April 01, 2017  Categoyr: └ ECUADOR ( エクアドル )

元カレ頑張ってます

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット punta pitt

ガラパゴス諸島クルージング五日目。

あまりにもショッキングなマイダーリン一眼レフ水没事件から一日が経ち、
朝目を覚ますと、飛び起きて、まずは棚においていた米袋入りのカメラを確認しました。



ああ、やっぱり悪夢じゃなくて、
現実だったんだ。


顔を洗い、歯を磨いて、

 

クルージング ツアー ガラパゴス諸島 食事

美味しい朝食を平らげ、

 

今日も朝からビーチへ上陸です。


ガラパゴス諸島 ルートマップ ツアー バルトラ島

私たちを乗せた船は夜通しの長い航海を経て、
今朝、ガラパゴス諸島の有人島のひとつ、サン・クリストバル島北東部プンタピットへ到達しました。

 

Punta Pitt

スペイン語翻訳にかけてみると、
「Pittの先端」
Pittが何かは分からなかったけれど、サン・クリストバル島の最果てに位置するのでPuntaなのでしょう。

 

プンタ・ピットは、ガラパゴス諸島の中で唯一3種類のカツオドリが見られるポイントであり、
グンカンドリやオスアシカのコロニーもあるそう。
グンカンドリと言えば、求愛時に雄鳥の真っ赤なのど仏が風船のように膨らむ、
私の中ではガラパゴス諸島でぜひともお目にかかりたい動物ベスト5に入る、印象的な姿を持つ鳥なのです。



今日のビーチ上陸も、昨日の水没事故と同じウェットランディング。(ゴムボートを波打ち際に付け、浅瀬の海に下り立つスタイル)
もう一方の一眼レフ60Dを、しっかりと二重にビニール袋にくるみ、
リュックに仕舞い込んでディンギンに乗り込みました。

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット punta pitt

上陸時には神経を集中させ、心を落ち着けて慎重に浜辺に下り立ちました。
昨日の二の舞、海に転倒はもう二度とごめんですから!

 

ここからは設置された遊歩道を辿り、最先端の断崖を目指します。

上り坂のトイレルを上がっていくと、

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット punta pitt

まずは、二匹のアオアシカツオドリがお出迎え!

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット アオアシカツオドリ


ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット アオアシカツオドリ


ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット アオアシカツオドリ

水色と、ミントのようなブルー。
二匹の足の色が微妙に違います。



ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット punta pitt

トレイルを上り切ると、目の前の視界がパーッと開け、
赤や黄色の実を付けた低い木々の向こう側に、空を真一文字に切り裂く水平線がくっきりと望めました。
ここは、ガラパゴス諸島の主要な島々の中でもおそらく最東端の場所。
海を遮るものは何もありません。

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット punta pitt

ビュンッ!

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット punta pitt

断崖絶壁の茂みを覗き込むと、

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット アカアシカツオドリ

青いくちばしに赤い足を持つ、アカアシカツオドリを発見!

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット アカアシカツオドリ

もう一匹がバサッと飛んできて、

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット アカアシカツオドリ

摘み取って来た餌の葉っぱを器用に食べさせています。

ひな鳥でもないのになぜかというと、

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット アカアシカツオドリ

真っ赤な足元にまあるい卵!

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット アカアシカツオドリ

こちらも。

ちょうど産卵の時期なのでしょうか?
大切そうに卵を温めているママ鳥さんたちがチラホラ。
きっと、餌を持ってきてくれたのは旦那様。
なんと奥さん想いの素敵な旦那様なのでしょう♪
育児?に協力的なこの姿勢、人間のパパさんも見習わなければいけませんね!?

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット アカアシカツオドリ

こちらのお方は真っ白ボディ。
アカアシカツオドリにも色々と個性があるみたいです。


ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット punta pitt

ミラドールの、さらに奥へ歩みを進めると、

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット punta pitt

真っ赤に敷き詰められた絨毯!

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット punta pitt

Punta Pittはカツオドリたちもさることながら、色彩豊かな独特の景観も見応えのある絶景スポットなのでした。

 

なんとここ、

 

果たし合いの舞台でもあったのです!

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット punta pitt

カツオドリ界の宮本武蔵。

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット punta pitt

対するは、カツオドリ界の佐々木小次郎。

 

一世一代の大勝負を取り仕切るのは、

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット グンカンドリ

立会人のグンカンドリ!

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット グンカンドリ

ゴングの鐘の音とともに、決闘開始っ!!!

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット グンカンドリ

おりゃっ

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット グンカンドリ

とうっ

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット グンカンドリ

カンカンカンカンーーーーッ
小次郎敗れたりーーーーーっ!!!

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット グンカンドリ

緊迫した、手に汗握る戦いでした。


この辺りで引き返し、
もと来た遊歩道を辿ってビーチへ下りていきます。

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット punta pitt

仲良しのNick&Karinカップル。
晴れ間も見えて、海が爽やかに色付き始めました。


結局、真っ赤な風船を膨らませた求愛中のグンカンドリはお目にかかれなかったけれど、
たくさんのカツオドリに会えて、突然始まった決闘はなかなか見応えがあってw、景色は素晴らしくて、
かなり気に入ったプンタピットなのでした♪


ビーチを後にして、このあたりの沖でシュノーケリングタイム。


ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット シュノーケリング

今日も変わらず透明度はイマイチ。
お天気はずっと悪くないのになぁ。
なんでだろ?

 

ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 プンタピット シュノーケリング

今日の海の収穫は、このアシカちゃんですかね!



実はプンタピットのお散歩中、何度か60Dの電源が入らなくなって泣きそうになりました・・・。
この子も、リュックの中に入れていたとは言えほんの少し海水をかぶっている。
どうやらかなり調子が悪くなっているようです。
それだけ海水はカメラにとって大敵と言うこと。

 

ガラパゴス諸島で60Dまで壊れてしまったら、私、魂抜けちゃうよ!?

 

お願い。
せめてガラパゴスまで持って!元カレさんっ!!!

 

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