその絵が脳裏にこびりついていて。
行ってみたいな、を今、実現しようとしている。
行きたいところには行く、それを繰り返しながら旅を続けてきました。
小さな願望をひとつひとつ塗りつぶして、
自分次第の選択の連続。
私はそんな今が最高に楽しい!
一枚のポストカードに惹かれて追いかけているあの不思議な山の絵は、
実際にこの目で見るとどんな感情を与えてくれるのだろう?
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かなり標高を上げていく車。
さっき通った道がもうあんなに下に見える!
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さらに車を走らせて、ついにMirador(展望所)のパーキングに着きました!
丘の向こうに見えるのは、
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ポストカードで見たあのジグザグ模様!
「わーーーーーー!!!!
すごいっ!すごいよ!!!」
思わず日本語で感嘆の声を上げてしまうほど。
何これ・・・。
この世の物とは思えない。
美しい!美しすぎる!!!
旅を続けると感動の沸点が高くなるとはよく聞く話。
見た事もない自然の絶景や異国情緒たっぷりの街並、歴史を感じる哀愁漂う遺跡、
そんな驚きの連続に常々身を置く旅を続けていると、贅沢にもそれが日常になってしまって感覚が麻痺していくのは確か。
短期と長期の旅行じゃどうしてもやっぱり感動の濃度が違ってくるのは仕方の無いことで、
大なり小なり旅感度が鈍ってしまうのは旅人あるあるな話なのです。
けれども、
そんなの全く関係ないくらい、
私の目の前に突如現れた地球の神秘に、
心の奥底から沸き上がる感動を抑えきれない!!!
パーキングからMiradorまでは遊歩道が続いています。
Albusはここで待っているっていうからLilyと二人で奥の方へ。
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ポストカードで見た衝撃を遥かに上回るほど、Hornocalはとてつもなく美しかった。
この山は虹色、
いや虹色を越える、なんと14色もの色で構成されていると言われていて、
ピンクを基調に、イエロー、グリーン、ブルー、パープル。
その細やかな濃淡がマーブルとなって、ニットの模様みたいなジグザグを描いています。
過去、色んなタイプの絶景を見て来たけれど、
こんな景色は本当に初めて。
奇跡的と言えるほどカラフルな岩山を目の前に興奮しっぱなし!!!
こんなにも、写真で感動を伝えられないジレンマを感じた事は、今までなかったもしれない。
伝わらない!
色が違うもん。
実物はもっと、
もっともっと色がいっぱいで鮮やかで。
この写真の100倍はすごいHornocal!
アルゼンチンにこんなに素晴らしい絶景が眠っていたとは。
けれども、現地でさえマイナーなのか、ほとんど観光客がいない不思議。
まだあまり知られていないのでしょうか。
現地滞在約20分。
意外とタイトな時間設定。
この景色をしっかり目に焼き付けて慌てて遊歩道を折り返します。
パーキングは丘の上。結構しんどい。
にしても。
はぁ。
最高だった。
来て良かったな、オルノカル。
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再び車に乗り込み、峠を下ってウマワカの町へ。
感動覚めやらぬまま、橋の麓で解散です。
LilyとAlbusとハグをして別れ、私はバスに乗ってプルママルカへ。
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とその前に、
帰り道のティルカラで途中下車。
やっぱり、この穏やかな町の雰囲気、好きなんだよな。
何気なく入ってみた食堂でランチ。
優しいスープにパン、そして、クリームソースの野菜ラザニアみたいなメインディッシュ。
デザートのプリンも付いて60ペソ!(約500円)
コスパ抜群なお得ランチでしたよ♪
例によってお店の名前をメモしてない・・・!
バスターミナル前のメインロードを少し歩いて右手にありました。(曖昧すぎて役に立ちませんよね)
そしてもちろん、
行きつけ?のブックカフェでバナナミルク!
お仕事したり調べものしたり。
(PC持ってってたんかい!!って、プルママルカのWI-FI虚弱すぎなんだもん~)
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すっかり日も暮れた頃、バスでプルママルカへ帰りましたとさ。
宿に戻って、同室のジャパニーズガールズに熱くHornocalを勧めたのは言うまでもない(笑)
翌日、二人は本当にHornocalへ行っておりました★
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これからアルゼンチンを旅する方。
是非Hornocalをルートに組み込んでみてくださいね♪
穴場の絶景が待っていますよ!!!
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明日は、
ウユニ塩湖に続き、もうひとつの知られざる塩湖へ。
お楽しみに〜!
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