April 02, 2017  Categoyr: └ ECUADOR ( エクアドル )

超問題児

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

シャッター音、やはり全然違いますね!
5D Mark3は重厚なガシャンッて音で、60Dはちょっぴり軽めなカシャッて感じの音。
最初はちょっと物足りなかったけれど、
使えば使うほど、一眼レフの楽しさを初めて私に教えてくれた60Dに再び愛着が湧いていきます。



60Dもとってもいいカメラだったんだな〜。
さすがCANON。
これから一眼レフの世界に足を踏み入れてみたいとお思いの方。
初めての一眼レフは、Canon EOS 80Dを激しくオススメしますよ!←60Dの後継機


さてさて、
午前中はPuntaPitt散策とシュノーケリングを満喫したクルージングツアー5日目。

 

次のポイントへ移動する船の中で昼食を取ります。

 

クルージング ツアー ガラパゴス諸島

ツナマカロニスープに、
チキン、アボカドサラダ、豆サラダにご飯。
デザートはパイナップル。

 

午前中にひと泳ぎした日は食後に猛烈な睡魔に襲われるので、お昼休みは大抵グースカ眠りこけています。


ガラパゴス諸島 ルートマップ ツアー バルトラ島

船は、サン・クリストバル島の西海岸、セロ・ブルーホ(Cerro Brujo)に到達しました。


シエスタタイムが終わり、ディンギンに乗ってビーチへウェットランディング。
午後は、このビーチを散策したり海水浴をしたりとのんびり過ごす予定です。


ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

真っ白なロングビーチ。
雲っていてもなおエメラルド色をした海。

ここセロ・ブルーホは、ガラパゴス諸島の中でも有数の美しいビーチのひとつだそうです。

 

この砂浜、

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

あっちを見ても、

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

こっちを見ても、

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

アシカだらけ!
ゴロンゴロンとけだるげに転がっている。w

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

ここはアシカの楽園でもあったのです!
(海の向こうに見える特徴的な形の岩は、通称居眠りライオンの岩。)

浜辺を端から端まで歩きながらアシカやビーチの写真をたくさん撮ってきたので、
いっきに並べていきますね!
グデーっとまったり、Lazyなアシカちゃんたちに是非とも癒されちゃってください♪

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ


ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ


ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ


ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ


ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ


ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ


ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ


ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ


ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

ベイビーアシカが、

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

チューチューと音を立てて、
一生懸命ママのお乳を飲んでいました。

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ


ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

だいたいみんな寝てるw

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

小さな黄色い鳥さんが、アシカの側に下り立ちました。

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

チョコチョコ

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ


ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

ピョコン

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

「なんだかケバケバした岩だったわ。」

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

一番奥のアシカさんは、ピシッとヨガポーズを決めています。

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

入り江の水辺はアシカたちの天然プール!

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

まあ、水辺でも基本寝そべっているだけですが

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

こちらにも、
ちょっと大きめの赤ちゃん?がママのお乳を吸っていました。

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

供給過多!?
溢れ出すミルク!
アシカのお乳も白いのね。

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

さて、たくさんの癒し系ぐーたらアシカたちをお送りしましたが、

 

最後に、
ガラパゴスのもうひとつの癒し系アイドル!!!

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo マリンイグアナ

zzz

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo マリンイグアナ

カッ!

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo マリンイグアナ

Lazyならこちらも負けない!
岩のように固まって動かない、カラフルなマリンイグアナ様もいらっしゃいました。

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo マリンイグアナ

ちなみに、後ろ姿はこんな感じ。
人間の手みたいな足の指!

 

ああ、ガラパゴス楽しいな。
動物いっぱいたまらんなぁ。

 

ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo カニ

「僕の事も忘れないで。」
真っ赤なカニさんは特にレア感なく、ガラパゴスのいたるところでお目にかかれます。


寒かったので海には入らず、私はお散歩をしながらひたすら写真を撮り、
NickとKarinは果敢に海に攻め入っていました。
それぞれが好きなように、のんびりとした時間を美しい浜辺で過ごし、


ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo アシカ

時間がきてディンギンで船に戻ると、
いつものようにシャワーを先に浴びて、ビールを一本開けて。


ガラパゴス諸島 セロ・ブルーホ Cerro Brujo カニ

お楽しみのディナータイムです。



ところで話は変わって、

 

実はマイダーリンが水没した昨日から、船内で少し不穏な空気が流れ始めました。

 

ツアー前半をともにした素敵な4人が船を下りて、
入れ替わりで仲間入りしたのが、ジャマイカ人とユダヤ人を両親に持つというアメリカ人のBenjamin。

体が大きく豪快な印象の彼。
とにかく声が大きくてよく通り、
ファッ○ンとか、マザ○ァッカとか?そんな品のないスラングが船内中に響き渡ります。
うわ、言葉使いって大事なんだな。
あまりにも汚い言葉を多用すると品格が問われるな、と客観的に見ていたのだけど。

 

彼が船に乗り込んで来た初日の昨日、
持ち込んできたラムボトルを飲み続け、船内で売られている瓶ビールも4本くらい開けてその飲みっぷりにびっくり!
その後カレタ・トルトゥガ・ネグラをボートクルージングしていた時、
突然小さなディンギンの上から立ちションを始めて!!!
みんな笑っていたけれど、(苦笑い?)
私は、
はぁ!?
って。
何こいつ!ってちょっとビックリしてしまいました。
そもそも飲み過ぎだし。

 

昨夜のディナーの時には、ラムボトルを空にした彼は既にベロベロで、
普通はみんな揃ってテーブルについてディナーを食べ、
食後はEdgerによる翌日のオリエンテーションが行われるのだけど、

Benjaminは、

 

「俺は夕日を見たいから甲板で食べる。下へは行かない。」

 

と勝手な言動で輪を乱し、
みんなで彼を諭したけれど結局船内に下りて来ず、
翌日の説明も聞かずに、音楽をガンガンかけながら一人デッキでビール片手に食事する始末。

さすがにNickとKarinも、
「リスペクトがない!」
と呆れて怒っていたけれど。

 

シュノーケリングの時なんかは、
何故かシュノーケルグッズを一切持たないBenjamin。(ツアー会社も何故彼に持たせなかったんだろう?)
ウェットスーツもフィンもなく洋服のまま泳ぐもんだから、
浮力がないので荒波の中でコントロールが取りづらく、始終Edgerにしがみついて迷惑をかけて。
水着もなければビーチサンダルもない。

 

あんた何しにこの船に来たの!?

 

もう、もう、謎だらけ!


そして、
例によって今日のディナーもお酒を飲みながら一人甲板の上で食事をし、
その協調性のなさにうんざりしていた矢先、

 

とある事件は起きたのです。

 

ガラパゴス諸島 ルートマップ ツアー バルトラ島

その夜、
セロ・ブエホを出発した船は、サン・クリストバル島の港街、プエルト・バケリソ・モレノに辿り着きました。

 

サン・クリストバル島は、サンタ・クルス島に次いで二番目に人口の多い12000人が住む島。

今夜はこの沖のマリーナに停泊するので、
食後は街に繰り出して、みんなで飲みに行く事になりました。


ディンギンを出してプエルト・バケリソ・モレノの街に上陸。
シェフのAngeloは知り合いのところへ行くと言ってどこかへ行ってしまったので、
私たちゲストの4人とガイドのEdgerで適当にバーに入り、みんなでなごやかにお酒を飲んでいました。

 

ところが、1時間ほどして突然Benjamin、

 

「じゃ、俺は別のところに行ってくる。」

 

と、席を立ち上がりました。
またもや我がまま勝手な行動で輪を乱します。

Edgerが、

 

「僕もついていくよ。彼は子どもだから。」

 

と言ってBenjaminの後を追う事に。

 

「私たち、どうやって帰ればいいの?」

 

「Maurにディンギンで迎えに来るよう頼んでおくから、10時に船着き場に行って。」
とEdger。

 

「分かった。」

 

BenjaminとEdgerはタクシーに乗って、私たちを残してどこかへ行ってしまいました。

NickとKarinと私はカフェに移動して、お茶を飲みながら10時まで時間を潰す事に。
そこで、衝撃の事実が明かされたのです!

 

「タクシーに乗って、彼らはどこへ行ったの?」

 

「uca、Benjaminは女を買いに行ったんだよ。」
とNick。

 

「え???
ま、まじで!?」

 

「10ドルで女が買えるとかなんとか言ってた。」

 

「やすっ!!!
じゃなくて!
ガラパゴス諸島にも風俗ってあるんだ。
こんな小さな街で、あとは動物と自然だらけの島なのに。
人が住んでいるところに、全く娯楽がないところってやっぱりないんだね。
って、それはいいとして!
Benjamin、何もガラパゴスで風俗に行かなくても・・・。
Edgerも一緒って事は、二人して女を買いに行ったってこと?」

 

「そうなんじゃない?」
とKarin。

 

「うそだ〜!あんな生真面目そうなEdgerも!?信じらんない!ただの保護者でついていったんじゃないの?」

 

もう、何がなんやら。
Benjaminが理解できない!!!


時計は10時前を回り、

お会計をしてカフェを出て、
10時ジャストに船着き場に向かったのですが、

 

あれ?Maurいないよ。

真っ暗な船着き場にボートの姿はありません。


10分、20分、30分、

 

待てど暮らせど我らがディンギンは姿を表さないのです!

 

なんで?
どういうこと!?
Edgerは、10時に迎えに来てくれるようMaurに要請していたはずなのに。

困ったな。
昨夜は船の夜通し夜行運転だったから、Maurとキャプテンはもう寝てしまったのかもしれない。

誰もEdgerの番号なんて知らないし、連絡の取りようもなく、

こんなところで待ちぼうけ!?

 

Edger、ひどすぎるよ。
Benjaminについて、彼の保護役なのか女遊びをしに行ったのかは知らないけれど、
どっちにしても、ツアー客を置き去りにして迎えの手配をきっちりしておかないなんて、
私たちを引率するガイドとして無責任すぎる。
あんまりだよ!

 

3人は困惑とイライラで、なす術もなく真っ暗な船着き場に佇んでいました。

 

と、そこへ、
一人の見知らぬ男性現る!

どこのどなたか知らないけれど、切羽詰まった私は彼に声をかけてみました。

 

「私たちの船に帰りたいのだけど、クルーたちが迎えに来てくれないんです。」

 

「どこのツアーの船だい?」

 

「Merak号なんだけど。」

 

「それじゃ、うちの船の迎えを呼んで、君たちの船まで送ってあげるよ。」

 

「ほんとに!?助かったぁ!ありがとう!!!」

 

そのおじさんもどこかのツアー船のスタッフだったようで、すぐに携帯で連絡を取ってくれました。
しばらくすると、真っ暗な海の奥からエンジン音を響かせて、一隻のゴムボートがこちらへ近付いてきました。

ああ、救世主!

 

おじさんと一緒に我々3人はボートに乗り込み、
マリーナに停泊する数ある船の中、無事にMerak号まで私たちを送り届けてくれました。

 

お礼を告げてゴムボートを見送り、
船内に入ると、中は真っ暗で物音ひとつしません。
やはり、Maurとキャプテンはクルー室で爆睡中のようです。

 

あーーーーどっと疲れた。

 

「もう寝るね。Nick、Karinおやすみ。」

 

「おやすみuca。」

 

歯を磨き顔を洗い、ベッドに潜り込むと、
あっとういう間にコトンと眠りに落ちてしまいました。


あのがさつで図々しくて自分勝手な男、Benjamin。
彼が来てから船内の雰囲気が明らかにガラリと変わった。

 

超問題児!

 

ああ、最初のメンバーがどれだけ素晴らしかったか。
今になって思い返されます。
みな礼儀正しく平和で穏やかで、
この閉ざされた船の中で、なんの問題もなく楽しく過ごしていたのに!

 

クルージングツアーは後残り3日。

 

これ以上、
ツアーの秩序を乱さないでくれ〜Benjamin!!!

 

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