IN THE TREASURE BOX

パリの、宝石箱やぁ～

uca的世界の教会ランキングを覆すかもしれない、波乱の展開の幕開け！？

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セーヌ河に浮かぶ不思議な離れ小島「シテ島」
四方八方に橋が架けられていて、簡単に島に渡ることができます。

 

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船の帆先のような形をした島の先端。
公園の両脇にはレストランやショップが並びます。

 

ステンドグラス必見という情報を聞きつけて、シテ島のサント・シャペルにやって来ました。

なんとなんとこの教会までもが入場無料！
モネのオランジュリー美術館も割引だったし。
モンサンミッシェルから続くフリーフリーのオンパレード、一体どういう事！？

 

調べてみると、
毎年9月第三週の週末はEuropean Heritage Days。
ヨーロッパ文化遺産の日ということで、
フランス全土の歴史的建造物が解放され、入場無料、もしくは割引きになるのだとか。

謎が解けました。
私たちは偶然にも、なんたるラッキーweekにフランスを訪れていたんだ！

パリ旅行をご計画の方は、9月第三週に合わせてみてはいかがでしょう♪
次があるとすれば私もそうしたい！

 

さて、

 

噂のサント・シャペル。
外側はなんの変哲もないゴシック様式の教会なのですが、
（いや、綺麗だけど。）

 

中がとてつもなくすごかった！！！

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綺麗すぎて言葉が出ない。

 

想像以上のステンドグラス。
太陽の光を浴びてキラキラキラキラ、
宝の山を眺めているみたい。

 

ゴシック建築の最盛期に建てられた「聖なる礼拝堂」のサント・シャペル。
ルイ9世の聖遺物コレクションを納めるために建造されたそうです。
まんま宝箱だった！

 

グラスの一枚一枚には物語が綴られています。
気が遠くなるほどの細やかさ。

 

頭上に目を奪われるけれど、足元に視線を落とすと床のモザイクタイルも凝っていて可愛いんです。
なんとなくイスラムっぽさを感じるのは私だけ？

 

大輪のバラ窓も見事！
切り絵作家藤城清治さんの作品みたい。

 

引きで写真を撮ると見物人がうじゃうじゃ写り込むので、

 

煽り気味に撮るのがポイントです。

 

はぁ、目の保養。

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私の中でステンドグラスが美しいツートップは、
深海の中を漂うような深い青に包まれるブラジリアのドンボスコ教会と、
レインボウシャワーを浴びる虹の教会、サンサルバドルのロサリオ教会でした。

そこへ、急にランキングに躍り出たサント・シャペル！
花の都パリの名にふさわしい、ピンク、ブルー、パープルの色合いが可憐で華やかで！

 

うぅ、どれも甲乙つけがたい。

同率一位。

 

世界三大ステンドグラス教会

 

誠に勝手ながらそう呼ばせていただく事に致します。

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この日は盛りだくさん。
時間に余裕がなくて、
この後モンマルトルの丘に移動するために、シテ島のノートルダム大聖堂をパスしてしまったのですが、

 

あの時行っておけば良かった。

まさか、一年半後に大火災が起こるとは。

 

再建に向けて新デザイン公募の国際コンペを行なったものの、
以前の姿を再現すべきだという世論が打ち勝ち、元の状態に復元することが正式に決まっています。
ただ、悪天候やコロナの影響で遅れを取り、復旧工事が予定通りに進んでいない模様。

 

いつかまたパリを旅する機会が巡って来たら、
次こそは、修復中のノートルダム大聖堂を訪ねてみようと思います。

 

※2017年9月の旅のお話です。

 

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