満月と雷
シウダー・ボリバルからバレンシア経由で夜行バスを2回乗り継ぎ、いっきにベネズエラを横断。
メリダという街にやってきました。
ここ、バックパッカーに大人気の街なのです!その理由は・・・
ベネズエラの中でも比較的治安がいいと言われている。
物価がベネズエラ一安い。
ご飯が美味しい!
物価が安くてご飯が美味しい。
これは、旅人にとって沈没スポットとなりうる大きな条件。
コロンビア近くという立地もあって、ベネズエラを訪れる旅人が必ず立ち寄る街でもあります。
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シウダー・ボリバルからメリダまでは二度も夜行バスを乗り継ぐので移動中の警察の検問を危惧していたのですが、
運良く何事も無く、問題なくメリダに到達する事ができました。
今の所、恐れていたベネズエラの旅は順調です。
ターミナルでバスを降りて、
タクシーに乗ってやってきたのはPosada Alemaniaという宿。
ここで、一足先にこの街に来ていたスワ君と塾長と合流です。
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メリダに来て早々、彼らと約束していた一泊二日のツアーに行く事になりました。
行き先は、
年間240日以上も雷が落ちるというマラカイボ湖!
ベネズエラ北西にあるマラカイボ湖は、南米大陸最大の湖と言われています。(地形的に海と定義される事もあるようですが)
この湖の南西部に位置するカタトゥンボ川河口には、音のない雷が延々と落ち続ける不思議な場所があり、
『世界一稲妻が多い場所』としてギネスにも認定されているのです。
多い時では1時間に3600本も稲妻が落ちるそう!
空中に稲光が走りまくる光景。
想像も付きませんよね!?
いやがうえにも期待は高まります。
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メリダに着いた翌日は、彼らに連れられてツアー会社に代金を支払いに行って。
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雷ツアー当日。
宿にお迎えにやって来たツアーバンに乗り込みます。
メンバーは、エンジェルフォールで一緒だったスワ君と塾長と私の日本人3人に、韓国人のKim、
アルゼンチン人のカップルと、ロシア人の仲良し3人組ガールズ。
それに、ドライバーさんとガイドさんが同行します。
メリダを出発した車は、カタトゥンボまでの道中ちょこちょこと寄り道。
いくつかの滝スポットに寄ったり、
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小さな町に寄ったり、
今はミュージアムとなっている、コーヒーファクトリー跡地に寄ったり。
この建物の一角に、テーブルコーディネートがとてもお洒落なレストランが併設されていて、
え?こんな素敵なところでランチ!?
とちょっと期待したんだけど、
ランチではなく、コーヒーの試飲タイムでした。
スタバに行っても頼むのはカフェラテかフラペチーノ。
ブラックの飲めない私は、邪道ながら!?お砂糖をたっぷりと入れさせていただきました。
味は、美味しかった・・・気がする!
ブラジル、コロンビア、グアテマラなど、中南米はコーヒーが有名ですよね!
コーヒー好きさんなら、ワイナリーみたいに本場のコーヒー豆農園に足を運んで現地で試飲したりするのも楽しいのかも。
けれども、残念ながら違いの判らない私なのでした。
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コーヒーファクトリーを後にし、
あーそろそろお腹が空いたよ~
というタイミングで通りがかりのレストランへ。
鳥の炭火焼きにたっぷりのジャガイモ、ユカイモ、そしてコールスロー。
カナイマ湖ロッジのご飯に比べれば大満足です!
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メリダを出発して、とりたてて特別感のないスポットをダラダラと回った末に、
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夕方前、ようやくカタトゥンボの川岸に辿り着きました。
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ここからはボートに乗り換えて、川を渡って本日のお宿を目指します。
この川の景色が想像以上にとても美しく、
岸辺の木々の小枝を猿の群れが伝い、頭上を水鳥が飛び交って、
さながら小動物の楽園のよう。
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大好物の反射も見せてくれました。
やがて、水面に生い茂るレチューガの絨毯!
アマゾン川ツアーの時に覚えたこの水草の名前、レチューガ。
大きな蓮の葉っぱにお花、マングローブなど、水に浮かぶ植物の景色が大好きです。
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束の間のクルージングを堪能し、
ジャングルの川からいっきにパーッと視界が開けたところ、
河口部に到達したようです。
チラホラと水上コテージが目に入ります。
今夜の私たちのお宿はどれだろう?
あ、ここいいな!
風が吹き抜ける木造のコテージ。
水辺に吊るされたハンモック。
目の前にはどこまでも広がる水平線。
なんて優雅なの!
とテンションが上がったところで、
あっけなく素通り。
そういえば、よく見ると真っ白の立派なクルーザーが停泊しているわ。
私たちのお宿はこちらでした。
コンクリートに乗っかったプレハブ屋根。
周囲をグルリと囲む金網。
まるで小学校の飼育小屋?
さっきのコテージよりだいぶ簡素ですね。
まあ、いい。
まずは、寝床の設置。
アマゾン川のフェリーでデビューして以来、すっかり慣れたハンモックでの就寝。
今夜は、稲妻を眺めながら眠りにつけるのかしら。
ロシアンガールズは早速湖に飛び込んで、キャッキャと行水楽しそう!
油の幕がうっすらと浮いて入るのに躊躇するような、とても綺麗とは言い難い水だったけど。
アルゼンチンカップルは、夕空を眺めながらまったりおしゃべり。
それぞれが思い思いの時を過ごします。
稲妻が落ちる気配なんて微塵も感じないんだけど。
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すっかり陽も暮れて、
空の彼方がボウッと光り始めたと思ったら、
それは稲妻ではなく、
雲間から顔を出したまぁるいお月様。
今夜は欠けるところのない完璧な満月。
懐中電灯もいらないくらい、月の灯りが煌々と闇夜を照らします。
ちょっと明るすぎるくらい。
稲妻がちゃんと見えるか心配になるくらい、明るい夜。
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ディナーの前に、もう一つアクティビティが用意されていました。
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ナイトクルージング。
月の光に照らされて木々のシルエットが反射する水面は、少し不気味で怪しげな美しさ。
静寂の中を、ゆっくりと小船は進みます。
明る過ぎて隠れてしまったのか、ワニや夜行性の動物の姿はほとんど見る事ができなかったけれど。
1時間ほどのクルージングから戻ると、
胃袋を刺激する煙の匂い。
バーベキューの準備に取りかかっていました。
もう、お腹ペコペコ!
晩ご飯は、
スープと、
ステーキにチョリソーに、サラダにお芋!
カナイマロッジのご飯が嘘みたいに豪勢なディナー!←しつこく比較しすぎ?
お腹は満たされたけれど、真の目的はまだ果たされていない。
本当に、
本当に、
ネットで見た画像のような、空いっぱいの稲妻の嵐にはお目にかかれるの!?
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