ワインより肉なメンドーサ
チリの首都サンティアゴから夜行バスに乗って、
再び国境を越えてアルゼンチンへ。
メンドーサという街にやってきました!
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地図上で見るとお隣さんに見える二つの街ですが、
ここの区間のバス、やたらと時間がかかる!
アンデス山脈の峠越えの道はスピードが抑えられる上に、ここの国境、何故かものすごーく待たされるのです。
結局9時間ほどかけて朝方ようやく到着。
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バスターミナルを出て、予約していた宿「ALA HOSTEL」へ直行。
ここで再会が待っていました!
ウシュアイアで出会いパタゴニアの旅の終わりのコジャイケで別れたhiro君!
私とyu君とmasa君はフェリーでチロエ島へ、hiro君はアコンカグアを目指しメンドーサへ向かっていたのでした。
私がチロエ島でまったり沈没し、イースター島でモアイとたわむれている間に、
hiro君はなんと、
南米最高峰の6,962m、素人が挑戦できる山の最難関と言われるアコンカグア登山にトライしていたのです・・・!
山から下りて来たという連絡を受け、メンドーサにやってきて、
hiro君の姿を見てホッと胸を撫で下ろしました。
無事でなにより。
そして、朗報!
アコンカグア、
めでたく登頂!!!
おめでとうっO(≧∇≦)O
すごすぎる!!!
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宿に着いて早々、hiro君に山の話をたっぷり聞かせてもらいました。
16日間の長く壮絶な戦い。
食料やテント、ギアを詰め込んだバックパックは30kg越え。
毎日の食事は主に買い込んでいたラーメンと粉ジュース。
飲み水を確保しにくい山なので、
気が遠くなるほど地道な作業を繰り返し、ガスで氷を溶かし水を作り出して。
頭痛などの症状はなかったものの、高山病の影響で体内酸素濃度がありえないほど低い数値になり、
頂上に到達した直後、手足がしびれ思うように動かない中での下山開始。
天気には恵まれたものの、最後の最後で吹雪に遭い足止めを喰らったり。
山で過ごした過酷な日々は、私にはとても想像が付かないほど。
そんな中、立派にアコンカグア登頂を果たし、
無事に山から帰って来て、
本当に本当に良かったよぉ〜!!!
よし、
これからまだ旅は続くんだし、
山で体力を奪われ痩せてしまったhiro君に力を付けてもらわないと!
たっぷりご飯を食べさせなきゃ!←お母さんスイッチオン!?
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というわけで、
メンドーサで毎日毎日肉パーティーだ!
アルゼンチンと言えば、牛肉ですから♪
ステーキ。
肉じゃが。
ビーフカレー。
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ローストビーフ!
他にもパスタやらスープやら鍋やら、
しばらくメンドーサで休息を取るhiro君に便乗して、
全く疲れていない私まで毎日ご飯もりもり!
あ、ちなみにメンドーサって、
ワイン生産量世界第四位と言われるアルゼンチンで、その7割ものワインが作られる地域。
温暖な地中海性気候のためにぶどうやオリーブの栽培が盛んで、
郊外にはたくさんのワイナリーがひしめき合い試飲も豊富!
ワイン好きにはたまらない場所なのです。
ここにやって来る観光客は大抵ワイン目当てか、アコンカグア登山者。
私はそのどちらにも属さず、
特にメンドーサ観光をするわけでもなく、
出かけるとしたら近所のスーパーくらい。
ワインも飲まずに毎日ひたすら作って食べて、豚街道まっしぐら。
しかもhiro君が、また気持ちいいくらいよく食べるんだ。
胃下垂らしく、食べても食べても太らないみたい。
ついつい一緒になって食べちゃうから私の胃袋はムクムク拡張。
そんなこんなで、気付いたらメンドーサに10泊しちゃってました(笑)
食三昧以外にも、
プチ沈没を促すもう一つの理由がありまして、
それは、
泊まっていた宿「ALA HOSTEL」!
Booking.comでレートがかなり良かったのと、バスターミナル近くという好立地に惹かれて何気なく選んだのですが、
外界から隔離されたような不思議な空間はやたら居心地が良く、
オーナーのMarianoはとても親切。
(あまりにもケバくていつもミニスカ厚底の娼婦上がりのような風貌のオバサマと、
全くニコリとも笑わない目つきの鋭い坊主頭の女の子がスタッフしてたもんだから、
ここ、犯罪者の更生施設も兼ねてるのかな?ってhiro君と話していたんだけど、
よくよく聞いてみるとMarianoのママと妹さんでした★大変失礼しました〜笑)
ここのファミリーがとにかく綺麗好きで、掃除が行き届いていていつもピカピカ。
キッチンは使いやすいし、朝ご飯も付いている。
週に一度開かれるアサードパーティーも楽しい!
中庭のテーブルに並ぶお肉たち。
Marianoのクリケット仲間にして親友Laloがせっせと火起こし。
お肉や野菜を丁寧に網に並べていきます。
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あたりに立ち込める香ばしいかおり。
肉の焼ける美味しそうな匂いに誘われてニャンコもやってきました。
準備が整い、テーブルにわらわらとお客さんが集まってきてパーティー開始。
(この日は10日間の中で一番お客さんが多かったな〜。)
焼き上がったお肉たちが次々とサーブされてゆき、
ワインやビールも飲み放題♪
生まれて初めてブラッドソーセージ(血肉ソーセージ)なるものを食べました。
うん、悪くない。
ワインに合う感じ。
左側、Marianoとママ。
ママと息子の友達Lalo。
ママ、こう見えて還暦です!!
メンドーサへお越しの際は是非ALA HOSTELへ!
きっと、長居しちゃいますよ♪
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食べてばかりのメンドーサですが、
重い腰を上げて、一応ワイナリー観光にも行って来ました★
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中心地からバスに乗り、郊外のマイプというところへ。
一番観光客向けなワイナリー「ボデガ・ロペス」
ちなみにボデガとは、スペイン語でワイナリーの意味。
ここは無料で工場見学ツアーと試飲ができるのです。
建物の中に入ると、
そこには素敵なインテリアが並ぶ開放的なワインバーカウンター。
スタッフは、このお洒落な雰囲気に似つかわしい美女だらけ!
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ボデガ・ロペスで製造されたワインたちが、壁際にズラリと並んでいます。
ここで受付をして時間まで待って、
ツアースタート。
ガイドは英語とスペイン語が選べます。
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説明を聞きながら工場の中を見学してまわり、
最後にお待ちかね、地下の別室へ!
一番のお楽しみ、試飲タイムです!!
白と赤、一杯ずつ試飲ができました。
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これでぜーんぶ無料なんだから行く価値大アリですよね!
旅立ち前に、
ワインとチーズの勉強をしてソムリエ級の資格まで取っちゃった友人から色んなワイントークを聞いたけれど、
とっても奥が深くて知れば知るほどハマるらしい!
(ちなみに彼女はお酒が飲めないw)
その子を連れてきたかったな〜。
きっと興奮するだろうなぁ!
私は残念ながらそこまでワインに興味はないのですが、
なんとな〜くそれっぽい大人な雰囲気を味わえた、
人生初のワイナリーツアーなのでした♪
次回は超贅沢ワイナリーでセレブ体験!?
第二弾へ続く!
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