July 12, 2016  Categoyr: └ BOLIVIA ( ボリビア )

ボリビアの秘境トロトロ

トロトロ ボリビア トレッキング

コチャバンバからミニバンに乗り約3時間。
山肌に沿うガタガタ獣道を揺られ揺られながらsayaちゃんとやってきた、
ボリビアの片田舎にある小さな町。
その名も、



トロトロ!


ボリビアには、ウルウル湖やらピラピラ村やら、
擬音語のような地名が多数あって、
その響きを聞くだけでどんな場所か気になってしまいますよね!

 

ここ最近ロンプラにも取り上げられ少しずつ知名度も上がり、
これから急速に観光開発が進むと思われるトロトロですが、
いまだ町自体にWI-FIはなく、ツアー会社もたった一社だけの独占状態だし、
「ツーリスティック」とはほど遠い田舎の僻地。

 

そんな秘境感が旅心をそそられるトロトロですが、
この可愛らしい名前とは裏腹に、
ここにはそこはかとなくロマンを誘う魅惑の観光資源が存在するのです!

 

それは、


リアル恐竜の足跡!


この辺りには、
古代に息づいた恐竜の足跡が数多く残っており、
実際に触れる事もできるというのです。

そんなわけで、

 

トロトロ 恐竜の足跡 ボリビア


トロトロ 恐竜の足跡 ボリビア


トロトロ 恐竜の足跡 ボリビア

小さい町ながらも完全に恐竜推し!
中心地の広場を始め、町のあちこちに恐竜モチーフを見かけます。


この村で宿泊した宿は、

 

トロトロ 宿 おすすめ

ピンクのお城のような建物がひときわ目を引くComo en Casa!

 

トロトロ 宿 おすすめ

外観に負けず劣らずメルヘンチックな内装。

評判のレストランを併設したこのホステルを営むのは、
とびきり陽気でチャーミングなEduardoと、洗練された都会的な美しさを持つGriselda、
ラパス出身のご夫婦でした。
親切で温かい二人のおもてなしがとても居心地がいいのだけれど、

 

トロトロ 宿 おすすめ

お部屋もこれまた素敵でした!(チェックインした時はまだ清掃中だったのでほうきが立てかけてあります★)
専用バスルーム付きツインの個室をsayaちゃんと二人で利用♪
三泊四日をこのお部屋で快適に過ごしました。


トロトロ 宿 おすすめ

荷物を解いて、まずは腹ごしらえ。

 

トロトロ 宿 おすすめ

ママが作ってくれたカジュアルな昼食をいただいた後、町歩きへ繰り出します。

 

小さなトロトロの町にはポツポツと宿、売店、レストランがあるくらいで、
壮大な山々に囲まれたロケーションは自然たっぷりでのどかそのもの!
町自体には取り立てて見所もないので、早速中央広場の脇にあるツアーオフィスへ向かいました。

 

恐竜の足跡がウリ?のトロトロですが、魅力はそれだけではありません。
周辺一帯に広がる大自然はダイナミックで素晴らしく、
この町を拠点に渓谷、滝、鍾乳洞を訪れるトレッキングツアーが充実!
どのポイントもだいたい半日で訪れる事ができるので、気軽にトレッキングを楽しめる場所でもあるのです。

かく言う私も実は恐竜の足跡にはさほど興味がなく、
写真で見たトロトロの大自然に魅せられてここへ来る決断をしたのです。

 

sayaちゃんと話し合った結果、

一日目は洞窟の谷がハイライトのCiudad de Itas 、鍾乳洞探検のCaverna de Umajalantaツアーを組み合わせ、
二日目はキャニオンと滝のコースを歩く事に。

 

ちなみにトロトロのトレッキングは個人で行く事はできず、必ずガイドさん同行のツアーをアレンジしなければなりません。
1グループMAX7人参加可能。
人数が多いほど一人当たりの料金が安くなるのですが、
ツアーオフィスは1社しかない上に早朝は観光客で溢れかえり、声を掛け合ってすぐにグループができてしまうので、
例え一人参加でも心配無用だと思われます。


ツアーの計画を立て、オヤツも買い込んで本日の仕事は以上。
初日はゆっくり過ごして英気を養い、




トロトロ到着翌日、
トレッキング一日目!

 

ツアー車の四駆に乗って、町から21km離れたCiudad de Itasを目指します。

その道中の景色も圧巻で!

 

トロトロ ボリビア トレッキング


トロトロ ボリビア トレッキング

マーブル模様を描いて波打つ岩山。
この景色を眺めているだけで既にトロトロに来て良かった〜と心底実感。




トロトロ ボリビア トレッキング イタス

標高4,000M弱に位置するCiudad de Itasの入り口に到着。
車を降りて、ここからいよいよプチトレッキングスタートです。

高所の山歩きは空気が薄く、息が切れて仕方ない!
それでも行き道は比較的下りが多く、思っていたより楽に歩けました。

 

トロトロ ボリビア トレッキング イタス 洞窟

谷を降りてゆくと、赤味を帯びた洞窟の中へ。

 

トロトロ ボリビア トレッキング イタス 洞窟


トロトロ ボリビア トレッキング イタス 洞窟


トロトロ ボリビア トレッキング イタス 洞窟

優雅に曲線を描く岩肌の合間を縫いながら歩きます。


トロトロ ボリビア トレッキング イタス

洞窟を抜けると目の前が突然開け、


トロトロ ボリビア トレッキング イタス

大地の大海原を目指す、


トロトロ ボリビア トレッキング イタス

巨大亀ちゃん現る!

これが自然の造形物とは思えないほど完璧な亀ちゃんの姿に一同大はしゃぎ!
縁起の良い動物ですからね♪
なんだかご利益をいただけそうです!

みんな次々に亀の背に乗って記念撮影。
このまま竜宮城へ連れてってくれそう。


トロトロ ボリビア トレッキング イタス

ここからさらに下へ下りていくと、


トロトロ ボリビア トレッキング イタス 洞窟

イタスハイライトの洞窟ポイント!
天井から差し込む光が神聖な空間を作り出していました。


トロトロ ボリビア トレッキング イタス 洞窟

巨岩のビル群を抜けると、


トロトロ ボリビア トレッキング イタス 洞窟

再び広大な空と大地が目の前に開けて!

ああ、最高に気持ちの良い景色。

ここがトレッキングの折り返し地点。別の道を辿って戻ります。


トロトロ ボリビア トレッキング イタス 洞窟

下って来た分帰りは上りが続きます。
時にはこんな断崖絶壁をよじ登って、なかなかサバイバル!

 

トロトロ ボリビア トレッキング イタス

私の半分くらいしか生きていないガイド君の、なんと頼もしいこと!


トロトロ ボリビア トレッキング イタス

トータル三時間ほどで、絶景のCiudad de Itasトレッキングコースは終了。
標高の高さがジワジワと体に応えますが、
比較的なだらかな道が多くウォーミングアップにはちょうど良かったかな。
何より、見渡すが景色が疲れを癒してくれる!




午後は車で場所を移し、


トロトロ ボリビア トレッキング イタス

青空ランチタイム♪
それぞれが持ち寄ったお昼ご飯を食べて、


トロトロ ボリビア トレッキング イタス

午後の後半戦、
鍾乳洞へ向かいます。


トロトロ ボリビア トレッキング イタス

洞窟の入り口まで1kmほど続く遊歩道。

 

その道中でついに、

 

トロトロイチオシ!


恐竜の足跡とご対面〜〜〜!!!


トロトロ ボリビア 恐竜の足跡

て、え?

鳥の足??
(まあ、鳥は恐竜の進化系らしいけれど)

 

あまりにも綺麗に残る一本の足跡のラインに拍子抜け。
何千万年、何億年も前の足跡が、
こんなに綺麗に、しかもこの一部だけ残るもんかね?

と邪推。
ああ、ピュアな心をすっかり失ってしまった大人な私。

 

トロトロ ボリビア 恐竜の足跡

一応サイズ比較。
て、これ矢印やん★
(ちなみにトレッキングもコンバースで乗り切る私w)

本当に、
ふ〜ん。という感想でした!(笑)

ま、私の中では恐竜の足跡はあくまでオマケ。
トロトロには景色を楽しみにやって来たのですから!

 

気を取り直して!?

 

トロトロ ボリビア 恐竜の足跡

エントランスで国立公園のチケットを提示。
各々ヘルメットを装着し、

 

トロトロ ボリビア 鍾乳洞 Caverna de Umajalanta

Caverna de Umajalanta

鍾乳洞探検スタートです!

 

一応マイダーリン5Dを連れて行ってはいたのですが、

奥まるにつれて鍾乳洞の中は真っ暗。
まともに写真なんて撮れない!

 

トロトロ ボリビア 鍾乳洞 Caverna de Umajalanta

ヘルメットのヘッドライトだけが頼り。

 

トロトロ ボリビア 鍾乳洞 Caverna de Umajalanta

自分が胃カメラにでもなって人体の臓器の中を駆け巡っているような、
血液の巡る鼓動が聞こてきそうな、おどろおどろしい鍾乳洞の姿。

 

事前に聞いてはいたけれど、
想像を遥かに上回るサバイバルな冒険が待っていました!

高低差の激しい足場を伝い、水分でぬめった岩を這い、低い天井を腰をかがめながら抜けて。
体を水平に倒しながら綱を握って断崖を移動したり、
ガイド君がシャッと砂を巻いた斜面を、横乗りの要領で腰を落として滑り降りたり、

何よりも一番激しかったのは匍匐前進ポイント!

 

トロトロ ボリビア 鍾乳洞 Caverna de Umajalanta

天井と地面が引っ付きそうな程の狭い空間を、這いずりながら横移動。
これ、ちょっと大きめの男性だとさらに厳しいはず。

私も体を岩肌にこすりつけながら、
ダーリンを収めたカメラバッグだけは脇に抱え込んで死守。
その様は、まるで我が子を命がけで守る母親のよう!?

光の足りない洞窟の中で一眼レフはほぼ役立たず、
それどころか完全にお荷物状態で、洞窟に持ち込んだ事を何度後悔した事か!
この旅で初めて、ダーリンの存在をちょっぴり憎らしく思ってしまったくらい・・・(ゴメン〜〜!!)

 

そのくらいかなりの集中力を要し、心身ともに疲れた洞窟ウォークだったけれど、

 

外界から完全に隔離された世界で、とても神秘的な体験をしました。

 

奥の奥まで辿り着いた時に、ガイドさんの指示でヘルメットのライトを一斉オフ!

すると、今まで味わったことのないくらいの真っ暗な闇と、一切音のない空間。
どっちが上か下かも分からないくらい、
それはまるで宇宙に放り出されたみたいな感覚で。

頭の中も体も空っぽ。
漆黒の宇宙に溶けて、自分という存在がこの世からなくなってしまったような。

このたった数分間が、
今日の中で一番印象に残った不思議な時間となりました。


トロトロの鍾乳洞探検は常に危険と隣り合わせ。
あまりにもワイルドで、日本では決して体験する事のできないアクティビティ。
写真は全然撮れなかったけれど、本当に楽しかった!

このリアル大冒険な感じが、
幼い頃にテレビで見た映画「グーニーズ」を思い起こさせてくれました。
内容はほぼ記憶になくて、完全にイメージ、ウロ覚えだけど。


トロトロ ボリビア トレッキング イタス

イタスと鍾乳洞を組み合わせた一日トレッキングはこれにて終了。
久しぶりに全身の筋肉を駆使し、死ぬ程疲れ果てたのは言うまでもまりません。


宿に戻り、早々とシャワーを浴びてぐーっすり眠って、

翌日のトレッキングに備えます!


ウユニ塩湖とはまた違ったボリビアの秘境の絶景。
明日はどんな景色に出会えるのかな?

 

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