年越しの準備
同世代のミソジ半ばガールズが集う、カリブ海に浮かぶ島国キューバの旅。
首都ハバナの次に目指すのは、
世界遺産の古都、トリニダー。
★
★
お昼過ぎ。
シオマラさんの家で予約していた乗り合いタクシーに乗って、ハバナから東へ約4時間。
トリニダーの街に入り、タクシーを降りた先は、日本人に大人気のカサ「レオとヤミの家」
こちらもメキシコにいる間にチェックしていたお目当ての宿でした。
建物の中へ入ると、陽気な夫婦、レオさんとヤミさんが温かくお出迎えしてくれました。
ちょうどタクシーをシェアしたkaorin、harunaちゃん、私の三人組と、シオマラに宿泊していたsho君。
4人分のベッドをなんとか確保してもらえて一安心。
この時期は年末という事もあってどの宿も大盛況のようです。
私たちの後にレオヤミの家に到着したグループは、もうフルになってしまったので別の宿を探しに行きました。
私たちはギリギリラッキーなタイミングで滑り込めたのです。
セーフッ!
こちら、旦那様のレオさん。
奥様のヤミさん。
とても明るくて気さくな二人!
ホスピタリティ精神に溢れていて、彼らの作るご飯が本当に美味しくて、こりゃー口コミで評判が広がるのも納得だわ。
なんてったって、現在宿泊客の9割が日本人!
もはやトリニダーの日本人宿と言っても過言ではないでしょう。
ハバナのシオマラの家もそうだったけれど、日本人が多く集まる宿に宿泊したのは久しぶり!
中南米は日本人宿が多く、あちこちに点在しているのですが、最近はほぼ使わなくなってしまったからなぁ。
インターネットが普及していないキューバでは、日本人が集まる宿に設置してある旅の情報ノートが頼り。
先人の旅人さんたちが書き込んでくれたたくさんの情報が、後にキューバを訪れる人たちの旅を、大いに助けてくれるのです。
ところで、興味深い事に、
私たちがレオヤミの家に宿泊していた間、sho君以外は全て女性で、
しかも、これもたまたまなんだけど、彼女らはみんな日本からやってきた短期旅行の一人旅!
年末年始の連休を利用してキューバに来ているのです。
kaorinもだし、この後合流するhiromiちゃんもそう。
ここ最近、キューバが旅行先として大人気な事を改めて思い知らされました。
★
★
★
★
さて、
トリニダーに滞在する二日間、私たちにはやるべき事がありました。
年越しをキューバのリゾート地バラデロで過ごす計画を立てていて、
せっかくだからいいホテルに泊まりたいね、と話していたのです。
でも、年末年始はさすがに予約を入れておかないとまずいよね~?という事で、
大半の時間を旅行会社巡りに費やしていたのでした。
トリニダーのトラベルオフィスを一件一件回ってホテル探しに奔走。
なかなかの大苦戦!
やはり日程がギリギリ過ぎて、どこも予約が埋まっています。
どのオフィスに入っても、「これから探すの!?年末のバラデロはもうどこもいっぱいよ」とスタッフに呆れられる始末。
それでも希望を捨てずにホテルリストを見せてもらい、
いくつかピックアップをして、根気よく電話をかけてもらいました。
けれども、
フル。
フル。
フル。
ああ、だめだ。
どこもいっぱい。
はじめは一泊100CUC以下のホテルに当たりを付けて攻めていったのですが、お手頃価格帯ほぼ満室。
徐々に設定料金を上げながら電話をかけていくと、2件ほど空室のあるホテルを見つけました。
ん〜、なかなかの高額です。
ただでさえ年末年始特別価格で通常料金にかなり上乗せされているのに!
でも、気持ちはもうすっかり年越しバラデロ。
そこは譲れない。
だとしたら、金額を妥協するしかないか。
二日間かけてホテルを探していくうちに、私たちの金銭感覚は徐々に麻痺していき、お財布の紐が次第にゆるんで、
3人の心はひとつに!
12月30日と31日、
せっかくだから気分を変えて違うホテルに泊まる事にして、
四つ星と五つ星ホテル、2泊で合計30000円越え!
ひーーーーー!!!
ここにいないhiromiちゃんの分まで4人分、たっぷり現金を用意してキャッシュでポンとお支払い!
直前も直前になってしまったのですが、なんとか無事に予約が確定致しました!
いや、2泊で30000円って日本の感覚で考えるとそんなに大した事じゃないように思えるけど、
海外の、特に長旅の30000円ってかなり大きいんですよ!?
でもね、全く躊躇はありませんでした。
キューバに集結したガールズ4人の、リゾート地で過ごす特別な年越し。
ケチケチしていたらもったいないですから!
ホテルが決まってしまえば、あとはめいっぱい食べて飲んで、最高の年越しを過ごすのみ♪
購入しておいたwifiカードで、トリニダーのwifi公園からhiromiちゃんに宿泊先の連絡も入れたし。
これで、バラデロのホテルに直行してもらって現地で集合できるはず!
★
★
このように、
ホテル探しにかなりの時間を割いてしまったトリニダーですが、
街を歩いたり、ちょっぴり遠出をしたり、
美味しいものを食べて、音楽を聞いて、
合間合間にちゃーんとトリニダーを満喫していたのですよ?
★
★
世界遺産の街トリニダーは、スペイン統治時代に砂糖取引と奴隷売買で栄えていた場所。
19世紀中頃の奴隷制度廃止以降、コロニアルな街並を残して静かに衰退していったトリニダーですが、
街の保存状態が良く、街全体が博物館と言われるほどの美しさで、今では多くの観光客を引き付けています。
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
ハバナとはまたグッと雰囲気の違う、こじんまりとした可愛らしい街。
時計の針がゆっくりと進んでいるような穏やかさを感じます。
バラデロのホテルも決まったし、リゾート用に一枚欲しいなと思っていたところで出会った色鮮やかなワンピース!
(ハバナではいくら探しても気に入ったのが見つけられなかったのに〜★)
「これとこれ、どっちの色がいいかな?」
体に合わせてみると、
「ucaはこっちが似合うよ!」
とharunaちゃん。
「じゃ、こっちにする♪」
と即決する私。
(カップルの会話!?w)
はたして私はどの色のワンピースを選んだでしょうか?
お楽しみに??
★
★
★
★
バラデロのホテル探しに疲れ果ててしまったトリニダー初日の夕方。
丘の上から見下ろす街並が素晴らしいと聞いて、登ってみる事にしました。
中心地から高台へ上がっていくと、
古びれた石造りの教会に突き当たり、
ここから丘の入り口へ続く未舗装の土の道沿いには民家が連なり、
どこか昔懐かしさを感じさせる田舎の風景が続きます。
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
赤ちゃんをあやすママ、裸足で駆け回って元気に遊ぶ子どもたち、働き盛りのおじさん、
井戸端会議に興じるおばあさん、自由気ままな野良犬・・・
美しい古都の街並も素敵だけど、
丘の麓の集落には、決して豊かではないであろう地元の人たちの日常があって、
温かい空気、そこに住む人々の気取りのない瞳、優しい笑顔に触れて、
素朴な田舎の風景にほっこり癒されました。
★
★
いよいよ上り坂のあぜ道に入り、あとは丘のてっぺんを目指すだけ。
もうだいぶ日が傾いてきて、
ちょっぴり焦りながら、小走りで山道を駆け上がり、
だいぶ高いところまでやってきて、
後ろを振り返ると、
雲から覗いた夕日。
ちょうどショウタイムの始まり!
線香花火の先っちょみたいな、今にもポトリと落ちそうなまあるい太陽が空を染めて、
★
★
目に見える速度で海に沈んでいくのでした。
<検索キーワード>
トリニダー,キューバの世界遺産,バラデロ,ホテル,予約,おすすめカサ,レオとヤミの家,ハバナ,行き方,ミラドールの丘,サンセット,夕焼け,世界一周
結構マメに更新してます!リアルタイムはInstagramでチェック!Follow Me♪
Instagram @uca0319要チェック!
▼世界一周バナーポチッで、ランキングUP応援よろしくお願いしますm(_ _)m▼
にほんブログ村 世界一周ランキングに参加しています。
1日1回のCLICKが順位に反映される仕組みです。
応援よろしくお願いします!
クリックしてから表示が切り替わって、はじめてワンカウントとなるそうです!
ちょっぴり時間がかかるFBのイイネ気分で、クリックしていただけると嬉しいです♪