June 20, 2015  Categoyr: └ NAMIBIA ( ナミビア )

紅い砂漠

ナミブ砂漠

エトシャのサファリ、スワコップムントのフラミンゴ、人食い花、そしてスカイダイビング。
充実のナミビアドライブもいよいよ終盤です!
オオトリを飾るのは、やはりアレ・・・!


 
 

朝早くに宿をチェックアウト。
町のNWRに立ち寄って、まずは本日泊まるキャンプサイトの予約。
それからちょっぴり買い物して、スワコップムントを出発します。

 

今日はロングドライブの一日になりそう。
大半が未舗装道路、さらに目的地にはゲートクローズのタイムリミットがあるために、
時間配分が重要となってきます。
けれども運転は慎重に、安全には十分気をつけて・・・。

 

ナミビア ドライブ

町を出てしばらくは舗装されたアスファルトの道。

 

ナミビア ドライブ

今日も雲ひとつないパーフェクトなお天気!
どこまでも続くブルーに癒されながら海沿いを走ります。

 

やがてアスファルトゾーンは終わり、砂利だらけの未舗装道路へ。

スピードをグッと落としてハンドルを握りしめて、
ここからはさらに集中力を高めます。

ナミビアでは、未舗装道路でスリップして横転したり、
事故をしてしまったという旅人の話が後を絶たないのです。

休憩をちょこちょこと挟みつつ、焦らずマイペースを保ちながらのドライブ。
予定より時間が押してしまいギリギリの到着になりました。

 

ついに本日の目的地。

 

そう、

ナミビアイチの超ハイライト、

 
 
 

ナミブ砂漠!!!

 

今夜宿泊するセスリムキャンプサイトにチェックインして、
暗くなる前にさっさとテントを張っちゃいます。

それから、慌てて車に乗り込んで出発。
キャンプサイトがクローズするまでの限られた時間で、早速夕焼け砂漠ハント開始です!!

 

とりあえず、砂漠の真ん中に伸びる車道を走行。
ソススフレイ、デッドフレイに続く最奥部までは片道約1時間。

車を走らせる間にも刻々と日は傾くので、
早くいいポイントを見つけたくて気持ちが焦ってしまいます。

 

ナミブ砂漠

車の窓から流れる砂丘の景色。
ナミブ砂漠は、アプリコット色と言われる赤味を帯びた砂の色が特徴的。

 

モロッコのサハラ以来。
砂漠フェチの私としてはテンションが上がっちゃいます★

サハラ砂漠ラクダツアーの記事をチェック

この旅一番の夕焼け!サハラお散歩の記事をチェック

 
 

ナミブ砂漠

夕焼けに染まるナミブ砂漠。

 

さらにさらに奥を目指して走っていると・・・、

 

ナミブ砂漠

どこからともなくオリックスの群れが現れました。

「止めて止めて!!!」

ナミブ砂漠とオリックス。
これって、オンリーワンな組み合わせじゃない!?
誰も撮ったことのない(?)いい写真が撮れそう(≧∇≦)

移動をやめて、残りの時間はこのオリックスたちをひたすら追いかける事に。

 

ナミブ砂漠

 
 

ナミブ砂漠

 
 

ナミブ砂漠

アプリコットカラーの砂漠を背景に、夕日に照らされた野生のオリックス。
帰る時間を気にしながらの夕焼けハントは若干慌ただしかったものの、
興奮しながら写真をたっぷり収めてナミブ砂漠の一日目は終了。

 

ナミブ砂漠

セスリムキャンプのゲートクローズに間に合うよう撮影を切り上げて、帰路へ。

 

ナミブ砂漠

まん丸の白い月が帰り道を照らしてくれました。

 
 
 

翌朝は早起きして、もちろん朝焼けハントへ!

キャンプサイトゲートオープンと同時に車を出して、
本日目指すのはデッドフレイ!!

昨日と同じ道をグングン突き進み、

 

ナミブ砂漠

突き当たりの停車場でNWRの四駆に乗り換えます。

そこから更に最奥部を目指し、四駆を降りてから徒歩で砂漠に入ります。

 

ナミブ砂漠

昨晩昇ってきた月が一晩中ナミブ砂漠を照らし、今はちょうど砂丘の向こう側に沈もうとしているところでした。

 

ナミブ砂漠

砂漠の月って、絵になる。

 

ナミブ砂漠

砂に足を取られながら、高くそびえる砂丘のてっぺんを目指して歩きます。

朝からなかなか疲れる〜!!!

けれども、

 

ナミブ砂漠

しんどい甲斐あって、なんとか日の出に間に合ました!

 

ナミブ砂漠

 
 

ナミブ砂漠

高い位置から見渡すナミブ砂漠。
燃えるように赤く色付いて、
大感動したサハラ砂漠とはまた雰囲気が違い、こちらも雄大で美しい。

 

ナミブ砂漠

ナミブ砂漠のデッドフレイと言えば、
砂丘に囲まれた盆地に広がる、白く乾いた大地と流木のような木々。

 

ナミブ砂漠

photo by tom

 

ナミブ砂漠

photo by tom

 
 

ナミブ砂漠 デッドフレイ

砂漠の中にぽっかり空いた異空間。

 

ナミブ砂漠 デッドフレイ

なんとも不思議な世界が目の前に広がっています。

一日中ここにいて、アーティスティックな写真を撮りまくりたい!(焼けそうだけど)
しっかり日が昇りきった時の、窪地に光が差し込んだデッドフレイも見てみたかったな。

 

可能ならばセスリムにもう一泊して、ナミブ砂漠をしっかり満喫したかったけれど、

 

本日夕方5時までにウィントフックに戻って、この車を返却しなければならない!

 

ナミビアレンタカーの旅、実はリミットが迫っていたのです。
一週間はあっという間だった・・・!

夕方ウィントフックに辿り着くためには、
時間を逆算して、

もうここを出発しないと間に合わない!!!

 

朝焼けハントのナミブ砂漠滞在時間、たった1時間。
不完全燃焼でかなり後ろ髪を引かれるのですが、泣く泣く切り上げて帰ります。

来た時と同じようにNWRのお迎え四駆で停車場まで戻り、
自分たちの車に乗り換えてセスリムキャンプサイトへ。

テントを片付け、帰り支度を整えて

 

ナミブ砂漠

紅い砂漠にさよなら。

 

ナミビアラストドライブ。
首都ウィントフックへ向かいます!

 

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