パラマリボは日曜日を狙え!
「毎週日曜日の朝は、独立広場で鳥の歌声コンテストが行われるんだよ。」
そう教えてくれたのは、宿泊しているGuesthouse De Kleine Historieのスタッフ。
何やら、パラマリボの住民が自慢の鳥を持ち寄って、その歌声を披露させるという。
なんだかよく分からないけれど、面白そう!
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同室の子たちと連れ立って、朝早くから独立広場に行ってみました。
ところが。
シ〜ン。
鳥の鳴き声どころか人の話し声さえ聞こえないガランとした広場。
え?イベントもう終わっちゃった?
鳥さん、見当たらないけど?
道行くおじさんに尋ねてみると、今日は行われないらしい。
えーーー残念〜!
確かに、広場近辺で鳥かごを抱えたおじさんの姿を、2、3人ほど見かけました。
イベントの中止を知らずにやってきた人たちかな?
ああ、
全く想像も付かない鳥の歌声コンテストとやら、見てみたかったな。
でも、パラマリボの日曜日はそれだけじゃありません。
鳥声よりももっともっと魅力的なものが待っている!
私たちは宿に戻らず、そのまま次の目的地を目指します。
それは、ヤシの木公園を通り過ぎたところ。
なにやらざわついている一角が。
そこは、骨組み柱にプレハブ屋根だけの、だだっ広い簡素な小屋の中。
テーブルが並べられ、野菜や食べ物がわさっと積み上がり、
その隙間を人がひしめき合っています。
ここで毎週日曜日に開かれるのは、
チャイニーズマーケット!
この空間だけ、中国にいるみたい!
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ズラリと並ぶ点心やお惣菜、お菓子を目の前に、
連れの二人を差し置いて一人テンション上がりまくりの私!
どうしよう〜。
あれも欲しい、これも欲しい!
品物を物色しながら、市場の中を小走りに駆け回ります。
(パラグアイのイグアス居住区で、
民宿小林のお父さんお母さんに連れて行ってもらった日本食バザールを彷彿とさせる!)
戸惑い気味の二人も(若干引き気味?)肉まんを一つずつ購入しておりました。w
あなたたちっ!それだけでいいの!?
一方私の戦利品はというと、
揚げ餃子、海苔巻き、キムチ、お豆腐!
生姜とお醤油を買い足して冷や奴に。
目の前のご馳走を、無心になってハフハフ平らげました。
パラマリボは日曜日を外しちゃダメ!
中華マーケット、最高です♪
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日曜日の午後は、ブラジル人街を目指してお散歩。
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この通りも、マーケットが延々と続いています。
町中のお店はほとんど閉まってしまうのですが、
普段は閑散としている通りが、路上市で賑わい活気を帯びる日曜日。
一本道をひたすら歩いていくと、ある地点を境に看板がポルトガル語に変わりました。
ouroとはポルトガル語で金を意味します。
スリナムは金の産出国。
金を求めてブラジル人たちがパラマリボに移り住み、ブラジル人コミュニティが誕生したそうです。
この小さな国、小さな町には、本当に多種多様な民族が暮らしています!
日曜日の出来事はこれにて終わり。
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今度は別の日のお話。
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同室にチェックインしてきたドイツ人のVincentとデンマーク人のClaes。
二人からお誘いを受けました。
「uca、近場にジャングルがあるらしいからちょっと散策に行くんだけど、一緒にどう?」
Vincentが手にしているスリナムのガイドブックは丸々一冊分厚くて情報たっぷり!
かたや、私が持っている日本語のガイドブックは、ブラジル版の最後の数ページ、
申し訳程度にギアナ三国が紹介されていて、
それぞれが2ページずつで完結しているのですから、
役に立つ旅情報なんてほとんど載っていないようなものです。
それだけ、日本ではギアナ三国の需要がない、という事なのですが。
彼らは私がチェックインする前にこの宿で出会い、二人でレンタカーを借りて4日間ほどスリナムを回ってきたそう。
スリナムは国土の大半をギアナ高地が覆い、南部は熱帯雨林が占めているので、
一歩パラマリボを出たらバリエーション豊かな自然が楽しめそう。
タイミングが合えば、車旅、私もjoinしたかったなぁ。
そんな気さくで気のいい同年代の彼らと共に、ジャングルウォークに付いていく事にしました!
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翌日。
朝早く宿を出てバス停へ。
お、見慣れた文字を発見!
めいまい幼稚園。
かつて子どもたちを乗せた日本のバスが今はスリナムで大活躍しているなんて、誰も想像できませんよね!?
お目当てのミニバスに乗り込みました。
パラマリボから一時間くらい。
今回は全て二人にお任せしちゃってるから、
着いた先の地名も分からなければどの方角へ向かったかも不明ですが★
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ともかく目的地でバスを降りて、
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Vincentのガイドブックを頼りにウォーキングスタートです!
道を逸れて草むらを突き進むと茶色い川に突き当たりました。
生い茂るヤシの木。
たわわに実るヤシの実。
この実がどうしても欲しかったClaesは、
木の枝を、実をめがけてヤリ投げ!
何度目かのトライの末、
ヒットして落ちて来たヤシの実GET!
ずっしりと重い。
Claesは、ヤシの実を大事そうにリュックにしまいました。
持って帰ってどうするつもりなんだろ!?
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ジャングルウォークに来たはずなんだけど、
ジャングルとはほど遠かった!
一時間半ほどでウォーキングは終了。
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Claesが、露店で不思議な果物を買ってきました。
さっきのヤシの実くらい大きなサイズで外側は薄い緑色の皮。
分厚い皮を割って中身を開けると、
綺麗なピンク色をしたグレープフルーツ!
乾いた喉を潤しす瑞々しさ。
甘みもあって美味しい!
その場で、みんなで食べ切っちゃいました。
ここには、取り立てて興味をそそられるものは特になさそう。
バスの本数も少ないみたいだし、早々とパラマリボへ帰る事に。
ちょっとした、本当にちょっとしたプチお出かけの一日でした。
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スリナム記事ラストは、
多民族国家のスリナム、パラマリボで食べたご飯特集!
川沿いのフードコートは主にインドネシア料理。
ガラスケースの中のおかずを指差して、トレイに盛ってもらうスタイルです。
ミー(麺)にサテ(焼き鳥)、
ナシゴレン(炒飯)に魚のフライ。
安いしボリューミーだし、冷えたパルボビアにもよく合うし、
夜遅くまで開いている。
使い勝手抜群!
ウォーターカントのゼーランディア要塞手前にある食堂にて。
これもインドネシア風かな?
甘い照り焼き風のチキン。
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ある日の夜は、人気の中華料理レストランFA TAIへ。
人気と聞いてやってきたのに、広い店内に客は私たちだけ。
あれ・・・?
頼んだお料理はどれも美味しくてひと安心。
ちょっとお高めプライスです。
VincentとCleasは短期旅行者な上に、特にデンマークなんて物価の高い国だから、
値段を気にしないんですよね。
自国に比べるとはるかに安いから。
お酒も好きなだけ飲むし、ツーリスト向けの欧米風なレストランを好む二人。
内心、川沿いのフードコートで十分なのになぁ、なんて思いながらも、
結局彼らについてって一緒にディナーしちゃう私。
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ウォーターカント沿いにひときわお洒落なカフェレストランがあって、よくお茶をしに行ったところ。
「今度はここに晩ご飯を食べに来てみようよ!」って事で、
夜出向いてみました。
ところが、
お料理はイマイチすぎた〜!
まな板(?)の上にたったこれだけ。
焼き鳥一本と、ちょびっとの付け合わせ。
散らかり気味のモヤシが寂しい。
これでも結構高いのです。
全然物足りな〜い!!!
サラダバーが付いていたので、炭水化物のマカロニサラダでお腹を膨らませました。
ライブをやってて雰囲気はいいんですけどねぇ。
またとある日の夜は、
バーが立ち並ぶツーリストエリアの一角で。
料理のメニューが高すぎて、不本意ながらもハンバーガーをオーダー。
見ての通り、ふ・・・普通。
with だいぶ浮かれたカクテル。
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あーー、スリナムご飯、不完全燃焼。
ツーリスト向けよりも、もっとローカル飯を食べたかったなぁ。
そういえば、楽しみにしていたインドカレーを一度も口にしていない!
一番テンションが上がったのは、やっぱり中華マーケットで買ってきたお惣菜ですね。
ま、でも、
パラマリボは、
総じてとても興味深く、
また、居心地のいいところでした。
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お次は、
ギアナ三国ラストの国を目指します!
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